ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

最近の倅ブーム

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最近、子供達はアニメ『ダンガンロンパ』にハマっている。

娘のドイツ人の友達が教えてくれたそうで、娘から

「お母さん、ダンガンロンパって知ってる?」

と聞いてきた。(因みに、ドイツ語でも同じ日本語のタイトルです。)数年前に観た事があり、子供達には見せない方が良い内容だったので控えていたが、まさかそう来るとは。

それでも娘はドラマやアニメを見なくなってしまったので、どうせ見ないだろうと思っていたら、このロックダウンで見始めて、今ではすっかりダンガンロンパファンになってしまった。

なんてこったい。

 

『ダンガンロンパ』は、スパイクチュンソフトという日本のゲーム会社が2010年に世に出したコンピューターゲームだが、10代のドイツの若者に人気がある。

アニメとしてはシリーズ1と3があり、どうやら2はゲームのみとなっている。日本では舞台化もされている。

娘は1も3も観て、私に一緒に見ようと勧めてくるので、その内一緒に観る予定だ。

主人公苗木誠の声を当てているのは、『エヴァンゲリオン』の主人公と同じ緒方恵美さんで、彼女の演技は本当にクセになる。

子供達の衝撃は、モノクマという白黒のぬいぐるみがいて、これが初代ドラえもんの声の大山のぶ代さんだという事だった。シリーズ3からTARAKOさんに代わったが、ドイツ語版では、スポンジボブの声優さんが一貫して演じている。

 

さて、姉に影響された倅は、自分で作ったペットボトル人形(1.5リットルのペットボトルに、ガムテープで目と口と髪の毛を作ったもの)の一体に苗木君と名付けた。

このペットボトル人形は数体あり、どんどん増えそうな予感で頭が痛い。(我が家は狭いのです。)因みに全て自分の好きなキャラクターや人物の名前がつけられている。

 

現在、倅はダンガンロンパごっこに夢中で、苗木君人形を彼の決め台詞の「それは違うよ!」を言いながら放り投げる。それに当たって倒れたら、論破勝ちとなるのだが、今回倒れたのが娘ボトル人形だったようだ。

 

取り敢えず、怒られてしまうかもしれないから、これは倅と私の秘密にしておこうっと。

 

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出典:danganronpa.com

 

 

日本語学習の話。

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現在、日本語補習校では小3の倅は国語の教科書で、『モチモチの木』の音読をやっている。

一緒にやっている時、娘が小3だった頃を思い出した。

 

娘の学年では、音大出の元気が良い女性の先生が担任をしてくれた。

この人が素晴らしく敏腕で、どうやったら子供がモチベーションを保てるか、そして子供の才能を引き出せるのかに長けていたようだ。

補習校で絶大な人気を誇っていた彼女に、娘は新学期初日から懐いた。今迄は2学期以降にならないと、クラスに馴染めなかったのにも関わらずだ。

娘の場合、補習校の小3から交友関係が一気に広がっていったと言っても過言ではない。

それは娘のみに限った事ではなかったようだ。

事実、その年の娘のクラスの学習発表会も評判が良く、子供達は皆仲が良く、楽しい1年を過ごせた。

娘は未だに先生が発案した自作の漢字カードを持っているし、漢字カルタも持っている。

小さい頃の学習教材というのは、荷物がやたら多い。カラフルなものが多い。

これは小さな子供に限った事ではなく、文字を0から習い始める大人であっても同様で、その方が頭に入りやすいのだ。視覚や聴覚、そして触覚を使って、文字を覚えていく。

娘が歳を重ねるにつれ、ランドセルに入れるものが少なくなっていった。

いつの間にか色鉛筆は持参せず、黒鉛筆と赤鉛筆のみとなった。

 

さて小3の3学期になると、娘のクラスでは、なんとこの『モチモチの木』を朗読し、それを録音するという提案が先生から持ち出された。

子供達は事前に教えられた各パート毎に練習し音読した。それを先生が親の承諾を得て、録音した。

春休みには、先生から朗読の動画を送って頂き、これまた本当に驚いた。

一生懸命練習したのだろう。どの子供もとても上手に読んでいた。

 

ある時、先生に

「先生のクラスでは、意表を突くような学習方法なので、毎回、目から鱗になっています」

と話した事がある。すると

「このクラスなら出来そうだなと思ったら、少しだけ目標を高くしてやらせてみる事にしています」

と返ってきた。この、少しだけ目標を高くするのは賛成だ。

 

学習発表会では、娘のクラス以外は、どの学年もクラスも台本を持って朗読なり研究発表なりをしていた。娘のクラスでは、教科書の中にあった『虎とおじいさん』の朗読劇をした。担任は、生徒達に

「暗記できたら良いけど、できなかったらそれでも構わないよ」

とだけ言ったらしい。しかし結果は、全員が暗記して臨んだ。

娘のクラスを見ていた別の先生が、翌年の担任になった時に、前年度の事を思い出し、ここでも暗記してみようと提案し、見事に成功していた。

1週間に一度、しかも午前中のみしか会える時間がなく、練習する時間も殆どないに等しい子供達であっても、各自で練習して本番に臨んだのだ。

その力を信じる講師の熱意には脱帽する。

小6の最後には、南中ソーラン節を生徒主体のお別れ会で踊った。

娘は前列で踊っていたが、本番まで毎日、私も練習に付き合った。

 

そうやって補習校も中学部となり、もっと難しい内容を書いたり読んだりしている。

日本に住んでいる子供達のようにはいかないけれど、こちらにいる日本をルーツに持つ子供達も日本語脳と現地語脳に使い分けながら、切磋琢磨している。

こうやって学んだ事が、いつか花開いてほしい。

そして、自分の生まれ育った両方の国に誇りを持って生きていってほしい。

 

 

 

 

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出典:amazon.co.jp

モチモチの木 (創作絵本6)

 

 

娘4歳の時の話

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娘4歳の頃の作品

倅が生まれる少し前の話だ。

当時4歳だった娘は、約3ヶ月間、倅が生まれる前まで夫と共に単身赴任に同行していた。私が切迫早産になりかけ、しょっちゅう娘と一緒にタクシーで病院に行っていたからだ。

病院の方針で、母子同室で泊まる事ができなかったので、結局、トンボ帰りをするのがオチだったが、夫は不在だし、義母も遠方にいたので、自分でどうにかするしかなかった。

友達が預かってくれたりもしたが、最終的には、夫の当時の赴任先の間借りしていた家の大家さんが近所の幼稚園に掛け合ってくれ、更に出産まで、娘を預かっても良いとすら提案され、私達はそれに甘んじる事にした。今でも、この大家さんとは交流があり、時々、当時の話で盛り上がるのだ。娘にとってみれば、大家さん夫婦は、祖父母のような存在である。

そうやって、私達は2人目の出産を乗り越えてきた。

 

出産後は、娘もこちらに戻ってきて、一緒に暮らせるようになった。

娘が使っていたベッドを倅に明け渡し、彼女の為に新しいベッドを購入する為、家具屋をハシゴして廻った。家具屋でベッドを購入した時、

「今日はここ(家具屋)で寝なくて良いんだよね? もう何処にも行かなくても良いんだよね?」

と言われ、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

 

それから半年後、娘は紙に何やら絵を描いた。

絵の説明は、ドイツ語だったので、私はそれを大急ぎでドイツ語で書き留め、1冊の本にしてあげた。

その内容は下記の通りだった。(4歳児のそのままを直訳しているので、支離滅裂です。ご容赦下さい)

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

ここは私のお家。

私はお母さんがドアを開けるのを待っている。

私はトンネルの方へ行った。

公園にはトンネルがあり、私はそこが大好き。

そこへお母さんがやってきた。

「どこにいたの? ずっと探してたんだよ」

私はトンネルに1人で行くの。だって面白いから!

翌日、もう一回そこに行くと、お日様が話しかけてきた。

「おはよう。別のトンネルを見せてあげるよ」

別のトンネルだ!やったー!!

夕方、お日様が言った。

「もう眠いから帰るね。また明日別のトンネルを見せてあげるね」

あらら びっくり!

トンネルをくぐると、私は大きな女の子になっちゃった!

他の子供がやってきて、自分もやりたいと言ってきた。

ここはお母さんのお腹の中。

私と弟はお腹の外に出る準備をしている。

お父さんは私達を待っている。

こんにちは 初めまして! 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

なんとも不思議なお話だ。

弟が生まれて触発されたのだろうか。

 

小さなお子さんがいらっしゃる方は、尋ねてみた事がありますか?

お腹の中にいた時の記憶、更にはもっと前の記憶の、興味深い話が聞けるかもしれません。

 

娘の名前

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娘が幼稚園時代の母の日のプレゼント

2月24日は娘の13歳の誕生日だ。

私の子供達はドイツ名と日本名の2つを持っている。

ハーフではごく当たり前のようで、2つ以上名前を持っている人も沢山いる。娘のドイツ人の友達は3つくらい持っていて、その中の1つが通り名のようになっている。

大昔、語学学校に通っていた時のスペイン人のクラスメートは10個くらい名前があった。聞けば、祖父母の名前や親戚の名前も入っているらしい。

 

さて、娘の名前は、夫の亡き姉の名前がドイツ名となっている。この名前は非常に珍しい名前で更に難しい発音の為、日本人の私は恐らくちゃんと発音できていないと思う。

しかし夫はこの名前に拘った。

というのも、義姉は青春半ばにしてその命を落とし、それに絶望した両親を見てきた夫は心に誓ったのだ。

 

「もし僕が結婚して子供ができて、その子供が女の子なら、絶対にお姉ちゃんの名前をつける」

 

かくしてそれは真実となった。

 

お腹の中にいる赤ん坊が女の子だと分かった時、私は喜びと共に内心は複雑だった。

私は義姉の名前をつけるのには反対ではなかったが、とにかく呼びにくいので、多分ちゃんと呼べないと思う。

そして更に、若くして他界しなければならない運命だった彼女と同じ運命を辿らないか不安だった。

それと、珍しいが故に他の子供からからかわれないか。また、なまじ同じ名前だから義母が自分の娘と比較しないか、それも不安要素だった。

 

とにかく1番の懸念点は、この子が長生きするかということだった。

迷信だと笑われるかもしれないが、同名の人と同じ人生を辿る例もあるし、私はそういう迷信を信じてしまうので、どうしてもその不安を拭い去りたかった。

 

それであれこれ考え悩みながら、日本名を付けた。

ドイツ名も入ると画数はよく分からないので、それよりも名前の響きに着目してみた。

義姉の名前の最後の母音だと、どうしても沈んだ響きになってしまう。私が検索してみたサイトでは、名前の最後に母音が『I』で終わるものにすると、運気が上がるとあった。

それで元々妊娠中にお腹に呼んでいた名前を止めて、今の名前にした。

因みに、日本名は私の好きな言葉から取っている。

 

さて名は体を表すのか、娘は明るくて優しく育ち、しかも自己肯定感が恐ろしく高い。

幸にして友達に恵まれているので、名前で誰かにからかわれても、大して気にならないようだ。義母の意味不明な比較にも、全く動じない。

そのままの娘でいて欲しいものだ。

 

お誕生日おめでとう。

 

 

 

 

 

 

分散登校初日

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2月22日から倅達小学生は分散登校となった。

倅はAグループなので、今週は月、水、金と行き、来週は火、木と登校する。

昨夜は、神妙な顔をしていたので尋ねてみたが、

「なんでもないよ」

と無理に作り笑顔をしてくるではないか。心配になって問いただすと、どうやら学校に行きたくないらしい。余程、家での生活を満喫しているのはありがたいが、やはり今後の事を考えても、君は行くべきだよと諭してみる。

行かない事に慣れてしまった場合、そこから抜け出すのは容易ではない。

私は高校生の頃に登校拒否をしていた経緯があり、登校日数ギリギリで卒業した。その後は地元で働きながら某通信制の大学に通った。

始めの内は、働いても続かなかった。

楽しみながら働いている現在(今は無職だけど。少し前まで働いてました)とは大違いだ。

 

さて、一度籠ってしまったら、なかなかそこから抜け出せない辛さを知ってる分、子供達にはそんな風になってほしくない。

励ますつもりで、昨晩は一緒に寝た。

9歳になっても、倅は相変わらずの甘えん坊だ。

「明日は頑張って学校に行くんだよ」

と話し、倅の良い所を沢山話してあげた。

 

翌朝はまた逆戻りで、倒れる芝居までする始末だった。

それでもにこやかに送り出す。

夫も一緒に登校してくれた。

 

帰宅は案外早くで(普通の時間割より1時間も早かった)、ドアを開けると大声で日本語でラップを歌いながら帰ってきた。

「学コ行きたくない でも行かなきゃならねー 最悪だ♬

行きたくなくても行った俺 イエス! サイコーサイコー最高さ おーイヤッ!!!🎶」

 

取り敢えず、楽しかったらしい。

休み時間は1人で過ごしたらしいが、寂しい気持ちにはなっていないようだから、安心した。

 

ところで娘の検診の方は、医師があれこれ質問したらしい。

思春期という配慮もあってか、私と倅は待合室で待たされた。

後で娘に聞くと

「彼氏はいるか聞かれたよ」

だそうで、彼氏がいる場合は、避妊の話とかもするんだろうな(滝汗)

こっちの子は本当に早いからな、、、と、少々焦ってしまった。

片目の視力が少し問題がありそうなので、眼科を検診してほしいと言われた。

あとは予防接種をしてもらった。

その後、皆でアイスを買って食べながら帰ってきた。

暖かくなってきてはいるものの、やっぱりまだ寒いね。

でも甘くて美味しかった。

 

三度目の正直

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今日から小学校と幼稚園は分散登校となったが、ギムナジウムや大学は一部を除いて、未だにオンライン授業を余儀なくされている。

 

さて、娘は日本でいうところの中学1年生なのであるが、先日、娘の中1の教科書にホームページを作成してみようというクダリがあり、今時の子供はそんな事もするようになるのかと驚いた。

ギムナジウムでも、オンライン授業ではあるものの、宿題でホームページ作成が出た。

1人でやったり友達と一緒にやったりと様々だ。

 

一番初めに先生から出された宿題は、1人でホームページを作成せよ、だったのだが、夫が手伝った。

しかしどうやら娘がスクリーンショットでホームページの画像を提出した際、先生の指示とは違っていたようで、そのようにコメントが入っていた。

夫は手伝ったから余計に意固地になってしまったのだろう。

とにかく先生から「これでバッチリ👌」というコメントをもらうまでは、絶対に完璧にやり遂げる!と吠えていた。

当の娘は、そこまでしたくなさそうだったが、いやいや、やるからにはキチンとやろうよと諭して渋々夫の隣に座らせた。

三度目の正直でやっと合格したようだった。やれやれ

 

因みに、昨日の宿題は自分のホームページに先生が提示したテーマについて感じた事を書くというものだった。

これからどんどん娘のホームページにも内容が増えていくだろう。

 

さて、今日は夕方に娘の検診が入っている。

12歳からは青年期として発達診断を受けるようになる。

子供達の小児科は近所にあり、男性の医師と女性の医師が共同でやっているので、今回から女性の医師に担当をお願いした。やっぱり男性の医師だと恥ずかしいだろうし。

 

天気も良い事だし、娘と倅と私の3人で散歩がてら行ってくるかな。

 

 

 

 

 

 

若い時に身についた事は忘れにくい。

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ギムナジウムに入学してから、というより、オンライン授業になってから娘は数学に悪戦苦闘するようになってしまった。

夫は仕事でなかなか娘の勉強を見てあげられないし、我が家は方針上、家庭教師や塾にも行かせる事はしないので、とにかく自力で這い上がるしかない。

しかし一度躓いてしまったものは、1人で立ち上がる事ができなくなる場合もある。

 

娘が私に、

「お母さん、数学を教えて」

と言ってきた。ギムナジウムになると、勉強が難しくなってくるから、お父さんに聞いた方が良いよと話すのだが、思春期に入り、父親をうざったくなる年頃のようで、話したくないらしい。

それでも分からないままにしておくのは嫌だから、こちらにヘルプを求めてきた。

 

丁度方程式をやっていて、あー、なんかやった事があるわ。と記憶を頼りにやってみる。ドイツと日本の教科書を見ながら確認していく。

若い頃、特に子供の頃にやったものというのは、忘れているようで忘れていない。

ちゃんと記憶の中に残っているようだ。

なので、少しトレーニングをしたら、すぐにコツが掴めて、また出来るようになる。

 

九九、自転車に乗る事、蝶々結び、そういった物は一度身についたら忘れない。

 

今はどうなのか分からないが、私が小学生の頃はピアニカや縦笛を学校で習っていた。

随分昔の街中インタビューで、ソプラノリコーダーで何か吹いてくれませんかと、街の人達に尋ねていた。

それに応じた人達が吹いていたのは、小学校で馴染み深い童謡が殆どだった。

確かに、もし私が即興で吹くにしても、童謡になる。小学校で習ったから指が覚えているのだ。

 

娘が小学生の頃に、縄跳びの宿題があって、10回できれば良い、みたいな感じだった。

それで2人で裏庭で練習した。

私が二重跳びやあや跳びなんかも披露すると(大してできるわけではないのだけど)、娘は目を丸くしていた。

 

ドイツでは、日本で当たり前のように課題として取り組んでいる事項が少ない気がする。

だから一部の子供しか楽器を演奏できないし、縄跳びなんかも、せいぜい普通に跳ぶくらいだ。

楽器を演奏できる子供は、習い事で楽器を習っている。

体操ができる子供も然り。

水泳は一応学校でも習うが、小学校3年生までに、初級レベルは事前に取っていた方が良いとされ、子供を習いに行かせる親が多い。

そして3年生からは、泳げない子、初級レベルの子、もっと泳げる子の3グループに分かれ、水泳の授業をこなしていくようになるのだ。

 

昔はそんな風には思わなかったが、実際のところ、日本の底上げ式の義務教育は悪くない。

始めはできなくても、終わる頃にはそれなりに形になっていく。

若い頃に習ったものは、大人になってからでも、何かの時に思い出して応用ができるようになる。

可能性は誰もが秘めている。

また義務教育の段階で、広く浅くで良いから、できるだけ多くの経験を積むのは悪いことではない。自分にはどの才能があるのか、自覚できるようにもなる。逆に、この才能はなくても、こっちは得意と逃げ道にもなる。

しかし義務教育でそのラインが低いと、出来る子と出来ない子の隔たりが大きくなってくる。

笛が吹けない、逆上がりができない子供は、ドイツには沢山いて、確かに生活に必要な事ではないかもしれないが、それでも難しい事を達成する喜びは自信に繋がり、気持ちを豊かにだってする。もしかしたら、自分はこっちの才能もあったかもしれないのに、それすらも気付かずに通り過ぎてしまう事にのなりかねないのは、非常に勿体ないと思う。

 

さて先程の方程式だが。

その後、夫と「ドイツと日本でも、やり方はあまり変わらないんだ!」と盛り上がった。

絶対に出来ないと思っていたけど、意外とできて、私自身も嬉しかった。

 

子供の頃、数学なんて必要なんだろうかと思っていたが、今、娘に教えてあげられるのは、きっとあの時に必死に勉強したからだ。

少なくとも自分の子供には、この知識は役に立ったな。

 

憂国のモリアーテイ

コナン・ドイルが原案で所謂、ホームズ最大の敵であるモリアーテイ教授側の視点での物語となっている。

個人的には、イケメンをただひたすら愛でる作品でしかない。

元々は漫画だったのが、ミュージカル、舞台、小説、アニメにもなってるみたいですね。

昨年Youtubeのお勧めで来ていたのだが、その時は見る機会がなかった。

今回ようやく見れた。 

 

孤児だった少年が弟ルイスと共にモリアーテイ家に引き取られる。

この少年の名前は明かされていない。

モリアーテイ家の長男アルバートと弟ルイスと共に、モリアーテイ家を火事に見せかけて殺害。以後、彼はアルバートの弟ウイリアムと名乗る。

さて犯罪相談役として、貴族社会にメスを入れるような迷宮入りの殺人事件を次々に引き起こしていく彼の目の前に立ちはだかるのが、シャーロック・ホームズである。

 

映画『Catch me, if you can』のタイトルそのままに、ホームズに挑戦状を叩きつけるモリアーテイ教授がなんとも麗しい。

切り裂きジャックと同じ時代になり、そこも絡めてくるかと思っていたが、それはなかった。2クール目が今春に始まる予定となっているので、切り裂きジャックも登場するだろうか。原作を読んでおらず、アニメのみで楽しむ形となる。

 

弟ルイスのワンコ的要素とホームズのあほ毛に萌えを感じるのだけどね。

あと悪者貴族の役で、たっつんこと鈴木達央さんが出てきてくれて嬉しかったわ。

 

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出典:amazon

憂国のモリアーティ 1-13巻 新品セット

 

 

 

 

はたらく細胞BLACK

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『はたらく細胞BLACK』は、いわゆる成人男性の体内では細胞達がどのようになっているのかを詳しく描いている。

 流石にこれは倅にはハードルが高いので、私1人で観ているが、切実な場面が多々あり、毎回考えさせられる内容となっている。

 

chiriyama-nikki.hatenadiary.com

 

blackでは、赤血球が男性、白血球が女性として描かれている。

従来の『はたらく細胞』は逆で、白血球が男性、赤血球が元気いっぱいな女性や男性となっている。どうしてなのだろうと思っていたが、blackを見て納得。

主人公の新人赤血球君は正義感に溢れていて、真面目にひたすら酸素を運んでいる。

体という大企業に組み込まれた1人の企業戦士のようなものだ。

しかしこの体はブラック企業のようで、とにかく毎回えらい事になるのだ。

そこで赤血球君が自分にできる最大限の事をやり遂げる。

そんな彼と他の細胞達を見て、毎回私の目はうるうるしてくるのだった。

 

個人的には、主人公 よりもヘタレている親友の赤血球の方に親近感が持てる。(イラスト参照)

声はKENNさんが演じている。KENNさん(けんぬ)は、イケメンで舞台でも活躍しているが、声優としては、パッとした感じではなかった。

しかし、最近、彼が演じているアニメを見るにつけ、一皮剥けたのか、大袈裟なくらい気取った役やヘタレな役がよく似合う。良い役を掴んでるなと思う。

 

ともあれ、放送最後まで無事でいて欲しい、せめて体が少し休養できる設定になっていてほしいと願ってしまうのだった。

 

 

 

 

 

古今東西

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ダンテ『神曲』

出典:Wikipedia

 

娘の友達に、悪魔か魔女になりたいという子がいるらしい。

それで冗談で、天国と地獄のどちらに行きたいか聞いてもらったら、即答で「地獄」と返ってきて仰天した。

 

そもそも地獄の概念というのは、どこからきているのだろうか。

古今東西、どの宗教でも黄泉のような場所があるとされ、死後は黄泉の世界で暮らすと言われていた。

イスラム教やキリスト教、仏教には地獄の定義がある。

悪行をした者は死後も尚、魂は苦しめされるというものだ。

だから悪い事をしないで善行をせよと教えられた。

 

ダンテは『神曲』で、地獄篇、煉獄篇、天国篇からなる三部作の長編叙事詩を、自身の御国言葉のトスカーナ方言で記したそうだ。

罪多き人々は、様々な地獄コースに振り分けられて行かされるようになるのだが、そうなると、物凄く稀な人以外は天国の門をくぐれないのではないか、という程、実にバラエテイに富んでいる。

 

しかし、娘の友達を私も知っているが、全然そうな風には見えないのだけど。。人は見かけによらないものだな。

個人的には白仁成昭の『地獄』の絵本の方が視覚にモロに訴えるから怖いかも。

 

 

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出典:amazon.co.jp

神曲 文庫版 全3巻完結セット (集英社文庫ヘリテージ)

 

 

 

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出典:amazon.co.jp

絵本 地獄――千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵

 

 

因みに、夫はダンテの『神曲』をプレイモービルで紹介したYoutube動画を見つけて、それを家族で見たが、知り合いからドイツ文系学生の中では、結構人気のある動画だと聞き、驚いた。

但し、短時間で紹介している為、随分簡潔になっているので、これだけを見て試験に挑むという強者には物申さねばならない。

それって、歴史の試験でつい銀魂キャラの名前を間違えて書いてしまう学生と、何となく似ている気がする。

いつの世も、古今東西の思考パターンは余り変わらないらしい。

 

 

非社交的盛り下げ上手の飲み会参戦

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私がリモート飲み会に参加する際は、できるだけ話をせず、聞き役に徹する努力をしている。というのも私は非社交的で盛り下げ上手だからだ。

その場の雰囲気を確実に凍らせる自信がある。

 

そんな私が、たまにではあるが、何故か飲み会に誘われる。

非常にありがたいのだが、盛り下げ上手の名にかけて、ここは喋らずに静かに拝聴し、場の空気を凍らせないようにせねばならない。

しかし中には気を遣ってくれる人がいて、私にも話を振ってくれるのだ。

私は相槌だけで充分です、、、と心で思いながら、しどろもどろしながら話を始める。

その内に社交的な人や話し上手な人が喋り出して、結局そちらの方に話が流れていくので、私は少しホッとするのだ。

 

社交的な人の話を聞くのはとても面白いし、自分もたまにはこんな風に話せたら良いなと思うのだが、性格からして、そういう風には到底なれない。

最近はアニヲタ道を突き進んでいる感が否めず、あろう事か、ついそれが出てしまいがちになる。

先日もやらかしてしまった。

 

ヲサレさんに、あろう事か

「推しは誰ですか?」

と聞いてしまったのだ。ワイングラスを片手にノーメイクであっても、とても綺麗で、絶対にそういう世界には身を置いていそうにないタイプの人に、つい聞いてしまった。

 

だって、お子さんがフィギアを集めていて、それを飾ってるんだもん!

そりゃあもう、聞くしかないじゃん!!

 

当然、周りは凍りついたさ。

 

・・・嗚呼、聞くんじゃなかった。聞くんじゃなかった!!!

 

機転の効く人がその後、上手く話をそらせて、違う話題に変えてくれた。

 

こういう時は、きっと

「うちの倅も好きなんですよね。あれ、面白いですよね」

が正解の回答だったのだ(反省)

 

そして自分はガッカリと肩を落としてしまうのだった。

 

それでも、また誘われれば、都合が合えば飲み会に参加する。

やっぱり話を聞くのが面白いし、参考になる事がとても多いからだ。勿論、その場の雰囲気が楽しいというのもある。

 

昔の自分はそうではなかった。

社交的ではないので、複数で飲むのは芝居仲間くらいしかいなかった。

あとはサシで飲むくらいだった。

しかし子供ができて、そちらの付き合いも多くなってくると、機会があれば、こういう場にも顔を出すのも悪くないと思うようになってきた。

 

まあ、誘ってくれるうちが花という事で。

きっといつか、的を得た返しができるようになる、、、かもしれない。

 

 

 

 

倅誕生の話

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倅誕生の際の因縁の礼拝堂

出典: Galluskapelle Winterberg 

撮影:Georg Zimmer 

 

今日は倅の9歳の誕生日だ。

本当に、よくぞここまで育ってくれたものだと感慨深くなる。

夫はよく

「本来なら、産んでくれた母親を祝った方が良いよね」

と言っているが、本当にそうだよなとも思う。

 

娘を体外受精で授かった私達は3年後に再度体外受精に挑戦した。

娘の時は幸いにして1回で授かれたが、3年経っているので、そう甘くもないだろうと考えていた。

それにしても本当に高額ですね。

高度治療は保険が効かないので、全額支払わないといけない。しかも前回よりももっと高くなっていて、請求書を見て、目を丸くしたものだ。

再挑戦したその体外受精は見事に撃沈し、期間を開けて次回に挑もうとして、再度病院を訪れた。エコーで確認すると、何かが見えた。医師が慌てて

「これで体外受精したら台無しになる。もう1〜2週間くらい後にまた来て」

と言われ、予約し直した。

再来院して、エコーで確認した後、満面の笑みを浮かべた医師が

「おめでとうございます!妊娠してますよ」

と言い、私に握手を求めてきた。私は狐につままれたような顔をしてしまった。

まさか妊娠しているとは思ってもいなかったからだ。

という事は、前回来院した時に見えたアレは、妊娠超初期になっている状態だったのかな。自然妊娠は無理だと思っていたのに。

とにかく、医師が見つけてくれ、次回の体外受精をしなくて済んだので、倅は命拾いをしたわけだ。

携帯ですぐに夫に妊娠を告げたのが、その時、彼は3時間かけて赴任先に赴いている最中で、高速道路の脇のカトリックの山岳礼拝堂で祈りを捧げていた。

礼拝堂に置かれている聖書を読んでいた時、鐘が鳴った。その直後、私から妊娠を告げられ、不思議な気持ちになったそうだ。

 

割と順調にいっていた妊娠期間だったが、後期に入り、切迫早産になりかけ、その年の年末は病院で過ごした。早産を避ける為、娘をアルペン地方に単身赴任中の夫の元に預けなければならなかった。

娘がその街の幼稚園で知恵熱が出たようで、夫は3時間かけて、こちらに連れて帰ってきた。

その1週間前に娘は肺炎でこちらの街に入院していたので、その頃にでも出産となるかと思いきや、結局、持ち堪えた。

夫は

「あの時、もうちょっと長く入院していても良かったのに」

とぼやきながら赴任先に帰っていった。

その夜、娘を寝させて、私の好きな『クリミナルマインド』を観て、丁度0時になった頃、破水した。それからまた夫に電話をし、娘と一緒に病院にタクシーで行った。

夫はまたしてもトンボ帰りをしなければならなかったが、どうしようもない。その病院は子連れ入院ができないし、12歳以下は立ち会い出産ができない事になっているので、夫が来ないわけにはいかなかった。

 

娘の時に空きっ腹で出産をしたのが辛かったので、今回はしっかりとご飯を食べた。(後で驚かれたが)

今回は夫はいないので、私1人で出産したが、無痛分娩を希望したのに、助産婦が「自然が1番」の人だったようで、アレやコレや言われ、結局今回も普通分娩だった。

それで大声で唸っていたので、病院側は大抵、無痛分娩を希望してやっていたようで、後になって

「だからあんなに唸っていたのか!」

と驚かれた。

しかも切ってくれなかったので裂けたわよ(涙)

因みに倅は頭が大きすぎて出にくかった。まあ、娘が小さく生まれたからな。

しかも「オギャー!」がなかったので、

「どうして泣かないんだ!?」

と私が言った途端に、おお、そうだった。忘れてた。ごめんごめんというように、元気よく泣き始めた。やれやれ

 

出産が終わり、夫に電話させてもらった時、私は感激の余り泣いて日本語で生まれたと言ったからか、夫は勘違いして、赤ちゃんは死産かと思ったらしい。すぐに助産婦さんに代わり、夫も事情を聞いて、胸を撫で下ろした。

 

他にも色々な話があるが、それはまたいつか書こうと思う。

 

昨夜、倅はソワソワして眠れなかった。

今朝も娘がオンライン授業があるので、大急ぎで皆を起こし、誕生日の歌を歌ってケーキを食べ、プレゼントを渡した。

 

倅よ、お誕生日おめでとう。

 

 

 

 

 

 

 

カーニバル週間

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スパイに仮装してオンライン授業を受ける

 

今週はカーニバル期間で、本当ならば1週間の休みとなるのだが、コロナで今週もオンライン授業があるので、子供達は仮装をして授業を受けていた。

倅はスパイの扮装をしていたが、殆どの男子は警察官、女子は王女様に扮していた。

カーニバルといえば、ケルンが有名だが、今年はコロナ禍で中止となった。

 

カーニバル週間は、自分の好きな物を我慢する時期でもある。

例えば、お酒やタバコ、チョコレート、はたまた本来の慣習に戻って、肉を食べない、でも良い。断食は無理でも、摂食くらいはできるのではないか。

昔は、このカーニバルからイースターにかけて、断食しても元気に生きていた人もいたそうだ。大抵は女子だったようだが、原因は判明していない。

今だったら、子供達はオンラインゲームやテレビゲームを断つのも良いだろう。

 

さて、今朝のニュースで、今年のカーニバルでは何を断つべきかジョークが流れた。

それはもう、言わずと知れた、『コロナ』だろう。

 

 

 

 

 

進撃の巨人ファイナルシーズン10話

進撃の巨人ファイナルシーズン10話だが、、、

 

冒頭のエレンの「戦え、戦え」のシーンは、色々な感情が見て取れる。

短い言葉ではあるが、エレン役の梶裕貴さんはかなり苦労したようだ。感情移入しすぎて、涙が止まらなかったそうだ。

こういう短い言葉に感情を乗せる作業というのは、長い台詞よりも難しいと個人的には考えている。

 

流石は梶君。

彼の演技力で、原作では掴みにくかったエレンの想いが伝わってきた。

 

ヒストリアとミカサが会話している姿を微笑みながら見ているエレン。その後にヒイズル国からの使者であるキヨミ様の言葉に激昂するエレン。

夕焼け空の中、104期生の仲間に向かって、

「お前達が1番大事だ。だから誰にも自分の力を継承させたくない。皆には長生きしてもらいたい」

と本音を語り、頬を染め照れているエレンは可愛すぎだろ。

色が入っているから原作以上の破壊力がある。

とまあ、直情型以外のエレンが見れた。

 

他にもヒストリアの衝撃妊婦シーンやコニーとサシャの掛け合いなんかも見所だった。

原作だと1ヶ月開くので、その間に、誰がヒストリアの相手なのか考察したりして、かなり盛り上がるのだが、進撃の世界では、新キャラをバンバン出してくるし、意表をついた演出をするので侮れない。

あと、キヨミ様の涎が舌舐めずりに変更された事で、利益を優先したいヒイズル国の意図が理解しやすくなったので良い演出だと思う。

 

こちら今更になってしまいますが。

色や動きが付くと断然分かりやすくなると感じたのは、戦鎚の巨人との対決シーン。戦鎚の巨人の動きがより一層分かりやすくなっていて、これはありがたかった。

 

 

 

 

呪術廻戦18話

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呪術廻戦18話では、京都校の学長がパンク爺に変身して、マジで格好良かった。

オープニングのラストで、エレキギター弾いてる御仁がいたが、アニメしか見ていないので、てっきり虎杖あたりがやってんだろうって甘い事を考えていた。

 

しかもこれもまた術式・・・だと!?

 

来週が待ち遠しいじゃないか!

 

呪術廻戦って、推し伽羅以外でも、ついつい描きたくなる伽羅が多いね。