ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

日常が戻ってきた。

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街で見かけた蛙様w

 

どうやら、来週からバイエルン州も全面的に緩和となるようだ。

今週初頭から少しずつ、閉まっていた店が開店していたりして、街も心なしか活気ついているように見えた。

そして昨日、普通登校を色々な街の学校が通達していた。

特に、国境近くの街に住んでいる友人の喜びは計り知れない。

彼女の子供は今年に入って、たった1回しか登校できていなかったので、本当に嬉しそうだった。

今迄テイクアウトくらいしかできなかった飲食店も人数制限はあるものの、ビアガーデンが開いたり、オープンエアで映画も観れるようになってきた。

 

さて我が街の子供達が通う学校も、基準値が50以下となったのを受けて、晴れて普通登校となった。

もっと休みが欲しいのかもしれないのか、子供達は少々複雑な顔をしていた。

確かに学校より家の方が居心地が良いのも分かるけれど、同年代の人達と一緒でないと学べないものだってあるので、苛めや変な問題(黒い噂もたまーにあり、それで退学した子供もいる)があるわけではないのなら、義務教育は受けるべきだと思う。

暗い青春時代を送った私が言うのだから、ある程度の間違いはないよ。

その代わり、何か問題があったら、必ず私達に言うんだよ。一緒に解決していこう。

 

さてギムナジウムでは、OPマスク着用が来週から義務付けられるようになった。小学校では推奨となっているが、必ずしも着用しなければならない事はないらしい。今迄は布マスクで良かったのにな😩

大人は相変わらずFFP2マスク着用である。

週2回、月曜と水曜にコロナテストを学校の指定された場所で受け、これで陰性だったら、教室に行き、授業が受けられるという事になる。

小学校の場合は、各教室でコロナテストをするようになる。これはプフィングステン休暇前と同じ手順であろう。

ギムナジウムでは夏休みに補習授業を計画しているようだが、まだ予定は未定のようだ。

まあ、一部の先生を除くと教育熱心な方ばかりではないので、結局計画倒れとなりそうな気がする。話によると、一応これは国からサポートが得られるようだが、休暇に命を賭けているドイツ人が多いからな。どうなる事やら。

 

娘はマスク越しではあっても、7年生になってクラス替えをして初めて全クラスメートと対面するようになる。

7年生(中2)と言ったら、そろそろ男子の背が高くなってきて声変わりもしていたりするだろう。娘だって、かなり大きくなったのだから、カメラ越しでは分からないような変化もあるだろうなと思う。

 

そうそう、子供達には日本の某武術を習わせているが、ロックダウンで暫くは閉鎖されていた。

娘の方は学校の体育館の一角を借りているので、体育館の使用許可が下りれば、そのまままた通えるようになる。

倅の方は昨夜HPを見てみると、来週から道場が開くと書かれてあった。

但し、人数制限、マスク着用義務、組みせずにするだけの稽古をするとあった。

申し込みが必須とあったので、早速申し込みをした。

倅が通っていたコースは週2回だったが、1回でも通えたらと思っている。

 

実は倅は武術の型を覚えるのが苦手で、今はそれ程やりたいわけではないようだ。

別にどんどん上達して才能を伸ばして黒帯を目指して欲しいとは思っていない。しかし、武術を習っている人は危険を回避する能力に長けているという話を聞いた事があり、倅や娘には必要かなと思い、できる限り、通えるようにしている。

「帯の色が変わる度に、息子が周りから一目置かれるようになった。からかわれる事が無くなった」

とは同じ武術を家族で習っている友達の言葉。

倅も体と心を鍛えてもらえたらと思っている。

 

近所にはボルダリング場があり、そこも人数制限はあるものの、コロナテスト無しで入場できるようになってきたので、娘が帰ってくるまでの間に、倅と一緒にそこにもまたいきたいものだ。

 

今回は果たして何処までいけれるかな。

いや、今はもうそれは考えまい。

今はただ、自分ができる事を精一杯するまでだ。