ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

リサイクル

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2日ぶりに倅は登校した。

クラスメート達とマイクラの話で盛り上がったらしい。

楽しそうで何より。

 

倅は注意欠陥多動性障害と自閉症スペクトラムを持っている。

これらが持つ特性は、落ち着きがない、過集中、社会性に乏しい等とあり、それ故に問題になる事も多い。

しかし人と変わった独創性はあるようだ。

 

現在、学校の『生活』の時間で、分別ゴミやリサイクルについて勉強をしている。

自分なりのリサイクルは何があるか、との質問に、倅は

『僕は使用済みペットボトルで、人形を作ります』

と書いていた。

 

思わず、笑ってしまった。

普通はその発想はないよねと思ったが、個人的にはとても良かったので、そのままの状態にしておいた。

もう一箇所、書く欄があったので、『外出時はゴミを持ち帰る』も良いんじゃないのと話したら、それを書いていた。

 

そうか、確かに。

私が古着から布マスクを作るのも、リサイクルだよね。

でもボトル人形はスペースを取るから、もう作らないでね。

 

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優しい友達。

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昨晩、倅と娘はまたしても喧嘩したらしい。やれやれ

病気になっても喧嘩は健在なのかと呆れた方が良いのか、それとも、喧嘩できるほど回復したと喜ぶべきなのか。

 

それはともかく。

 

娘の病気は随分良くなってきた。

倅の咳も落ち着いている。

倅は今日は学校に行けれるかな。

 

昨日、娘の友達からTeamsのチャットに連絡が入った。

『娘ちゃん、どうしたの!?病気なの??貴女がいないと寂しいよ〜(ToT)』

それから

『今日の宿題、写メして貼り付けておくね!』

とあった。そして

『いつ学校に来れそう?』

と聞いてきていた。娘は

『多分水曜日まで休まないといけないと思う』

と送っていた。

※※私のスマホにも子供達のアカウントでTeamsが入っていて、チャットが見れるようになっている。サイバーモッピングで命を絶つ子供がいる世の中、小学校、中学校の内は、親がある程度コントロールした方が良いのではないかとも考える。

 

ものもらいで、眼科に行った時の待ち時間に窓の外を眺めていて気が付いたのは、ドイツって普通の庭にもバンバン木を植えていて、屋根より高い木が幾つもあった。

そういえば日本では、一般家庭の庭に背の高い木があるというのは余りないような・・・?

少なくとも私の実家の街では見かけない。公園やお寺や神社や街道なんかには木はあるのだけれど。

 

そういうのもあってか、子供達は木登りが好きである。

登れそうな木があると、男女関係なく必ずよじ登っている。

ギムナジウムにある木の1つも例外なく、よじ登るのに丁度良いのか、子供が登っているのをよく見かける。

ある日、娘が友達と木に登っていた時に、木登りが苦手な子を教える為に、登っていた友達が降りて実演を交えて一生懸命に教えたらしい。

木登りが苦手な子がやっと登れた時には手が痛くなって登れなくなっていて、その為、彼女達の喧嘩が始まってしまったらしいが、こういう話も面白い。

 

娘の容態。

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どうやら娘は肺炎になりかけていたらしい。

2種類の吸入スプレーを処方され、それで随分落ち着いてきた。

食欲も出てきたようで安心した。

倅は咳のみではあるが、このご時世なので、落ち着くまでは休ませている。

倅の学校に宿題を持っていき、その日の宿題をもらって帰ってきた。

もう宿題を済ませ、先週タブレットに入れてもらったマイクラで、2人で遊んでいる。

 

娘のコロナテストは今日の昼には分かるようだった。

ネットで確認してみたところ、陰性だったので、ホッとした。

 

最近、別件で忙しくなってしまっていた。

特に苦手なIT関係で上手くいかない自分に腹ただしい。

説明書を見たり、検索して対応をしてみるものの、どうしてもうまくいかなくて、娘に話すと、ささっとやってくれた。お礼を言うと

「私はフランス語が苦手で怠け者だけど、こういう事はできるんだよ」

と澄まして答えていた。

本当だね〜

どうもありがとう!

 

それは夫にしても同様で、今回の件で沢山助けてもらった。自分1人では路頭に迷っていただろうと思うと、感謝感謝である。

 

ところで昨夜はルーマニアのブカレストでUEFA EM2020のスイスーフランス戦があった。

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3−3でPK戦までもつれこみ、最後にスイスが勝った。

サッカー強国のフランスがまさかの敗退で驚いたが、スイスが勝ったのは素直に嬉しい。

選手やサポーターの溢れんばかりの笑顔を見るにつけ、スポーツはこうでなくっちゃと思った。

 

写真は夫が撮った3羽のコウノトリ。

夫の職場付近には、コウノトリが巣を作っている家がある。

同じ大きさの雛鳥の兄弟?が、親鳥を待っているのかな。

 

 

絶不調。

案の定、娘は絶不調になってしまった。

朝起きると、背中が痛い、気持ちが悪い、頭が痛いと言っていた。

痰が絡む咳をしているので、吸入をしてあげる。

 

昨日の夕方に、夫が友達の家に体操袋を届けてくれて良かったな。

帰宅したら、Teamsのチャットにて感謝のメッセージが入っていた。

 

今日の昼食は娘の大好物のスパゲッテイだったが、殆ど手をつけず、大好きな苺のデザートも食べれなかった。

そのままベッドに戻って爆睡していた。

 

倅の方は、プールに行きたいと騒いでいたが、咳をしているので大事を取って、今日は行かないよと話した。夫は仕事を持ち帰っていて、部屋に篭ってひたすら作業にあたっている。

 

こういう時、元々の体の強さに差が出てくるな。

娘は36週で生まれたので、一度病気になると、悪化し長引く事が多い。

倅の時も切迫早産はあったものの、39週までお腹にいたので、病気になっても回復が早いのだ。

 

疲れが出たのか、私もソファで昼寝をしてしまった。

明日は娘を小児科に連れて行こう。

先週の肺のコントロールで褒めてもらえたばかりだったのにな。。。

ものもらいと口内炎が落ち着いたのは良かったとするべきか。

 

娘の体調も今は少し回復してきたようだ。

倅がマイクラをしているのを横で見ている。

 

今晩はお粥をしてあげよう。

日本ではこういう時はお粥だが、夫はホットプデイングを病気になると良く食べさせられたらしい。

なので、子供達が小さかった頃は、ホットプデイングを作ってやれと良く言われた。

ドイツでは体調が悪い時は、Zwiebackというラスクの一種を勧められる。

素朴な味で日持ちもするから保存食にもなる。

これにバターやジャムをつけて食べても良し、紅茶に浸して柔らかくして食べても良し。

 

うちの娘は芋の入ったお粥を少しだけ食べた。

日本人だな〜

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出典:wikipedia

 

 

 

娘の話。

今日で補習校のオンライン授業は一旦終了となる。

来週末からは、いよいよミュンヘンへ赴くわけだ。

子供達は、約1年ぶりとなる、しかも昨年度はたった1回しか開かなかった補習校なので、少々緊張しているようだ。

私も早起きして、日本風の弁当が作れるかなと、ちょっとナーバスになっている。

 

昨日は大雨が降る中、倅も娘も道場に行った。

倅の方は乗り継ぎのバスが来ず、結局諦めてトンボ帰りした。

娘は学童に友達が体操服を忘れたのに気付き、家まで届けてあげようとしたらしい。

しかし番地は分かっても友達の苗字を知らなかったのもあり(この辺がドイツらしい。大抵は名前で呼ぶから、苗字が分からない子もいるんだよな)、結局断念して持って帰って来たのだそうだ。

結局、家まで徒歩で45分間もかかってしまった。

そして休む間もなく、すぐに道場に行かねばならず。。

翌日の今日は、2人とも痰がからむ咳をしていた。

倅は明日はプールに行くんだと張り切っているが、、、。

 

娘の小児喘息が復活しやしないか心配だ。

吸入をしてあげたが、コロナのご時世、少しの風邪でも登校させない方が良いだろう。

明日1日様子を見るしかない。

最近の娘は不調だな。。。

この夏風邪もあるが、木曜日にはものもらいができて、眼科に行ってるし。

今日は口内炎まで出来ていた。

疲れが出ているのかな。

 

ギムナジウムの夏期講習は、夏休み後半の2週間で行うらしい。

午前中に行くようになる。

友達も行くそうなので、娘もホッとしているようだった。

 

その友達はトルコ人である。

移民3世か4世くらいだと思う。娘と小学校時代からの仲良しで、一緒に学童にも行っている。

ある時、学童で2人でフランス語の勉強をしていて、教科書に禿で眼鏡をかけている先生の絵があり、それを2人で「ユリアン先生」と名付けたらしい。他意はなく、絵を見た瞬間、ユリアン先生でしかないと思ったそうだ。

それで盛り上がっていたら、名前の知らない先輩がやって来て、話しかけてきた。

「どうして、その禿げたおっさん先生がユリアンなんだ?」

と聞いてきたそうで、

「意味ないでーす」

と答えたらしい。その後、2人の名前を聞かれた。

実は娘の名前はかなり珍しい。

トルコ人の友達の名前も、一般的な名前ではない。

それで先輩はかなり困惑していたそうだ。

 

後になって、この先輩の名前が「ユリアン」(仮名)だと分かった時に、だから彼は耳をダンボにして、女子2人の会話に聞き耳を立てていたのかと、ようやく理解できた。

先輩の悪口を言っていたわけではなく、偶然が重なっただけなのだと。

先輩もさぞや胸を撫で下ろしたであろう。

 

◆◆おまけ◆◆

今日、夫が買ってきたハム

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4種類の味が一度に楽しめます。

 

 

 

 

一気読みした漫画

今週のお題「一気読みした漫画」

 

私の腐女子歴というのは、結構長い。

中1の時、コミケに行きヤオイ(ヤマなしオチなし意味なし な作品の事)という言葉を知り、当時同人誌界で人気を博していた『キャプテン翼』のヤオイ本を手にしたのがキッカケだ。

その後、当時刊行していた美少年愛をモチーフにした小説雑誌『ジュネ』を妹と2人で協力して購読し、あちら系の文庫本なんかも読み漁り、カセットジュネを買って拝聴していた。

下手糞ながら、自分でも小説を書いてみたりした。

いやはや、懐かしい。

 

さてジュネといえば、栗本薫、竹宮惠子と萩尾望都だった。

小説といえば、栗本薫。

そして漫画といえば、自分の中では竹宮惠子の『風と木の歌』、萩尾望都の『トーマの心臓』が金字塔だった。

私と妹は、ジュネでこれらの名作を知ったが、事情あって、当時は購入する所までは至らなかった。

 

中学3年の受験勉強真っ只中、当時仲が良かったクラスメートの女子の1人が『風と木の歌』の全巻を持っていると知り、貸してもらえるか尋ねてみた。

答えは「YES」

但し条件付きである。

「一晩で読むなら貸してあげる」

何故ならば、『風と木の歌』は彼女にとっては聖域であり宝物だからだった。

 

その気持ちは痛いほど分かる。

 

それで勿論、一気読みしましたとも。

 

『風と木の歌』は全17巻ある。

それを受験期の糞忙しい時に勉強そっちのけで読んだ。

 

空が白ずんで来た時は、私の頭の中は、英単語の代わりにジルベールとセルジュでいっぱいになっていた。耽美な絵とドラマチックな展開で、自分でも収拾がつかないくらい、2人の恋の逃避行に酔いしれた。

暫くは風木がマイブームになっていたのは言うまでもない。

それくらい、とてつもない影響力を持っていた。

 

数年後、妹が古本屋で『風と木の歌』の全巻を購入して、私が結婚をして家を出るまではいつでも読めれるようになったが、一気読みの時に得た衝撃と感動は今でも忘れられない。

人生には、こんな事をしている場合じゃないと頭では分かっていても、絶対に今やらないといけないんだという理屈じゃないものがあるのだと、その時に初めて知った。

あの時は、どうしても『風と木の歌』を読まないといけなかった。

別に貸してくれた友達がそんな条件を出さなくても、きっと一気読みをしていただろう。

 

 

 

 

因みに萩尾望都の『トーマの心臓』は私の聖域となっている。

こちらは一気に駆け抜けるような読み方ではなく、じっくりゆっくり考察をしながら、今でも時々手に取って読んでいる。 

 

 

UEFA EM2020

UEFA  EM2020が開幕となり、昨夜はミュンヘンでドイツーハンガリー戦が行われた。

 

www.zdf.de

 

このタイミングでロックダウンも解除され、動員数も普段よりも少なめではあるものの、白熱した試合を応援するサポーターの皆さんの熱い姿をテレビ画面でも見てとれた。

 

今回、ドイツはフランスに負け、ポルトガルに勝ち、ハンガリーと引き分けになった。

テレビをつけた時はハンガリーが1点を入れ勝っていた。

そのまま逃げ切るかと思いきや、ドイツが追い上げ、更にその直後にハンガリーがまた1点を入れた。

終盤にまたドイツが入れ、引き分けとなった。

 

引き分けた事で、ドイツが次に駒を進める事が確定し、ハンガリーはここで敗退となった。

サポーター達が選手に向かってハンガリー国歌を歌って彼等の健闘を労っていたのが印象的だった。

選手達は手を心臓にあて、それをじっと聴き、無念を噛み締めているようだった。

本当に悔しかったのだろう、泣いている選手もいた。

 

ハンガリーの苗字はドイツ語っぽい。

きっとオーストリア・ハンガリーの時代からの人達の子孫なんだろうと夫が言っていた。

 

夫はハンガリーが先制点を取った時から,ハンガリーを応援していた。

別に愛国心がないわけではない。

というか、夫の故郷は旧東ドイツであり、今のドイツ連邦共和国ではないのだ。

なので、今でも夫は、この街では自分は『外国人』だと思っているようだ。

私達が結婚して、バイエルン州に行く事が決まった時に1番に学んだのは、バイエルン方言だった。車内でバイエルンの挨拶を2人で言い合ったのを覚えている。

それでか、彼のドイツに対する見方は少し違うように思う。

 

さて話は戻るが、勝つのが当然と思っているような節があるドイツに比べ,ハンガリーの選手達の諦めない姿勢に胸を打つものがあった。

大雨が降る中、両チームともよく戦ったなと思う。

 

全然関係ないけど、トーマス・ミュラー選手は相変わらず私好みのイケメンだわな。

最近は余り活躍できてないようだけど、、、

 

ミュラーが若手選手として活躍していた時代には、バステイアン・シュバインシュタイガーやルーカス・ポドルスキが絶大な人気を誇っており、まだ小さかった娘はシュバインシュタイガーが大好きだった。

苗字が面白いからだと本人は言っていたが、現在、シュバインシュタイガーはコメンテーターになっていて、試合後に感想を述べていた。

それで娘も一緒に見たら、見事に白髪になっていて、なんとなくショックを受けているようだった。

 

いや、私も。。。あ、でも良い方に、だけど。

 

ただ、彼の場合は選手の時より、今の方が随分渋くて格好良いと思う。

ミヒャエル・バラックやオリバー・カーンなんかは、選手として試合に臨んでいる時なんか神がかって見えたけど、シュバインシュタイガーはスーツもバッチリ着こなしているし、吉川晃司ばりに白髪が似合っていた。

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Bastian Schweinsteiger

出典:tz.de

 

ともあれ、当分はサッカーでドイツは盛り上がりそうだ。

またロックダウンにならないように、コロナ対策をしっかり取りながら過ごしていかねば。

 

 

 

 

それぞれ思う所があるよね。

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気がついたら6月の後半ではないか!

ロックダウン緩和から一気に日常に戻ってきているようで、その加速についていけてない自分もいる。

相変わらず、建物の中、公共の乗り物の中ではマスク着用ではあるものの、それでも緩和が嬉しいようで、昨日は友達の家まで徒歩1時間かけて行ってきた。

お陰で昨日から腰の辺りが筋肉痛で、今でも痛い。

 

さて、オンライン授業を小学校でもやっていたドイツだが、その成果は夏休みと大して変わらないという結果になったとニュースで言っていたと友達が教えてくれた。

あれだけ親も子供も学校も神経を使ってやっていたのに。一体何だったんでしょうかね。

オンライン授業なんて、所詮は緊急対応処置でしかない。

本当にやる気がある人はどんな状況下でも学力はつくだろうが、大多数の人達は流されてしまって、結局は成果が出ないのだろう。

それは自分の子供を見ても分かる。

それもあってか、娘の通うギムナジウムでは本来この時期に行われるテストを年度始め、つまり9月になってから実施する予定だとか。

小学校は抜き打ちテストを実施してはいるが。

学校によるのだろう。

 

先生や学校との関わり合いは、個々によって違う。

学校が大好きな子供もいれば、毎回行きたくないと文句を言いながら登校する子供もいる。

年度末は、転校する子供もいれば、新しい仲間になる子供もいる。

ここぞとばかりに嫌いな先生に喧嘩を売る生徒もいるようだ。

そういえば、15年程前に、アビトウア(卒業資格)をもらえなかったからという理由で、卒業後に学校にやって来て立て篭もり、教師を猟銃で殺害した青年がいた。

在学中も一匹狼で、何を考えているか分からない所があったという話だった。

こういう子供をクワイエットキッド(Quiet kid)というらしい。

それを考えると、今こうやって教師の目の前で怒りをぶちまける子供は、まだマシなんだろうか。

先生からすると問題児と映るのだろうけど、、、

 

欧米系の青春ドラマや映画では、時々「悪い教師」に恥をかかせるべく、やり込めるシーンがある。

こんなの本当にあるんだろうか、と思っていたが、子供達の話を聞くと、映画やドラマであっても、結構真実に近いのもあるのかもしれない。

 

 

道場にて。

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いよいよ小学校では授業中はマスク免除となった。

子供達もやっと息がつけるだろう。

あともう少ししたら高学年もそうなるだろうか。

 

倅が通う日本の武術の道場では、夏休みに入る直前に合宿をするとの事。

土曜日〜日曜日となり、日曜日には親に自分達が習った成果を見てもらうようになるそうだ。

日本語補習校があるので、土曜日は泊まらずに日曜日に直接道場に行くようにできたらと思っている。

本当は皆と同じように宿泊させてあげたいのだけれど。

まだ何も知らせが来ていないので、金曜日に先生と話をする予定だ。

 

小児科にて

娘の喘息は落ち着いているようだ。今度は10月頃に予約を取れば良いと言ってもらえた。

 

最近考える事が多い。

大好きだった祖父が夢に出てきた。

どんな夢かは忘れてしまったが、そういえば、6月は祖父の誕生日があったよなと仏前に手を合わせた。

 

 

道場付近

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蜂が蜜を吸っている。

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自治体のイベント

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昨夜、雷雨があったので、少し涼しくなってきた。

ギムナジウムからの連絡で、どうやら週2回学校で実施しているコロナテストは6月いっぱいでお終いとなるらしい。

それはそれでありがたい。

 

買い物に出かけると、自治体が毎年行なっている壁に作品を展示していた。

 

娘も以前、参加した事がある。

小学校の時に通っていた学童で参加し、1枚の絵を4人の子供で仕上げていた。

賞をもらうわけではないが、こうやって一定期間、一眼のつく場所に飾ってもらえるのだ。

その後、返却されるようで、今でも学童に飾られている。

 

倅もそのまま通えていれば、ひょっとしたら、そういうチャンスがあったかもしれない。

まあ、縁がなかったということで。

 

こちら、4年前に娘達が描いた絵です。

当時、飾ってあるんだよと教えてもらい、嬉しくなって写真を撮りました。

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Minecraft

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『マイクラ』の愛称で親しまれているマインクラフト。

娘がギムナジウム入学した当初に、こちらでも流行った。今でも根強いファンがいて、子供達は実況動画をよく見ている。

所持しているクラスメートもいて、当然、娘も欲しがった。

それで条件をつけた。

 

もし、娘が当時苦手だった英語で1回でも1(ドイツでは最高の成績となる)を取ったら、買ってあげる。

 

俄然、娘は張り切って勉強をした。

が、現実はなかなか上手くいかない。

その内、もう絶対無理かもと弱気になっていった。

 

しかしここで転機が訪れる。

コロナでロックダウンになり、娘は自分のタブレットでYoutubeを見出した。彼女が興味がある動画は大抵英語で話しているのもあり、そして弟にも分かるように翻訳するようになり、いつの間にか、英語が得意になっていった。

 

今年の4月に成績表が送られてきて、いつ取ったのかは分からなかったが(本人も。やれやれ)、英語の試験で1を取っていた。

 

その後、紆余曲折あり、遂に日本の父の日だった日曜日に、念願のマインクラフトを自身のタブレットに入れた。

 

夫は、初めはテレビにマインクラフトを入れて、大画面でやらせたかったらしい。

しかし考えを変え、娘と倅のそれぞれのタブレットに入れるようにした。

手始めに娘のタブレットに入れてみた。

倅のタブレットには来週末に入れるようになる。

こちらは娘のような確固とした条件はないものの、自分のタブレットに入れる事で喧嘩にならずに済むと考えた。

倅の場合は、タブレットの使用時間があるので、時間調整を上手くしないといけなくなるだろう。

 

◆◆おまけ◆◆

娘の友達に贈る為に描いたサシャ

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ミカイルラジオ

オススメに出てきたので見てみたら、かなり良かった芸人のミカイルさんがやっているYoutube動画ミカイルラジオ。

なかなか面白いです。

 

うちの子供達と同じようにハーフ(イギリス人と日本人のハーフ)の方なんですね。

そういう親近感もあるのかもしれません。

イギリス生まれ、日本育ちで、途中から大変な家庭環境になり、かなり逞しく育ったみたいで、その話もよくされています。

 

お兄さんと弟さんもユーチューバーで活躍しているようです。

2人はそれぞれPDRさん、PDS株式会社として動画を持っています。(名前の頭文字から、このネーミングにしたらしい)昔はこの2人ともコラボをしていましたが、今は弟さんと時々するくらいのようです。

 

兄弟の活躍ぶりからすると、ミカイルさんは登録者数も控え目ではあるものの、芸人さんらしい語り口調で興味深い時事ネタを毎回取り上げ、自分視点で思う事を語ってくれています。

編集カットなしで、よくまあ、ここまで淀みなく喋れるなと感心してしまう。

夜、なかなか寝付けない時にミカイルラジオを聞き流しているのだが、本当に話が上手くて、鋭いツッコミや自虐ネタもあり、こういうのが好きな人には良いかも。

 

 


www.youtube.com

 

言わんこっちゃない。

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夫と娘の性格は非常によく似ている。

それでだからか、思春期の娘は夫とよく衝突をする。いわゆる同族嫌悪というやつである。

 

娘のクラスメートにC君という男子がいて、彼はどうやら1歳年上らしい。(ドイツではよくあります。)

そしてどうやら学校も変えてきているようだ。(これも時々あります。)

娘曰く、女子に優しいみたいでモテるらしい。

ただ個性的なタイプで、一定数の大人や同性にウザがられるらしい。

苗字もなかなか個性的で(ドイツではたまに見かける。)、夫の娘に対するからかいの題材になっていた。

 

そんな2人の言い合いを横目に倅が一言。

「お姉ちゃんは、もうC君の事を好きじゃないよ」

 

いやいやいやいや、最初から好きじゃなかったってばっ!!

誤解を招くような発言は、話がややこしくなるから控えようねっ

 

夫は「もう」に反応して、一瞬固まっていた。

いい加減、からかうのを止めれば良いのに。

 

ところで、ロックダウン中にオンライン授業で娘は4人グループで『オリンピック』についての研究発表をした。

 

chiriyama-nikki.hatenadiary.com

 

 

それぞれ成績を言い渡され、娘はなんと1だった。

※※ドイツでは1が最高、6が最低です。

 

事前に練習を見させてもらい個人的には全然悪くなかったが、夫がまた煽るような事を言って、娘を激怒させていた。それでもちゃんと良い成績を取ったんだから、大したものだよ。

 

孫の名は。

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夫の知人の初孫の名前が「フリッツ」だなんて、かなり衝撃的だった。

フリッツなんて、最近はちっとも聞かなくなった。小話で有名な『吉四六さん』くらいの知名度がある。要するに、祖父母世代に流行った名前だ。

最近は古い名前を好んでつける人も多い。

うちの倅も3人の祖父の名前から付けられている。

だからからかわれてしまうかも、と娘は言っていたが、それよりも何よりも、私達にとっては『進撃の巨人』の初代壁の王フリッツ王だったり、始祖ユミルがいた時代の長フリッツ王を連想させる。

 

『進撃の巨人』はダークファンタジーではあるものの、登場人物の名前はリアル。

ライナー、アルミン、アニ、トーマス、サシャ、キヨミ様なんて知人にいるし、キャラクター達の苗字だって普通に存在する。ある人気キャラクターの苗字はうちのアパートの大家と同じだったりする。

 

因みに、フリッツという名前は、フリードリヒ(平和的な指導者という意)の愛称として知られている。

 

『進撃の巨人』のフリッツ王のフリッツは苗字である。

このように西洋では名前としても苗字としても使われる事がある。

 

夫の苗字は名前にも使われやすい。

ある時、夫はプロジェクト先の会社で親しくなった人がいて、偶然にも、この人も名前のような苗字だったそうで、2人で大笑いしたらしい。

そういえば、私達は日本で結婚式を行ったが、〇〇様の箇所に、苗字ではなく、夫の名前が記されていて苦笑してしまった。なので、親戚は暫くの間、私のドイツの苗字を勘違いしていた。

今でも時々、子供達は名前と苗字を間違われている。

 

ともあれ、

 

フリッツ君の健やかな成長とご家族のご多幸をお祈りします。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の場所があるって大事。

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真夏日の暑さだ。

今日は30度まで上がるとのこと。

週末から雨が降るそうなので、少しは涼しくなるだろうか。

 

教室内以外はマスク着用義務が緩和化されてきている。

補習授業をする学校もあるので、流石にこの暑さで1日中マスクというのは辛いだろうに。

 

ドイツ全体でロックダウンが緩和化されてきている今、毎週土曜日に通っていた日本語補習校も、やっと7月には開講となるようだ。バイエルン全土から通学するようになるので、衛生管理を徹底して行う方針で動くらしい。

トイレに関して少々気を揉んでいるが(昨年たった1回しか開校しなかったが、その日に限って何処もかしこもトイレが壊れていて困った)、やっぱり開くとなると嬉しいものだ。

また早起きして日本風な弁当を作らねばならないが、『学校に行って学ぶ』というスタンスがいかに重要か、そしてその貴重な時間を思えばこそ、モチベーションにもなり得る。

 

私の知り合いが活動しているサークルが家賃が払えなくなり、今月中に閉めるそうだ。

時々参加させてもらっていた場所なだけに、そして倅と仲の良い友達もいただけに、非常に悲しい。しかしコロナ禍で会費の回収が滞ってしまっては、どうにもならないという。

ロックダウンの長期化でリモートでの活動も増えてきていたが、自分にとっては、どうやら『物理的な場所』というのは重要らしい。


子供達はやっとクラス全員で授業ができるようになった。

疲れてはいるが、オンライン授業とは違った疲れのようで、少しずつ笑顔が出てきた。

今日は娘のクラスは集合写真を撮るようだ。

室内?それとも屋外で?

マスクあり?それとも無し?

娘が帰宅したら、また聞いてみよう。