ドイツでは、コロナテストを長きに渡り、学校で幼稚園で職場で行っている。
倅が通っている小学校では、プールテストで検査される為、下校して数時間後に結果が出る。プールテストで同じグループになった子供の1人が陽性ならば、グループ全員の親にメールで、まず陽性だと知らされる。
その後、改めてそのグループだけ再検査され、実際に陽性だった子供が誰なのか知る事になるのだ。
始めの内は、誰が陽性だったんだろうと、クラス全体がざわついたりしたが、今では、「誰でもなり得る事だから」と全く問題にしていない。
「あー、今日はあの子が休んでる。じゃあ、陽性だったか、濃厚接触者になったのかな」
くらいの感覚だ。担任も言ってるしね。いやはや、慣れというのは恐ろしいものだ。
娘の方はセルフテストでやっている。
なので、10〜15分後にはすぐに反応が出る。
兄弟が同じ学校ならば、直ぐに知らせが行き、他の兄弟が陰性であっても、2人とも家に帰らされる。
娘のクラスメートには、毎回陽性反応になる女子がいて、今回も陽性反応が出て、本人はうんざりした表情で「またか・・・」となっていたらしい。
そして大抵PCR検査をしたら陰性となる。それの繰り返しらしい。
一定数、陽性反応になりやすいタイプもいるらしいので、なんともややこしい。
夫が倅の学校で説明を聞いた際に
「セルフテストで陽性になった者は、ほぼ間違いなくPCR検査でも陽性になる」
と事務員から言われたらしいが、娘のクラスメートや友達の子供の話を聞くにつれ、あながちそうとばかりは言えない。
それくらい、偽陽性になる人が多い。
つまり、セルフテストで陽性であっても、PCR検査で陰性となる事もあるのだ。
このテストは綿棒を鼻に入れないといけないのだが、やった事がある人ならご理解頂けれると思うが、かなり不快である。
倅のクラスでは鼻血を出した子供もいたので、一時期は口でするテストに変わったが、最近では鼻血が出ようが何であろうが、鼻でテストをしているようだ。
こんなのを毎日やって、結局偽陽性でしたってのをちょくちょく耳にすると、正直言って、不憫に思うし、何の為にやってるんだろうって疑問に感じる。
さて娘のPCR検査結果は、未だに不明である。
多分、明日には結果が出るだろうから、それまでは皆で籠る事にする。
幸いにして娘の容体は至って元気で、喉の痛みもなくなったらしく、陽性であっても無症状なタイプなのか、それとも単に偽陽性だったのか。
いずれにせよ、明日にははっきりするだろう。