今週初めに、娘から
「多分、今週か来週には中間成績表が貰えると思う」
と衝撃的な言葉を通達された。ちょっと冷静になってから
「そうか、という事は、今週金曜日だね。大体、金曜日に成績表を貰ってくるし、来週木曜日には個人面談が入っているから。きっと親と先生は、その話をするようになるに違いない」
とコメントをした。
そして本当に、金曜日の今日に貰って帰ったようで、娘からのフェイスタイムで、倅が大きな声でドイツ語で自分の成績を言い始めた。
「小さい声で日本語で言いなさ〜い!!(゚o゚;;」
今度は小声で日本語で言う。
現状は何とか進級できそう。
娘がすかさず言う。
「倅君のは5がないから大丈夫じゃないかな」※※ドイツでは1が最高、6が最悪の成績で、6が1つ、もしくは5が2つあったら落第となります。
良い所を見付けて、ちゃんと発言してくれるのは、娘の長所だ。
今日の国語の筆記試験はどうだった?と聞くと、「まあまあ」との返答が返ってきた。
「倅君は、私のフランス語の授業の前に国語があったみたいで、先生が答案用紙を持ってきてたよ。それで少し話したのだけど、大分良くなってきてるけど、文法の間違いが多いって言ってた」
そ、、、そうか、、、なかなか厳しいね。
娘はフランス語の抜き打ちテストがあり、絶望的だと言っていた。
そ、、、そうか、、、やっぱり夏休みはフランスに語学留学するしかないか。。
2人は学食で昼食を摂ったが、トレーを持って並んでいると倅の後ろにいた女子が、倅が見ていないのを良い事に、さり気なく、前に行こうとしたらしい。
すると倅は
「僕の方が先だかんねっ!!!Σ(・□・;)」
と彼女の方を向いてピシャリと言った。それに驚いた女子は、スゴスゴと後退した。
娘はここでも倅を褒め、私も画面越しに褒め称えた。
そう、ドイツでは言うべき事はちゃんと言った方が良い。
レジで並んでいる時に、少量の商品しか買わない人や早く出たい人を、前の人が優先させる事がある。
こういう譲り合いの精神は素晴らしい。
譲ってもらった人も事前に質問するし、譲ってもらった後は、ちゃんとお礼を言っている。
しかし、今回のようなのは話が違う。
こいつ、何となく弱そうだから、前に行っても文句を言えねーだろとでも思ったんだろうな。
そうは問屋が下さねーぞ。順番はちゃんと守らないとねっ( ̄^ ̄)
娘はその後、英語の討論会に参加。
参加者の1人が誕生日だったとかで、大量のチョコレートをもらって帰ってきた。
倅は寄り道をしながら下校した。(補習校の漢字テストの勉強があるので、早く帰宅して来てくれ。。。)
勉強にとっても厳しい夫は、きっと2人の成績表を見てガッカリするだろうけど(^_^;)、でも私はちょっとだけホッとしたんだな。
前回、倅は国語の抜き打ちで最悪な成績だったので、かなりヤキモキしたが、それを差し引いても、思った以上に悪くはなかった。それに美術や体育という、実技重視の科目の成績は相変わらず良かったから。
娘の方も、10年生ともなると、頻繁に長時間の論文を書かされるテストがあったり、先生の点数もかなり厳しくなってきて成績が落ちる子が多くなるが、苦手なフランス語は現状維持💦で、他の教科も思ったより落ちてはいなかった。更にこちらも美術や体育の成績が良いのも嬉しいんだよ。