ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

あれ、どこにある?

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 娘はよく物を失くす。

それでいつも私が見つけてあげるのだが、今回は流石にお手上げ状態だった。

 

娘のアップルペンシルは時々無くなるので、思い当たる節を探してみてはいるものの、なかなか見つからない。

しまいには、

「アップルペンシルは私の事が嫌いなんだ」

とか言う始末。

 

友達にその話をしたら、wunderfindなるアプリで探したら良いと教えてくれた。

 

【参考動画】

 こちらの2番目に説明されているものです↓


www.youtube.com

 

それで早速、娘のタブレットにこのアプリを入れて、日曜の朝から家族総出で探した。

始めはグルグル回っていたが、やがてアップデート率100%となり、この辺にあるよと探知機の如く指し示していた。

 

そして

 

「あった!!」

 

夫がベッドの下にあった玩具箱の1つの中に紛れ込んでいたアップルペンシルを見つけた。

 

少なくともアップル機器に関しては、これで失くす事はなくなるかな。

 

似て非なるもの

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その日は典型的なドイツの夕食にした。

ドイツでは、温かく重い料理は昼食となり、朝と晩は冷たく簡素な料理となる。

ドイツには1500種類以上のソーセージがあると言われているそうで、ドイツといえば、ビールとソーセージを彷彿とさせる人も多いのではないか。

妹が大昔に遊びにきた時に、お腹いっぱいソーセージを食べさせてあげようとして、夫がドイツ全国からソーセージを取り寄せた。

食べ方も色々あったりするが、日本では馴染みのないものも多く、妹は驚いて目を丸くしていた。

 

それでも同じように見えるソーセージも製造の仕方や地方の特色を生かしたものもあったりするので、一言ソーセージといっても奥が深い。

 

とは言っても、私なんかは、そこまでソーセージに拘りがあるわけではないので、お気に入りのソーセージというものはない。

娘や倅、そして夫は好物のソーセージがあるので、冷蔵庫には常にそれらが補充してあるのだ。

 

ある時、どれも大して変わらないでしょと言った私に対して

「お母さんの好きなアニメのAとBって似てる?」

と聞かれ、

「全然違う!」

と思わず答えた。

娘は満足そうに、

「それと同じだよ」

と言った。

 

なるほどな。

自分の好きなものに置き換えると、物事の見方が変わってくるものだな。

いや、頭では分かってはいるのだけどね。

なんの変哲ものない毎日だと、人はとかく忘れてしまいがちだ。

娘の言葉に気付かされる日常が多くなってきた。

 

 

分かってはいるのだけどね。

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 今週末から補修校が始まった。

コロナ禍でオンライン授業からの開始となり、複数在籍している我が家は、始めは娘が、その3時間後は倅がオンライン授業に入る。

 

その前に倅と夫が買い物に出かける。

そんなわけで、土曜日の昼ご飯は店屋物が多くなってしまうのだが、普段滅多に食べないから、子供達も大喜びである。いつも作っている私としてはちと複雑だが、まあ、そこは目を瞑ろう。

 

さて我が街にもアジア食材店がある。

中国人が経営していて大きい方だと思う。

ほぼ毎週末に納豆を買ってきてもらうのだが、倅と一緒に行くと、カートまで勝手に米を担いで持ってきてしまうらしい。

いらないよと言ったら、その後、また担いで元あった場所に持っていって置くのだが、本当にそれはやめてほしい(涙)

何かの拍子に米袋が破れてもいけないし。

倅としては、良かれと思っての事だというのも充分承知しているので、無闇に怒れない。

いつも話しても、このパターンになってしまうので、今日はちゃんと事前に

「まだお米は家にあるからね。だから買う必要ないんだよ」

と実際に見せて納得してもらった。やれやれ

 

忙しいのなら、買い物に一緒に行かない方が良いのではないかとも思うが、要領良くこなす娘に比べ、倅は失敗がとても多く、ハラハラする事も多い。

だから敢えて、経験から学んでもらえたらと思うし、察する心が育ちにくくても、自分達で工夫して、理解を促すようにしていかないと難しいのだと思う。

 

因みに今日は、事前に見せた甲斐があったからか、米袋を担いでくる事もなく、買い物中も夫の手を煩わせなかったようだ。

その内、いつか1人で買い物に行けれるようになれたら良いな。

 

 

 

 

 

今週のお題「間取り」

今週のお題「間取り」

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娘作

私のファンタジーの家

 

娘がまだ生まれて間もない頃からだから、かれこれ10年くらい引越しする為に家を見てまわっている。

長いな。

 

その前も、夫がUターンするから引っ越すとか言われたりと色々あり、親しい友達からは

「引っ越しするする詐欺みたいだから、本当に引っ越しする事になった時だけ話して」

と言われたり、久々にコンタクトを持った友達からは

「まだあそこに住んでるの!?(笑)」

と呆れられたりする。

引っ越しや家を建てるのが趣味なんじゃないかと思ってしまう程、電話をするたびに、新しい家の話をする友達からは、毎回

「いつ引っ越すの?」

と冷やかされるが、相変わらず、新婚時代と同じ、この安アパートに住んでいる。

マイホームの夢がなかったわけではないが、夫がUターンするかもしれなかったので、この街は仮の住処、くらいにしか思わないようにしていたのだ。

 

その内子供が増え、4人家族になった。

そうなると流石に窮屈で仕方がない。

ドタバタと煩いので、近所迷惑になっている事は充分承知している。

 

それも含めて、そろそろやっぱり広い家に引っ越そうと内見に行って、間取りも色々見たりして、夫とあーだこーだと散々意見を戦わせているが、相変わらず決まらないでいる。

 

取り敢えず、間取りでいうところの必須条件は

・地下室(特に夫の熱い希望)必要

・食卓と台所、居間が1つの空間にあるより、台所と食卓は同じ部屋で良いが、居間とは分けたい。(これも夫の熱い要望)

・子供部屋がほぼ同じ大きさ

・将来を考えて、義母と同居可能な間取り

・収納できるスペース

 

あと最低何部屋必要とか、庭とかバルコニーの有無とか細かく書きたい事は色々ある。

 

それはともかく。

 

義母が来るかどうか、はたまた夫の定年退職後に本当にUターンするか否か、また引っ越すようになってしまうのなら、もうちょい待つべきなのかとか色々考えていたら、キリがない。

 

その内、子供も大きくなり巣立ってしまうと、手狭だったこのアパートが広く感じるようになるのだろうか。

その時、あれこれ注文つけて引っ越した家より『狭いながらも楽しい我が家』のような現在のアパートが、本当は理想に思えてくるのだろうか。

 

結局、あれこれ空想に胸を膨らませている今が、1番幸せなのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンライン授業の事。

今週は我が街は基準値100越えだったので、オンライン授業となった。

来週どうなるのかは、今日中に判明するようになりそうだ。

とはいうものの、昨日見たら、どえらい数字を叩き出していたので、当分はこの状態だろうと予想している。

ミュンヘンに住んでいる友達の子供達は、今週は幸いにも分散登校だったそうで、教室でコロナキットを使って、皆でコロナテストをやったらしい。

鼻に綿棒のようなものを入れないといけないから抵抗があったり、痛がったりする子供も多く、前途多難だ。

しかも仮にポジテイブだと分かった時のクラスメートの反応を考えると、どうなんだろうと疑問に思ったりもする。

 

さて現在、娘は毎日、倅は週4回のオンライン授業を持つ。

倅の場合は、時間にしてせいぜい30分から1時間あるかないかくらいだが、イースター明けからは、この授業は任意ではなく義務となっており、うちみたいに同時刻に家族がIT機器を使えている家庭ならいざ知らず、そういう人達ばかりではないし、どうしても低学年は優先順位が後になってしまいがちだから、少々複雑だ。

 

また大学生などは、最初のロックダウンから大学に通えておらず、ずっとオンライン講義なのだそうだ。

それでも試験や卒論などの準備は待ったなしで入ってきているわけで、こういうのって、優しくないなあっと思ってしまうのである。

 

今日は、午前中に倅と一緒に学校に行って、課題の提出をしてきた。

私1人で行っても良いのだが、倅がどうも行きたいと言うので、これは良い傾向と思い、一緒に登校した。

先生は何処にお住まいなのか分からないが、先程オンライン授業を終え、大急ぎで支度をして学校に行くわけだから、大変だなと思う。

提出をする前日に、まとめて課題をやったので、なんとか余裕を持って登校できる。

久々の登校で、一部のクラスメートにも会え、倅も嬉しそうだった。

 

 

 

小さい“っ“が消えた日

 

誰だって何だって、いなくても良い存在なんてないんだって教えてくれる本。

 

 

小さい“つ”が消えた日

小さい“つ”が消えた日

 

 

ひらがな達が住んでいる五十音村では、いつも自慢話が飛び交う。

誰が1番偉くて役に立っているのかを話すのだ。

そしてそんな時に、邪険にされてしまう文字がある。それは小さな「っ」だった。

ある時、小さな「っ」は消えてしまった。

さあ、大変だ。人間界で異変が起きてしまった。

 

そこでひらがな達は「っ」に呼びかける。

その方法は・・・。

 

可愛らしい挿絵と軽快な文章で、物語にどんどん引き込まれていく。

 

自分が小さく思えて、要らない存在だって落ち込んでしまう時に読むと、温かい気持ちになって元気が出る。

この世に無駄なんてないのだ。

邪魔な存在なんて何もないのだ。

そう教えてくれる。

 

 

 

Gacha Club

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子供達は現在、ゲームアプリGachaClubで作ったフィギアを編集アプリKineMasterに入れて動画を作るのに夢中であるが、同時にどんどんオリジナルフィギアを制作中でもある。

それはそれで結構な事だが、時々、私にフィギアを作ってくれないかと言ってくる。

 

センスがないので、ヤケクソで作ったフィギアがこちら。

 

 

 

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うん、わかってるって。

本当にセンスがないから。

 

でも楽しかったです。

 

 

 

 

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出典:Gacha Club Studio by Lunime / Back2Back Games

 

にゅーっ するするする

 きっとこの絵本、持っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

 

にゅーっ するするする (幼児絵本シリーズ)

にゅーっ するするする (幼児絵本シリーズ)

  • 作者:新太, 長
  • 発売日: 1989/12/05
  • メディア: 単行本
 

 

真っ赤な水の中から、突然出てきたものは・・・!?

 

一言で表すなら、独特なタッチにシュールな内容といったところか。

まだ、子供達が小さかった頃、読み聞かせの会で、この本を皆の前で読んだ。

独身時代に地元のアマチュア劇団に所属していたのもあって、この手の絵本を読むのはお手の物だ。

 

長新太さんの作品は不思議な世界観がある。

大人でも、うーむ、これはどうなってるんだろうと唸ってしまう。

もう一度読んでみようかなと、思わずまた見てしまう。癖になる。

 

 

 

ポテト氏

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ポテト氏

9歳の倅は指先が器用ではない。

更に左利きなので、それ専用のハサミ、それ専用の万年筆、定規を買い揃えているが、ハサミを不思議な持ち方をし、定規は右利きの人と同じような使い方をし(そうなると逆になるから、線を引いても歪んでしまう)、そして万年筆の向きも逆にしたりするので、先端部分が壊れるんじゃないかと思う程だ。

現地校の隣のクラスの先生が左利きだと分かり、伺ってみて、コツを教えてもらったりもしたが、余り向上しているようにも見えない(涙)

 

そんな器用でない倅もアイデアは面白かったりする。

ある日、生のジャガイモに目鼻口、足をつけてポテト氏と名付けていた。

またある時は、ペットボトルにガムテープを貼り、ボトル人形を作っていた。

 

chiriyama-nikki.hatenadiary.com

 

 今日は箱でマイクラフトのキャラクターを作っていた。

本当は課題をしないといけない時間だったけど、ある程度仕上げるまで、そのままそっとしておいた。

だから勉強時間は遅れてしまったけど、箱キャラが完成して、それはそれで満足したみたいだった。

 

 

 

 

 

ダンプえんちょう やっつけた

 

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出典:amazon.co.jp

 

 

 子供達がまだ小さかった頃、せがまれて、何度も読んだ本がある。

それが、この本『ダンプえんちょう やっつけた』である。

ふるたたるひさんは名作『おしいれのぼうけん』の作者でもあり、こちらは子供の頃読んだ記憶がある。挿絵もまた、たばたせいいちさんで、『おしいれのぼうけん』コンビの本となる。

『ダンプえんちょう やっつけた』は大人になってから、知人と本の交換をした時に教えてもらい、これが子供達にも好評だったので、帰国した時に書店で購入した。

 

ダンプ園長が思いっきり容赦なく子供達と遊ぶサマが痛快だ。

子供達が一丸となって園長と戦う。

工夫を凝らして、どうやったら園長に勝てるか、皆で知恵を絞るのだ。

昭和の描写がそこかしこあり、思わずノスタルジックに浸ってしまう。

 

本の中には幾つか歌があり、即興で歌ってみると、子供達のウケが良かった。終いには、娘が

「私も一緒に読む!」

と言って、彼女のお気に入りのキャラクターの箇所は娘に任せて読んでもらった。

そうやって子供達と一緒になって読める本だった。

 

 

倅の学習問題。

倅は注意欠陥多動性障害と自閉症スペクトラムを持っている。

今迄ずっと傍で学習の手伝いをしてきて、もしかしたらと思う事がある。

それはLDと呼ばれる学習障害もあるのではないかというものだ。

 

LD(Learning Disability)は、知的な遅れはないものの、「聞く」「読む」「話す」「書く」「計算、推移」に困難が生じる障害の事で、読む事が苦手、書く事が苦手、または計算が苦手なタイプがあり、倅は主に読んだり書いたりするのが苦手な感じだ。

 

こちらに関しては、キチンと診断してもらっていないので、自分の憶測でしかないが、疲れていたら鏡文字を書いたり、字にまとまりがなかったり、文字をよく飛ばして読んでいるのを見ると、そうなんではないかと思っている。

 

どのようにしたら、倅の困難を軽減できるのか悩んでいるが、大変参考になるブログを少し前に見つけたので、紹介したい。

 

www.oyakudachigakusyuu.com

 

パンダマンさんのブログを参考にして、タブレットでドイツ語の本を読む際に、文字を大きめに設定してあげると確かに見やすいようだ。読む時に文字を飛ばす事も減ったように思う。

漢字の練習は書き順が分かりやすいように、紙に大きく書いてあげると理解しやすいようだ。

個人的には、片仮名は漢字を覚える上でとても重要だと思っている。

娘に日本語の文字を教える時、片仮名と漢字を同時進行で教えて失敗したと痛感した。

なので、倅には平仮名の次に片仮名、そして漢字を教えるようにしたので、片仮名が娘よりも定着しているようだ。

漢字をよく見ると、片仮名の組み合わせで出来ているようなので、倅には漢字を分解して教えるようにしている。

すると、書き順も、そして漢字そのものも覚えやすいようだ。

 

またフォントはゴシック体が良いというのを何処かで読んだ。

日本語の書体の場合は、UDデジタル教科書体というものが開発されたらしい。

ただ見る限りでは、小4の国語の教科書はどうやら一般の教科書体なので、それで読みにくいのかもしれない。

試しに、倅に一般の教科書体とUDデジタル教科書体を見せて、どちらが見やすいか聞いてみると、UDデジタル教科書体と教えてくれた。

 

さて、倅のタブレットには幾つかフォントがあり、それを見ながら、倅にどれが1番見やすいかを聞いてみた所、Helveticaというフォントが1番見やすいと言っていた。

 

 

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出典:Pinterest

 

Helveticaは欧文フォントの定番なもので、よく使われている。

色々な太さがあるが、倅はしっかりとしたものが良いらしい。

フォント、私なんかもWordで文章を書く時にたまに変えたりするが、発達障害の人にとって、とても重要のようで目から鱗だった。

現地校からもらう宿題や課題、そして借りている教科書の文字も、時々読みにくいものがある。日本の教科書でも、国語と算数とではフォントが違う。算数は少なくとも2種類のフォントを用いているようだ。(算数のフォントの方が見やすいと倅は言っていた。)こういうものを見ると、1冊の本を制作するのも色々な工夫があるのだなと感慨深い。

 

 

 

 

 

満々開

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週末になって、また春並みの暖かさ戻ってきた。

 

 

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天気予報では、明日にはまた雪が降り、半ばにそれが雨になるという。

週末には少し天気が回復し、そして、週明けにはまた雨だそうだ。

  

さて明日から始まる授業はオンラインでなのだが、次週以降はまだ決まっていないようだ。

 既に現地校ではオンライン授業の時間割が発表された。

オンラインでの出席を取るのは既に義務付けになっている。いつの間にか、「任意」ではなくなってしまった。

 一体いつまでこの状態が続くのだろう。

ワクチン接種も滞っているようだし、ドイツは相変わらず前途多難ではあるが、前に進むしかない。

 

 

 

素直じゃないね。

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思春期真っ只中の娘は、あまり素直でなくなってきた。

 

こちらで食べられるニシンのサワークリーム漬けはジャガイモを皮付きでゆがして、熱々のところをナイフを使って皮を剥き、それを添えて食べる。

夫が好きなので、義母宅に行くと、毎回それを1回は食べる事になる。

子供達も大好きで、私は義母と共に、皮を剥いてあげるのだ。

義母宅では、どうやらこれは女の仕事のようになっていて、夫は何もしない。義父が生きていた頃は、義父も何もせずに、義母からもらえる皮なしのジャガイモをずっと待っていた。

 

その内、椅子の位置関係もあって、誰も娘にジャガイモを剥いであげれなくなった。

いや、義母は娘に剥いであげれるけれど、自分の息子にあげるジャガイモの皮むきで忙しく、そこまで手が回らない。

それで義母が娘に

「自分でジャガイモを剥いだらどう?」

と促してみるが、娘はすまして

「皮付きのジャガイモの方が美味しいから、私は皮をつけたままで食べる」

と言って食べた。

 

ある日の昼食に、以前に義母宅と食べた魚料理を用意した。

皆を呼ぶ前に、家族全員分のジャガイモの皮を剥いで、あらかじめ皿に載せておいた。

「ほら、これで皮なしのジャガイモが食べれるよ。どっちが美味しいか食べ比べたらいいんじゃないの」

と言ってみた。

娘は少し驚いた顔をしたが、黙って食べた。

 

食後、

「まあ、皮なしも美味しかったよ。ごちそうさま」

とぶっきらぼうに言って、自分の部屋に行ってしまった。

 

素直じゃないなぁ。

 

でもまあ、いいか。

「しっかり者お姉ちゃん」を演じるのも疲れるよね。

 

残念だけど

昼頃に、倅の担任からメール連絡が来た。

どうやら、我が街は基準値100以上となっているので、来週から、またオンライン授業との事だった。

そしてその後、娘のギムナジウムからも5〜10年生(つまり小5〜高1)まではオンライン授業、11年生(高2)は分散登校、高3は今迄通り対面授業となると連絡があった。

そして登校する学年はコロナテストをして、ネガテイブでないと登校はできないと。(これは前にも書いたけど)

 

はあ、、、

 

もう、どうしようもないな。

 

休暇明けは絶対に数値が上がるのだから、どうしようもないと分かっていたが、それでも残念で仕方がない。

街によって数値が違うので、100以下の場所も当然あり、そういう街は来週から分散登校、もしくは普通登校となるだろう。

我が街も早く下回ってほしいものだ。

 

 

 

 

 

漫画『進撃の巨人』最終話の感想

漫画『進撃の巨人』最終話だが・・・。

 

遂に終わってしまった。

喪失感と爽快感がよぎる。

これほどの大作なら結末に賛否両論があるのは当然の事。

個人的には納得できた。

最後の最後まで目が離せなかったが、綺麗な終わり方をしたと思う。

 

エレンが最後でデレてくれて安堵した。

マーレ編になってから、クールな面ばかりが際立っていたが、本当はもっと普通の、泣いたり笑ったり怒ったりできる表情豊かなキャラクターだったんだよね。

自分の抱えている運命の為に感情を押し殺さないといけなかった。強い人間を演じないといけなかった。

しかし、最期に最愛の人の手で使命を全うできて幸せだったのではないか、そう信じたい。

 

中途半端な終わり方ではなかったと思う。

キッチリと104期生の最後を描いてくれた。

調査兵団が追い求めた『最後』は、彼等が犠牲にした心臓に値するだろう。

 

オレ達の戦いはこれからだ!と、終わっても尚進み続けるなんてカッコ良すぎかよ。

ともあれ、諫山先生、お疲れ様でした!