昨夜、娘が何気なく
「明日は中間成績表をもらえるよ」
と言ってきた。
中間成績表、経過報告書、と色々な書き方をされるが、子供等のギムナジウムでは、年度末の7月の成績表以外に、定期的に成績表が渡される。
先日、倅は口答試験だと思っていた理科がまさかの筆記試験で、大変悪い成績を取ってしまった。(これは先生が、口答試験と言っていたのに、筆記試験に切り替えてしまい、殆どの子供が悪い成績を取ったようだった)
来週にある数学の筆記試験を頑張らないと、と試験範囲をもらってから、必死で勉強をしていた。
そんな矢先に成績表をもらってくるという。
昨年12月のクリスマス休暇前にももらってきていたので、てっきりそれで当分はないと思っていたので、ちょっと面食らってしまった。( ̄◇ ̄;)
ドイツでは筆記試験だけでなく、口答試験(質問に答える形での試験も有り)、研究発表、暗唱、抜き打ちテスト、そして授業態度、、と成績をつけるにあたり判断基準が多岐に渡る。
個人的には良い判断基準だと思う。
人には個性があり、得意分野もそれぞれ違う。
だから筆記試験以外の他の分野、得意分野で頑張れば、それが成績に反映されるのも理に適っている。
例え筆記試験が好成績であっても、研究発表で悪い成績を取ると平均点は少々下がる。その逆もまた然り、である。
さて午前中には、学校から全保護者宛に成績表が渡される旨が伝達された。
地理と理科の筆記試験が良くなかったので、かなりヤキモキしてしまったが、倅が下校してきて渡された成績表は思った程悪くはなく、全体的に前回より少し上がっていて、ホッとした。
娘の方は、フランス語がギリセーフだった以外は良い成績だったので、こちらもまたホッとした。フランス語の先生が、「ただ単に、フランス語と娘さんとの相性が悪いだけだと思う」と言ったコメントは真実だと思う(~_~;)
とはいえ、これはあくまでも中間成績なので、あと半年、テストをとにかくこなしていかなければならない。
油断せずに行こう(By 手塚国光 テニスの王子様)、、、だわね。