ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

それぞれ思う所があるよね。

f:id:ayayukimoto:20210623123059j:plain

 

気がついたら6月の後半ではないか!

ロックダウン緩和から一気に日常に戻ってきているようで、その加速についていけてない自分もいる。

相変わらず、建物の中、公共の乗り物の中ではマスク着用ではあるものの、それでも緩和が嬉しいようで、昨日は友達の家まで徒歩1時間かけて行ってきた。

お陰で昨日から腰の辺りが筋肉痛で、今でも痛い。

 

さて、オンライン授業を小学校でもやっていたドイツだが、その成果は夏休みと大して変わらないという結果になったとニュースで言っていたと友達が教えてくれた。

あれだけ親も子供も学校も神経を使ってやっていたのに。一体何だったんでしょうかね。

オンライン授業なんて、所詮は緊急対応処置でしかない。

本当にやる気がある人はどんな状況下でも学力はつくだろうが、大多数の人達は流されてしまって、結局は成果が出ないのだろう。

それは自分の子供を見ても分かる。

それもあってか、娘の通うギムナジウムでは本来この時期に行われるテストを年度始め、つまり9月になってから実施する予定だとか。

小学校は抜き打ちテストを実施してはいるが。

学校によるのだろう。

 

先生や学校との関わり合いは、個々によって違う。

学校が大好きな子供もいれば、毎回行きたくないと文句を言いながら登校する子供もいる。

年度末は、転校する子供もいれば、新しい仲間になる子供もいる。

ここぞとばかりに嫌いな先生に喧嘩を売る生徒もいるようだ。

そういえば、15年程前に、アビトウア(卒業資格)をもらえなかったからという理由で、卒業後に学校にやって来て立て篭もり、教師を猟銃で殺害した青年がいた。

在学中も一匹狼で、何を考えているか分からない所があったという話だった。

こういう子供をクワイエットキッド(Quiet kid)というらしい。

それを考えると、今こうやって教師の目の前で怒りをぶちまける子供は、まだマシなんだろうか。

先生からすると問題児と映るのだろうけど、、、

 

欧米系の青春ドラマや映画では、時々「悪い教師」に恥をかかせるべく、やり込めるシーンがある。

こんなの本当にあるんだろうか、と思っていたが、子供達の話を聞くと、映画やドラマであっても、結構真実に近いのもあるのかもしれない。