最近、子供達はアニメ『ダンガンロンパ』にハマっている。
娘のドイツ人の友達が教えてくれたそうで、娘から
「お母さん、ダンガンロンパって知ってる?」
と聞いてきた。(因みに、ドイツ語でも同じ日本語のタイトルです。)数年前に観た事があり、子供達には見せない方が良い内容だったので控えていたが、まさかそう来るとは。
それでも娘はドラマやアニメを見なくなってしまったので、どうせ見ないだろうと思っていたら、このロックダウンで見始めて、今ではすっかりダンガンロンパファンになってしまった。
なんてこったい。
『ダンガンロンパ』は、スパイクチュンソフトという日本のゲーム会社が2010年に世に出したコンピューターゲームだが、10代のドイツの若者に人気がある。
アニメとしてはシリーズ1と3があり、どうやら2はゲームのみとなっている。日本では舞台化もされている。
娘は1も3も観て、私に一緒に見ようと勧めてくるので、その内一緒に観る予定だ。
主人公苗木誠の声を当てているのは、『エヴァンゲリオン』の主人公と同じ緒方恵美さんで、彼女の演技は本当にクセになる。
子供達の衝撃は、モノクマという白黒のぬいぐるみがいて、これが初代ドラえもんの声の大山のぶ代さんだという事だった。シリーズ3からTARAKOさんに代わったが、ドイツ語版では、スポンジボブの声優さんが一貫して演じている。
さて、姉に影響された倅は、自分で作ったペットボトル人形(1.5リットルのペットボトルに、ガムテープで目と口と髪の毛を作ったもの)の一体に苗木君と名付けた。
このペットボトル人形は数体あり、どんどん増えそうな予感で頭が痛い。(我が家は狭いのです。)因みに全て自分の好きなキャラクターや人物の名前がつけられている。
現在、倅はダンガンロンパごっこに夢中で、苗木君人形を彼の決め台詞の「それは違うよ!」を言いながら放り投げる。それに当たって倒れたら、論破勝ちとなるのだが、今回倒れたのが娘ボトル人形だったようだ。
取り敢えず、怒られてしまうかもしれないから、これは倅と私の秘密にしておこうっと。