補習校で漢字の習う際に、毎回先生の工夫に頭が下がる。
自分の机の上にいつも新しい漢字が貼られてあり、それを倅は持って帰る。
迎えに行くと、何故かいつもオデコに漢字が書いた紙が貼ってある。
まるでキョンシーだねと呆れて見ているが、本人も周りも楽しそうだから、そのまま放っておいている。
キョンシーを若い世代は知っているのだろうか。
私が子供の頃に流行った香港映画だ。
霊幻道士がキョンシーと呼ばれるゾンビを退治する娯楽映画だ。
キョンシーにお札を貼ると、動きが止まるんだな。
倅は知らないので、今度一緒に観ようっと。
朝、買い物に行っていると、夫からスマホに電話がかかってきた。
どうやら娘が学校で行われたコロナテストで陽性反応が出たそうで、迎えに行って欲しいとの事だった。
遂にこの日が来たか!
現在、ドイツでは公共の乗り物には陰性証明書がないと乗れないので、夫にその旨を伝えると、
「じゃあ、やっぱり自分が迎えに行く」
との事。そのつもりでいたら、また電話がかかってきて
「娘は徒歩で家に向かっている」
と言われた。学校から家まで、約3km強あるが、、、まあ、例え私が迎えに行っても、娘はバスや路面電車に乗れないのだから、結局歩く事になるか。
夫は会社に既に報告したし、所謂『濃厚接触者』になるので、今日はこのままとんぼ帰りして在宅勤務にした。
帰宅してきた娘に聞いてみた。
実は今日から週3回のセルフテストで良くなった(今迄は毎日やっていた)ので、希望制でやりたい人だけテストをしてみた。
そこに毎回陽性になってしまうクラスメートがいて、今回もまた陽性になったらしい。1人でも陽性者が出ると、クラス全員が念の為にテストをしなければならず。。。
それでテストを行ったら、今度はそのクラスメートは陰性。その代わり、娘が陽性になっていたとの事だった。
この手の検査ってコーラを飲むだけでも陽性になるらしいし、完全じゃないんだよね。
娘は喉の痛みが少しあるくらいで、それ以外は問題はないが、今度はキチンとPCR検査を受けないといけないので、夫と共にPCRテストセンターまで行ってきた。
検査結果に2〜3日かかるので、その間は自宅待機となる。
PCR検査で陽性になった場合は、5日間自宅待機。
陰性の場合は、その日から外に出れる。
陽性になり自宅待機を経て、5〜10日後に再検査を行う。
そこで陰性になったら、ようやく外に出れるようになる。
因みに私はセルフテストで陰性だった。
夫もテストセンターで迅速テストをしたら陰性だった。2日程前に喉の痛みを訴えていたが、夫はコロナではなかったようだ。
夫が倅を迎えに行った際に、先生に事情を説明したらしい。
先生から、今日プールテストをして陰性ではあったが、大事を取って、明日は休めば良いと言われた。
夫は会社に事情を説明して、明日も在宅勤務となった。
オミクロンは感染率が高いので、今陰性だったとしても、もしかしたら陽性になるかもしれないから、娘の検査結果を待ってから行動した方が無難との事だった。
ゲンキンなもので、休めば良いとなった途端に、倅は学校に行きたくなったらしい。
まあ、いいじゃん。
明日はノンビリしようよ。