UEFA EM2020が開幕となり、昨夜はミュンヘンでドイツーハンガリー戦が行われた。
このタイミングでロックダウンも解除され、動員数も普段よりも少なめではあるものの、白熱した試合を応援するサポーターの皆さんの熱い姿をテレビ画面でも見てとれた。
今回、ドイツはフランスに負け、ポルトガルに勝ち、ハンガリーと引き分けになった。
テレビをつけた時はハンガリーが1点を入れ勝っていた。
そのまま逃げ切るかと思いきや、ドイツが追い上げ、更にその直後にハンガリーがまた1点を入れた。
終盤にまたドイツが入れ、引き分けとなった。
引き分けた事で、ドイツが次に駒を進める事が確定し、ハンガリーはここで敗退となった。
サポーター達が選手に向かってハンガリー国歌を歌って彼等の健闘を労っていたのが印象的だった。
選手達は手を心臓にあて、それをじっと聴き、無念を噛み締めているようだった。
本当に悔しかったのだろう、泣いている選手もいた。
ハンガリーの苗字はドイツ語っぽい。
きっとオーストリア・ハンガリーの時代からの人達の子孫なんだろうと夫が言っていた。
夫はハンガリーが先制点を取った時から,ハンガリーを応援していた。
別に愛国心がないわけではない。
というか、夫の故郷は旧東ドイツであり、今のドイツ連邦共和国ではないのだ。
なので、今でも夫は、この街では自分は『外国人』だと思っているようだ。
私達が結婚して、バイエルン州に行く事が決まった時に1番に学んだのは、バイエルン方言だった。車内でバイエルンの挨拶を2人で言い合ったのを覚えている。
それでか、彼のドイツに対する見方は少し違うように思う。
さて話は戻るが、勝つのが当然と思っているような節があるドイツに比べ,ハンガリーの選手達の諦めない姿勢に胸を打つものがあった。
大雨が降る中、両チームともよく戦ったなと思う。
全然関係ないけど、トーマス・ミュラー選手は相変わらず私好みのイケメンだわな。
最近は余り活躍できてないようだけど、、、
ミュラーが若手選手として活躍していた時代には、バステイアン・シュバインシュタイガーやルーカス・ポドルスキが絶大な人気を誇っており、まだ小さかった娘はシュバインシュタイガーが大好きだった。
苗字が面白いからだと本人は言っていたが、現在、シュバインシュタイガーはコメンテーターになっていて、試合後に感想を述べていた。
それで娘も一緒に見たら、見事に白髪になっていて、なんとなくショックを受けているようだった。
いや、私も。。。あ、でも良い方に、だけど。
ただ、彼の場合は選手の時より、今の方が随分渋くて格好良いと思う。
ミヒャエル・バラックやオリバー・カーンなんかは、選手として試合に臨んでいる時なんか神がかって見えたけど、シュバインシュタイガーはスーツもバッチリ着こなしているし、吉川晃司ばりに白髪が似合っていた。
ともあれ、当分はサッカーでドイツは盛り上がりそうだ。
またロックダウンにならないように、コロナ対策をしっかり取りながら過ごしていかねば。