ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

同類相憐れむ

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今日のドイツの我が街は風は冷たかったが晴天で、空の花壇に植えた覚えのないチューリップも、また少しずつ芽が増えてきていた。

 

 

chiriyama-nikki.hatenadiary.com

 

子供達にとっても、昨日よりは今日の方が良い日だったようで、学校での出来事を色々と語ってくれた。

 

ドイツにはスクールカウンセラーがいて、倅の小学校では昨日、その先生が各教室を廻って、もし何か問題があったら、来たら良いよと言ってくれたらしい。

現在は、コロナ禍で親も極力学校に入る事ができないので、そうやって学校側が配慮してくれるのはありがたい。

あまりに問題がある場合は、こういうものを利用するのも手だろう。

倅は早速カウンセラーに行ったらしい。

何を相談したのか聞いてみると、昨日返してもらった算数のテストが驚く程悪かったので、それを聞いてもらったらしい。

先生曰く

「それくらいは大した事ではない。貴方にはまだ時間がある。(小4からマジで本腰入れないと進路に関わるが、小3なので、まだ時間がある)私の息子も貴方と同じくらいの年齢で、びっくりするくらい悪い点数を取ったけど、今はギムナジウムの9年生(中3)よ」

だそうで、それで倅は嬉しくなって、私に話してくれた。

 

カウンセラーの先生、流石に話の持っていき方が上手いな。

手紙を書いて学校に設置してあるポストに入れてから、相談日を決めるようになるそうだ。

 

娘の方は、苦手なフランス語の成績が驚く程悪くて困っていたが、学校側が家庭教師可能な上級生のリストを出してくれた。

フランス語の対象学年は7年生までとなってはいたが、8年生のフランス語でも可能かどうか聞いてみて、もしできそうだったら、お願いしてみようと思う。

やっと夫もそちらの方向にも考えてくれるようになり、私は嬉しい。

夫は自力でやれば何とかなると思っている節があるが、流石にこれでは遺憾と思ったようだ。

娘も努力はしているのだが、フランス語に限って、伸び悩んでいた。

 

さて、偶然ではあったが、この2人のテストの成績が全く同じ点数だった。

それで落ち込んでいた娘が大喜びで、倅をハグして

「倅君、大好き」

と言っていた。

 

ゲンキンだな〜(^◇^;)