ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

スポンジボブを考える。

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スポンジボブって、どうしてそんなに人気があるのだろうか。

娘に至っては伝説だとまで言いきっている。

友達の息子さんは、その昔アメリカ合衆国に住んでいた時に、スポンジボブで英語を覚えたそうだ。

日本ではどうか分からないが、とにかく、ドイツやアメリカでは男子がいる家庭は必ず視聴している。

 

それ程までに人気の高いスポンジボブとは、どういうアニメなのだろうか。

 

ビキニタウンで暮らすスポンジボブと愉快な仲間達が巻き起こすアニメは海洋生物学の教師ステファン・ヒーレンバーグが原作者だ。

アニメと海を愛するヒーレンバーグが考案、制作したスポンジボブは、子供のみならず大人も虜にする世界中で愛されるアニメの1つだ。

 

スポンジボブの隣人のタコのイカルドは、このアニメにとって重要な役割を果たしている。

というのも、スポンジボブは子供の象徴であれば、イカルドは典型的な大人の投影となり、この2人の物事の捉え方の違いがアニメで映し出されているのだ。

つまり、子供であるスポンジボブが前向きに楽観的にやっている事を、否定し保守的に考えるイカルド。この2人の対比が絶妙に上手い。

それによって、視聴者は大人の自分と子供だった頃の自分を、そのまま見る事ができるのだ。

 

ではスポンジボブの親友ヒトデのパトリックはどういう象徴なのか。

一言で言えば、天才だろう。

人たらしで自由気ままに生きている風来坊の彼にもまた、人は憧れてしまうのだ。

 

ま、そんな小難しい事を書くのは止めて、単純に話そのものを楽しむのが1番だよね。

 

 

 

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出典:amazon.co.jp

 

来週からどうなるんだろ

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娘作

くまとペンギン

 

どうやら週末は春並みの陽気となり、その後、来週半ばにはまた雪が降るらしい。(天気予報曰く)その後は雨になり、気温も安定に向かうのではないか。

一昨年辺りに流行った?某女子高生の戯言を考えるにつけ、結局NASAの方が当たっていたのかなあと冷ややかに見てしまう。

当時、娘のクラスにも、金曜日に学校に行かずにストライキに参加する兄弟がいたらしい。

今はもう、金曜どころか、行きたいと懇願しても学校なんか行けないじゃんね。

 

さて、ここバイエルン州では制限処置の延長等が敷かれたようだ。

・4月26日まで屋外飲食店、文化施設、スポーツ施設の再開は延期。

・劇場も、基準値が100を超えている場合は4月26日まで開始を延期。

・4月12日以降に、花屋、園芸用品店は小売店と同じ扱いとなり、基準値に基ついて営業可否を決める。

・学校は基準値が100以下の場合、全ての実地授業に参加する生徒、教職員は週2回検査義務を課す。

基準値が100以上の場合は、検査義務が最低週2回とする。

・ワクチンを接種した人は、隔離措置義務のような一部の制限が免除。

・ワクチン接種のモデルプロジェクトを実地。

・コロナ対策アプリにより、濃厚接触者特定のデジタル化を進め、飲食店や文化施設の日常生活再開に努める。

 

やれやれ

マスクの次はコロナ検査かよ。

そろそろ、コロナと共存する道を選んだ方が健全な気がする。

 

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倅作

取り敢えずペンギンらしい

 

雪が降ったので、子供達をまた外に出した。

雪は降ったり止んだりではあるが、取り敢えず積もるので、昼ご飯を用意する迄の間は庭で遊ばせた。

 

朝の内に、子供達のそれぞれの文通相手に手紙を書かせた。

文通相手は皆日本に住んでいる日本人で、子供達と同じ年齢だ。

私達が帰国した時に知り合った子や、私の友達のお子さん、はたまた、ドイツに駐在で来ていて帰国する際に住所交換をした子達である。

ネイテイブの日本語に触れる良い機会ではあるし、帰国したら、また一緒に会って遊べるので、手紙を通しての繋がりがあるのは良い事だし、親御さん達にも感謝している。

その中で、スポーツ系の習い事を熱心にしているお子さんがいて、日本とドイツのあまりのギャップに驚きを隠せなかった。

 

そうだよなあ。。。ドイツはロックダウンだもん、仕方ないか。。。

 

子供達は日本の某武術を習っているが、今は道場が開いていないので行けていない。

第一次ロックダウン開けのある時、道場に行った娘に1人の男子が、母親は何人なのか聞いてきたらしい。

「日本人だ」

と答えると、

「お前のせいで、コロナで大変になった」

とふざけた事を抜かしたらしい。娘が(勘違いしているな、こいつ)と思っていたら、そこにいた別の男子が

「お前の言う通りなら、彼女のお陰で、俺達は学校を休めてるんだろ」

とすかさず突っ込みを入れ、その男子は二度と何も言えなくなってしまったらしい。

 

さて、来週からどうなるか。

取り敢えず、試験薬を大量に買ってくるしかないか。(結構高いんだよアレ、、、)

 

 

また冬が来た??

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今週から、また雪が降っている。こちらは今朝の画像。

今もまだ雪が降っているので、もう少し積もっている。

 

なので、子供等を外に出した。

 

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娘作 

ペンギン



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倅作

雪人

 

この雪は堅めにくいから作りにくかったらしい。

 

お昼ご飯を食べた後、デザートにケーキを食べた。

 

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本日のケーキ

模様が今一君ではあるが、、、(汗)

 

参考にした動画↓


www.youtube.com

 

まさに漢のケーキ作りという感じで、個人的にはかなりツボ。しかもシンプルで美味しい。

意外に軽い味だった。バターを使ってないからかな。

チョコの方が余ってしまったので、マフィンみたいにして一緒に焼いたが、それも美味しかった。

 

Monty Python‘s Life of Brian

イギリス/1979年/94分

主演: Graham Chapman、Michael Palin

 

 

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出典:amazon.de

Monty Python's Life Of Brian

 

イギリスの有名コメデイアングループMonty Pythonが脚本、主演をしたブラックユーモアが効きまくっているコメデイ映画。

 

シーザーが活躍していた時代。

ユダヤ人とローマ人のハーフの青年ブライアンが、ひょんな事からメシア(救世主)になってしまう。

 

ウイットに富んだイギリスのジョークがバシバシ出てくる。

しかも今なら速攻で謝罪とか規制とかさせられそうな程の台詞やら演出やらあって、昔の映画は、大らかで良かったんだなと思わせてくれる。

シーザーが『B』を『P』と発音して、聴衆の笑い者になっていたり、過激派?ユダヤグループのメンバーの1人が性同一障害に悩んでいたり、更には磔にされてしまった囚人達が『Always Look on the Bright Side of Life』を歌って、ありのままを受け入れちゃったり・・・。ラストも、「え、それで良いの!?」と驚くような結末で、あっけに取られてしまった。

 

個人的に興味深かったのは、主人公が過激派?ユダヤグループの一員になる為に、夜中に壁に「ローマ人は出ていけ!」を落書きをしていた時にローマの隊長に見つかり、その場で文法を直されまくる。

罰として、100回そこに書けと言われて、本当に夜通し書いたりと、100回ではないにせよ、あったあった。そういう先生、いたよねwとクスりと笑ってしまった。

 

 

 

継続は力なり

やっぱり我が家が1番ですね(しみじみ)

 

 

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お向かいの桜が満開に咲いていた。

 

 

しかし暖房機の水が漏れていて、入れようにも失敗してしまい、結局室内は寒いままだ。

大家さんに近日中に来てもらうようにお願いしたので、それまでは厚着で過ごさねば・・・

 

あともう少しで気温も安定するとは思いつつ、4月の気温の変化は侮れない。

 

April、April、der macht was er will.

4月よ4月。好き勝手しやがるぜ。

 

それくらい気温や天気が変わりやすいのがドイツの4月の特徴だ。

 

義母宅で過ごしたイースターでは、子供達には殆ど勉強を言わなかった。

ただ、補習校で送られてきた新年度の国語の教科書だけは音読させていた。

勉強に関して、人それぞれ考え方があるが、習慣付けにするのが、うちの子供には合っているように思う。

大変優秀なお子さんをお持ちの方がいて、どうやったらそんな風に育つのか聞いた人がいる。その方は

「絶対に親からは勉強しなさいって言わなかった。子供が授業で困ったりしたら、自分からやるようになるから」

と仰っていたらしい。

それも1つの考え方だろうなと思う。

しかし、ある程度の土台が出来上がっているから、それが可能なのかもしれない。

 

漫画家手塚治と水木しげるの共通点を分析していた人の動画を見て納得した。

2人ともとんでもなく画力がある。

しかし漫画は結局はデッサン力は二の次だと言っていたらしい。

そういえば、ピカソも信じられないくらい絵が上手いよね。

 


www.youtube.com

 

 

さてこの考え方は全ての学問に応用できないだろうか。

 

やり続けていたら、上達する。

継続は力なり。

だからある程度の習慣は必要だと思う。

その習慣が確立してない内に、やれ休みだから、やれしたがらないからと言って、親が何も言わないのは、私には難しい。

それでちゃんと気付いて、やってくれるのなら嬉しいのだが、うちの子はどうもそうではないようだ。

際限なくテレビやタブレットやゲームばかりになってしまい、学校が始まった時に、今度は益々勉強嫌いになってしまう。

 

ただ勉強をしやすくする手助けは必要だろうと思う。

 

いつもやっている事

・これだけは最低限やらないと、好きな事ができないよという『お預け作戦』

 

新しく導入した事

・教科書に読み仮名を振るのを、私がやる。

・音読をまず私が手本にやってみせ、その後、子供が読むようにする。

そうする事で、時間がかかってしまって苦痛になっていた音読が、少しはマシになってこないだろうか。

 

嬉しかった変化

娘が自分のYoutube動画に英語で長文の説明を書いていた。

彼女は英語が苦手だったのだが、ロックダウンを機に英語圏のYoutube動画を見るようになった。その結果、英語が好きになった。そして現在は英語で交流したり、英語で文章を書いている。どの程度の英語力かは謎だが、その行動力は自信の表れだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散歩

明日、我が家に帰るので、墓参りの後、近くの川まで散歩に行きました。

 

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良い天気です。

風は冷たいけど、気持ちが良いです。

 

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鴨が逃げていってしまいました。

ピクニックをしている人達もいます。

 

 

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天気予報では、明日は雪が降るそうですが、本当に降るのかしらね。

 

 

Happy Easter🐣 Frohe Ostern

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今日はイースターサンデーです。

 

倅は前日から張り切っていましたw

果たして、ペーターハンゼルにお願いした目覚まし時計は来るでしょうか!?

 

 

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イースターラビットが隠した『卵』を2人で探します。

 

近いと「warm」

そこにある事を「hot」

で表し、子供達に探させます。

反対は

遠い「cool」

全然そこにないのを「cold」

 

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灯台下暗しw

 

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見つけた!

 

しかし倅が欲しかった例のブツがまだきていないようです。

 

夫がペーターハンゼルに電話をしました。

「もしもし、ペーターハンゼルですか?まだ例のブツが来ていないようですが・・・え・・・?・・・あー、そうなんですか!じゃあ、見てみます!!ありがとう」

夫よ。なかなかの演技派だわね。

 

どうやらペーターハンゼルはイースターラビット宅急便に間に合わなくて、その代わり、自分でこの家の玄関に置いてきたのだそうです。

 

倅が大急ぎで玄関を覗くと・・・

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あった!!

 

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ジャーン!

 

ラジオにもなる目覚まし時計です。

因みにレーザーで天井にも時間が映し出されるそうです。

 

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手に映すとこんな感じ。

 

 

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テーブルクロスだとこんな感じ。

 

 

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天井だとこんな感じ。

夜だったら、もっとくっきりはっきり見えますね♪

 

 

 

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ラジオの電波を探してくれています。

 

目覚ましの音も色々種類があるようです。

 

 

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今回の『卵』

 

やっとビックイベントが終わって、ホッとしました。

 

子供達も嬉しそう。

娘には某無料アプリをダウンロードするのも、イースターの卵にしてあげました。

 

 

 

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義母宅に来ると、私は滅多に街中に出れなくなります。

しかし今日は所用があり、街中に行ってきました。

 

こんな所に桜が!?

 

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市立博物館となっている場所に桜の木が植えられていました。

今迄ずっと単独で出れなかったので、博物館があった事も知らなかったし、桜が植えられていた事も知りませんでした。

 

桜が好きなんで得した気分🌸

 

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今日はこちらでは雨がパラパラ降っていました。

コロナじゃなかったら、良い天気だったら、桜の下で花見ができるのにな。

来年はできるかな。

その時にはここに来れるかな。

 

さて昨日から、バイエルン州はまたしても強化規制が敷かれる事となったようです。

義母宅の街では、ホテルもレストランは既に閉まっているようです。バイエルンは日曜日からという話です。

スーパーやドラッグストアは開いています。

美容院や書店、図書館は開いても、博物館や動物園は閉鎖。この基準は一体なんでしょうかね。

 

学校は4月9日に今後の事が決定されるそうです。

義母宅のある街の新聞には、『イースター明けには絶対に全てを開ける!』とあり、いや、それできるなら良いよね。てか、して欲しいよね。

で、現在デモが行われているらしい。

 

 

 

 

 

 

イースター

イースター休暇なんで、義母宅に来ています。

 

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イースターはイエスキリストの復活を祝うお祭りです。

豊穣のシンボル兎と復活を意味する卵が、この時期には多く見かける。

 

 

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木に吊るされた色とりどりの卵

 

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本物の卵ではありませんw

しかし、小学校や幼稚園では本物(もしくは偽物)の卵に色をつけたり貼ったりして、イースターエッグを工作で作ります。

殻に綺麗な色を塗られた茹で卵を、朝食に食べたりもします。

 

イースターは毎年日にちが変わるので御用心。

 

イースターサンデーに兎が隠した『卵』を庭や家の中で探します。『卵』は大抵お菓子や小さなプレゼントです。

毎年恒例であっても、卵を探すワクワク感は楽しいものです。

 

倅はサンタクロースのお付きの小人ペーターハンゼル(夫が倅の為に作った小人)に、今年のイースターには目覚まし時計をお願いしたらしい。

※注 ペーターハンゼルはイースターバニーともお友達という設定

 

果たして今年は『卵』がもらえるでしょうか。

 

chiriyama-nikki.hatenadiary.com

 

 

 

 

春の息吹き

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今日は春並みのお天気だったので、散歩に出かけました。

 

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子供達は喧嘩しながら歩いています。やれやれ

 

 

そこかしこに春の息吹を感じます。

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切り株がそのまま放置されています。

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表側から見たらこんな感じ。

 

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帰ってきました。


エイプリルフール。

皆さんは嘘をつきましたか?

もしくは誰かにつかれましたか?

 

倅は娘に、こっそり塩入り歯磨きにされて驚いていました。

夫は倅に「今日はまだ冬時間」と騙されていましたw

昔の夫はかなりエグい嘘を私に散々ついたので、私は免疫がついてしまっている。だからちょっとやそっとでは、騙されないようになってしまった。

因みに、私はあまり嘘が得意ではないので、こういうイベントには向かないや。

 

 

 

今年の色はなんだろう♪

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赤は国語、青は算数。

私の子供達が通う小学校のノート用カバーの色はそう決まっている。

毎年9月の新学期前には、学校から購入必須の物品リストが送られてくる。この地域では新学期は大抵火曜日からあるので、日曜日が休日のドイツではありがたい。月曜日までに文房具が置いてある近所のドラッグストアに赴き、それら必需品を購入するのだ。

 

娘がギムナジウムに入学した時は、新学期が始まってから学校で渡された。

それを持って、2人でドラッグストアであれこれ購入した。

各教科により、ノート用カバーの色は決まっているそうだが、数学だけは何故か毎年違っている。

「その先生、いつもサイコロの数で決めるんだって」

と娘がアッケラカンとして教えてくれた。

 

数学の先生、確かユーチューバーになる野望がコロナ禍で叶ってたよね。

しかも結構な数のチャンネル登録者が既にいるとか。

因みに近所に住んでいて、時々お見かけする。

 

chiriyama-nikki.hatenadiary.com

 

やっている事が面白いので、生徒からも人気がある。

上記の関連記事にも書いたが、授業を妨害した男子生徒に、罰としてケーキを作ってこいと言ったらしい。そして本当に彼は作ってきた。

「本人はアレルギーがあるから食べなかったけど、美味しかったよ」

と娘。

そうやって、罰でケーキを持ってきた男子生徒は結構いたようだ。

 

倅がもしギムナジウムに行くのなら、せめてマフィンを自分で焼けるように教えておいた方が良さそうだ。

 

 

ところで、補習校から昨年度の卒業証書と来年度用の教科書が届いた。

2人用なので結構な重さになっていたが、気がかりが減って安心した。

退会された人に送った子供達からの寄せ書きが無事に手元に届いたようで、連絡が来た。

手書きの文字って良いですね。感激しましたと書かれてあった。

どれだけコンピュータ技術が発達しても、手書きや手作りの温もりには敵わないのではないか。

1年間の補習校のオンライン授業で宿題を提出するのをメールではなく、郵送にしたのは、子供にそれを知ってもらいたかったからだった。

宿題なんかも、書いて覚えたり音読したりして習得をさせるようにしているのは、自分の経験上、その方が覚えやすいと思うから。

これは倅なんかにも言えるけど。

せっかくの休みなんだから、新しい教科書を音読させてみるつもりだ。

 

 

 

 

 

 

こちらでも桜が咲き始めています。

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良い日和ですね。

ドイツでも桜がチラホラお目見えとなってきた。

お向かいでは桜を植えているようで、毎年花を咲かせてくれ、目を楽しませてくれる。

今はまだ二、三分咲きくらいですかね。

娘の親友の家にも桜の木がある。

うちのアパートの大家は一昨年に前庭に桜の木を植えてくれた。

「日本の桜なんですよ」

と、わざわざ私に言ってきた。

 

娘の中学1年の日本の教科書にジャーナリストの鈴木嘉一さんが書かれた『桜守三代』という話が載っていた。

 

www.amazon.co.jp

 

海外に住んでいる娘のような中学生には少々難解だろうなと思う。

日本の中学生対象の教科書なんだから当たり前なのだが、どうして桜守と呼ばれる人が存在するのか、ましてや桜への情熱というのは想像しにくいのではないだろうか。

事実、彼女が書いた感想を読むと、余り理解できていないようだった。

 

桜守は全国各地にある名桜を定期的に守りに行く人の事だが、これは職業ではないらしい。

桜道楽とも取れるが、全国の桜を見守り歩く、そして必要とあらば、手入れをするという。

 

そうやって日本の桜は愛しまれてきたのだろう。

自分を愛して止まない存在がいるのは、動植物であっても幸せな事だ。

大切に育ててくれているのに応えるように、一生懸命綺麗な花をつけるのだろう。

 

私は夫と一緒に日本で桜の季節に結婚式を挙げた。

あと1週間遅かったら、散っていた。

桜は短い期間しか咲かないから、海外から来るゲストよりも桜の都合を優先した。

その結果、満開の桜の下で式を挙げる事ができた。

その後、ゲストの3家族と共に観光ビラを拠点にして車で夫のお勧めの場所を走って廻った。

行く先々で満開の桜に囲まれ、堪能した。

そういうのもあって、ドイツから日本に観光するなら絶対に桜の咲く頃を勧めている。

 

桜に対する感覚は、やっぱり日本で生まれ育っていないと理解できないだろうなと思う。

そういえば、私の子供達は、まだ一度も春に帰国していない。

春はイースターがあるし春休みも2週間しかないので、義母を訪問するようになり、どうしても日本帰国はしにくい。

結果いつも夏休みに帰るようになってしまうのだが、いつか子供達に本場の桜を見せてやりたい。

そうしたら、桜守の想いなんかも少しは分かるようになるかな。(まあ、1回では無理だろうけど)

 

卒業証書と文集

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オジサン

出典:zukan.com



 

矯正歯科から帰ってきたら、どうやら補習校から卒業証書が届いていた。

気持ちの良い天気だし嬉しいものだ。

 

元小6の担任だった先生が文集まで作ってくれ、同封して下さっていた。

昨年度に娘が書いた作文で、家族の変身記録がテーマでお話を作ったようだ。なかなかの出来映えなので、ここに全文を紹介する。

 

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父と森へ散歩に出かけた時、切り株の上に不思議なカードを見つけた。それは、金色でチョウの羽のように軽そうだった。

「これは何だろう」

父がカードをそっと触ると、なんと父の体はみるみる小さくなり、手がなくなり、魚口になった。口をパクパクしているそれを、私は以前テレビで見たことがあった。

そう、父は『オジサン』という魚になってしまったのだ。その瞬間、私の立っている場所は森ではなく、太陽が照る大きな島の砂浜になった。

私は困ってオジサンになった父を抱えて、その辺を行ったり来たりした。父はカードを触ってオジサンになったのだから、また触ったら元に戻るかもしれない。

私は思いついて、父の鼻先にカードを押しあてた。

父には手がないので、こうするしかなかったのだ。

魚の父は、大きな口でカードをパクリと食べた。すると、父の体は人間の姿に戻り、私達はまた森の中にいた。

 

これは父と私だけの75番目の秘密だ。

 

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オジサンは珊瑚礁のある太平洋やインド洋にいる魚らしい。

日本では駿河湾以南に生息しているのだそうだ。

顔に顎髭があり、正面から見ると、オジサンみたいな顔だから、そのように名付けされたとの事だ。(Wikipedia参照)

 

娘はどこで見たのか知らないが、ちょっとした洒落が効いていて面白い。

というか、75番目の秘密って、一体どれだけ沢山持っているのだろう(呆)。

 

ところで卒業証書だが、実物を見ると、やっぱり身が引き締まるものだ。

願わくば、中3には卒業式を行いたいものだ。

 

 

 

 

 

白鳥の代わりに

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もう春ですね。

少し肌寒いけれど、陽気に浮かれて沢山の人がいました。

 

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ボートに乗っている人がいました。

それで倅が、船に乗りたいと騒ぎ始めた。

もし夏で近くの湖でボートが乗れるようだったら乗ろうねと約束をした。

去年はコロナで閉まっていたからね。今年は開いたら良いね。

 

 

白鳥に餌をやろうとしたけれど、もう飛び立ったのかいませんでした。

 

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石投げをして遊びました。

 

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倅は早速靴を濡らしたらしい。

 

 

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帰りは恒例のアイスを買いました。

 

 

白鳥の代わりに大勢の人と大量の藪蚊がいました。

トルコっぽい民族衣装を着て、結婚式の写真を撮っていたカップルもいました。

お幸せに❤️

 

 

白アスパラとじゃがいも

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今日から夏時間だ。

なので、1時間早く起きなければならないが、日照時間が長いと気持ちも良いものだ。

 

 

chiriyama-nikki.hatenadiary.com

 

さてスーパーに白アスパラがお目見えしたので、そういえば、今頃から旬になるなと思い、早速購入した。

我が家は白アスパラとじゃがいもを塩茹でにして、生ハムを添え、溶かしバターで頂く。

至ってシンプルだが美味しい。

 

大昔、妹がこちらにやって来た時も、白アスパラの季節だった。

ドイツらしい食べ方に妹は目を丸くしていた。

白アスパラをナイフで上手く切れなくて四苦八苦していたのを思い出す。

そういえば日本にいた頃は、余り白アスパラを食べなかったな。

 

やっぱり旬のものは旬に食べるのが1番ですね。