娘の学校でもご多聞に漏れず、スマホ所持者の生徒が多い。
クラスでは娘以外は全員持っていて、WhatsApp に加入している子供も多く、以前はそれをテーマに討論会がクラスで持たれていた。
コロナ禍になり、一時期オンライン授業に陥った際に、バイエルン州ではマイクロソフトのTeamsを使うようになった。
その前は、似たようなツールをたまに使っていたが、それではオンライン授業はできなかったのだろうか。。結局州の方針でTeamsに決まり、ほぼ強制的にスマホなりPCなりタブレットなりにインストールして、授業に参加していた。
子供達はアカウントを学校から配給されて使うようになったが、対面授業に切り替わった今でもTeamsのアカウントで、友達同士で毎日チャットをしている。
授業中はスマホの電源を切っていたりと、できるだけ使わない工夫を学校ではしているようだ。
それもあってか、結局は文明の利器はここでは役に立たなかったようだ。
今回のように学校に入れない場合の対処法が古典的すぎて、却って新鮮だった。
因みに、普通ならば、学校は鍵をかけないのだが、恐らく、コロナで規制強化の為に、部外者を勝手に入らせない為の施錠なのだと思う。
ところで現在、小学校では、毎週2回コロナ用にプールテストを行っている。倅のクラスは秋休み以降、コロナ陽性者が出ているので、テストを行わない残りの3日間は迅速テストをしている。つまり毎日コロナテストの為に、倅達は鼻に綿棒を突っ込んでいる事になる。
そしてまたしても、プールテストの結果が陽性となって送られてきた。
これで3回目である。
始めの頃は動転してしまい、あたふたと家にあるセルフテストのキットを使って再テストをさせて確認していたが、3回目ともなると、あーまたか、、、となってきて、子供にテストの度に鼻の穴を差し出させるのが不憫になってきている。
幸いな事に陰性なのだが、毎回、数時間後に送信されて来る再検査結果を待ってから眠りについている。
倅の帰宅後、誰が陽性者だったのか聞いてみると、どうやら倅のグループ内の1人だったそうで、倅以外、そこは全滅してしまったらしい。といっても、グループは3人で構成されているので、2人ともお休みしている事となる。
倅の場合は、1人で座っているから、まだ何とかなっているのだろうか。
ともあれ、どうか1日が平穏無事にすみますように、祈っていくばかりである。