ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

あー、びっくりした。

昨日の話。

いつものように倅が学校から帰宅してきた。

金曜日は11時半頃には家に着いている。

 

2人で昼ご飯を食べた後、宿題と課題にとり掛かる。

午後3時過ぎにプールテスト バイエルンからメールがきた。

 

倅の通う小学校では週2回のコロナテストを教室内で実施している。

娘のギムナジウムでも教室内でコロナテストをする。(週3回)

ネガテイブの場合はそのまま教室にいて良し。個々に配布された陰性証明に、監督者である教師のサインが入る。

ポジテイブの場合は、家にとんぼ帰りとなる。

 

さて小学校では、学校で実施したコロナテストの検体をプールテスト バイエルンで検査をされ、その結果を翌日に親にメールで送ってくるのだ。

親は自分の子供の生年月日を入力すると、結果が見れるというもの。

 

いつものように倅の生年月日を入れると、結果がなんとポジテイブになっていた。

つまり陽性だ。

つまりコロナという事だ。

びっくりして、何度も生年月日を入力し直した。

結果は何度やっても同じ、ポジテイブだった。

 

それで夫とすぐにフェイスタイムをした。

その内に娘も帰宅してきた。

家に置いてあるセルフテスト用のキットで、家族が見守る中、倅はテストをやってみた。

結果はネガテイブ。

夫と娘は金曜日にそれぞれ会社や学校でテストを行い、ネガテイブだった。

取り敢えず、学校に電話を入れた方が良いだろう、とか、保健所に連絡するか、会社に話して、万が一の事を考えて、社用ノートパソコンを借りて、月曜日にセルフテストをしてポジテイブなら在宅勤務だとか、そんな話をした。

学校に電話をしたら、既に誰もいなかったので、月曜日に電話を入れ直すしかない。

 

折角、娘の英語のテストの結果が素晴らしかったのに、これで一気に気持ちが下がってしまった。

倅は全く無症状というか、元気そのものだし、本当は習い事も行かせる予定にしていたが、当然こんな状態だからネガテイブの娘も家にいる事になった。

 

夜9時半頃。

再び、プールテスト バイエルンからメールがきた。

それで再度倅の生年月日を入力して開いてみた。

すると今回はネガテイブとあった。

 

夫に電話。彼は帰宅途中だった。

夫は

「そうだろうね」

と言っていた。

 

プール方式は、例えば倅のクラスの数人分の検体を混ぜて一度に調べ、結果が陽性の時だけ1人ずつ改めて調べ直すというものだ。

感染者が少ない程、調べ直す機会が少なくて済むので、コスパがかからない。

しかし、1人でも陽性者が出た場合は、再検査をするようになるので、非効率ではある。恐らく、低学年は、1人でフラフラするわけではないから陽性者が出にくい。それでこのような方法を取っているのだろう。

 

倅が結局はネガテイブだったとはいえ、彼のクラス、もしくは学校から陽性者が出た事には変わりないわけで・・・。

来週月曜日からどうなるのだろうか。

一足先に子供のクラスから陽性者が出た知人からの情報によると、それ以来、子供達は毎日コロナテストを受けていたり、PCR検査を受けて陰性なら登校して良しにしていたりと、学校によって様々な対応がなされているようだ。そのクラスでは、既に一日中マスク着用にしているらしい。

子供なのでFFP2マスクではないが、それでもマスク文化ではないドイツで、それはきついと感じる人も多いのではないだろうか。

 

恐らく、日本でもドイツの現状を知る方もいらっしゃるだろう。

クリスマス市が今年も中止となった。

出勤している人や子供達は一日中マスク着用となる。

秋休み以降、これ等の規制が次々に発表され、圧力によって、今年中にワクチン接種をさせる方向に動いているのは一目瞭然だ。

過去最大の感染拡大とあるが、「ワクチン接種が進んでいる今、何故?」と疑問に感じる。

 

ニュースでは、緊急入院として運ばれてくる人の殆どは、ワクチン未接種者だと言っていた。

ワクチン接種者でも、元々体に疾患がある人が重症化して入院している。

健康体で、ワクチン接種者は重症化していない、入院するまでには至っていない、とも。

これ等をわざわざ公に告げる事で、ワクチン未接種者に接種を促しているように思える。

また、人間関係に至っても亀裂が入りつつある。

ドイツの政策が、益々悪い方向に行っているような気がしてならない。