ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ええやん、別に。

 

子供等は日本の某武術に通っている。

娘が通っているコースでは、女子よりも男子の方が多く、たまに娘1人女子という事もあるらしい。

街中の学校に通う子供達も多くいて、ある時、同じ年の男子が質問してきた。

どうやらリア充タイプのようで、結構自分にも自信がある様子。

時間がある日に何をしているのか問われ、家に帰ってのんびり過ごすと正直に答えると、ドン引きされた。

飲食店で働く道場の先生からも尋ねられた時も、同じように答えると

「皆が娘ちゃんばかりだったら、俺の商売上がったりだな」

と呆れられたらしい。

 

うちの子等は

「〇〇ちゃんと一緒に遊びたい」

という要求が幼い頃からなかった。

この家に引っ越す前は、古いアパートで、確かにここには呼べない、というか、招待したら、客の方が気を遣うような感じだった。

それでも、友達から「うちに遊びにきて」と言われたら子供等は行っていたし、プールや公園にも友達と一緒に行ったりもあった。

それでも、いつも受け身というか、あまり自分からあの子と一緒に遊びたいという希望はなくて、今でも遊びに来るのは構わないけど、自分から行くという事はない。

それが良いかどうかは分からないけど、家が大好きだし、倅に至っては1人で散歩に行くのも楽しいようだ。

友達から誘われても、行ける時にしか行かない。

そんなスタンスであっても、ドイツでは「付き合いが悪い」とか「陰キャ」とか言われる事はないようだ。

まあ、驚かれはするようだけど(^_^;)

 

ところで娘の学年では、丁度中等教育が終わるので、本来なら卒業パーテイがあるのだが、どうやら中止となってしまったらしい。

というのも、生徒会が自分達でちゃんと企画してやりますからと学校側に談判したが、過去に何やらあったようで、却下されてしまった。

パーテイの為に数回に渡るダンス講習があり、張り切って通っていた子もいる。

そういった楽しみにしていた行事がなくなってしまうのは残念ではあるが、ドイツって、割とこういう事がある気がする。

倅の小学校でも、倅クラスのみが子供達の素行が悪いからとの理由で、修学旅行に行かなかった。

友達の子供の場合は修学旅行での行動が悪過ぎて、数人の子供が迎えに来てもらって帰らされた。

娘の小学校では修学旅行そのものがなく、日帰りバス遠足のみだったので、先生や学校によって違うんだろうなぁと思う。