娘の学校には、自慢話が好きで、自分を賢いと言っている女子がいる。
実際に賢いそうなのだが、そういった自慢話が鼻について、周りからは余り良いように思われていないらしい。
素行も、親なら少し危惧してしまう所もある。
ボーイッシュで、男子とよくつるむ女子とか、男女問わず話ができるタイプという感じでも、男子にモテるという感じでもなく、知り合って直ぐに意気投合して、男子の家に遊びに行くから、なんとなく危なかっしいと感じてしまうのである。
まあ、ドイツはこういう事が進んでいたりするから、古い人間の私のような考え方は、笑われてしまうかもしれないが。
さて、天狗鼻ちゃんと同じクラスで、娘とも同じ学童のグループである男子が、ブツブツぼやいていた。
彼は別に天狗鼻ちゃんが好きではないが、彼女のこういった行為が鼻につくそうで、娘に同意を求めてきた。
「私の家は引っ越す前までは、誰も呼べないくらい狭くて古くて、呼ばないのが普通だったから、あまりした事がない。だから私にはすぐに人を招待したり訪問したりする気持ちはよく分からない」
と前置きした上で、
「でも貴方だって、仲が良い友達を招待したり訪問したりするでしょ」
と話したら、彼は近所の同性の幼馴染ですら、家を行き来するようになったのは仲良くなって1年以上経ってからだ。宿泊なんて、少なくとも2年以上は開けないと無理!だと言っていたらしい。
因みに、この少年は、幼馴染君と毎日自転車で登校しているそうだ。
興味深いのは、彼は別にそれが普通だと思っていて、だからこそ余計に、知り合って直ぐに家に遊びに行くという行為が信じられない、寧ろ抵抗を感じているという。
友達の交流に関しては、各家庭の方針にもよるから、彼の家庭は余程慎重だったのだろうか。(うちも人の事を言えないけど)
ドイツって、お友達の家訪問デビューやお泊まり会デビューを早めに済ませると思っていたから、この少年のような考え方もあるのかと、目から鱗だった。
同性の友達(しかも幼馴染)ですら、そんなに期間を置くとは。いやいや、学校や幼稚園でずっと遊んでいるのだから、家に帰ってまでも遊ぶ必要はないって事か。
我が家の場合は、確かに引っ越す前の古いアパートには殆ど遊びには来てもらわなかったが、それでも時々は友達が遊びに来たり、遊びに行ったりしていた。
家の都合で、遊びに行かせてもらう方が多くて、本当に恐縮していたが、先方も事情を知っていて、それでも構わないと言ってくれる人しか、こういった交流をしなかったが、それはそれで良いかとも思っている。
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◆◆おまけ◆◆
今日は学校で嫌な事があったらしい。
理由を聞いても教えてくれなかったが、どうしてもボルダリングがしたいと言うので、天気が荒れない内に近所のボルダリングができる場所に行ってきた。
倅にとっては、よじ登る事で、ストレス解消になっているのだろうか。
明日はきっと良い日になるよ。