イギリス/1979年/94分
主演: Graham Chapman、Michael Palin
イギリスの有名コメデイアングループMonty Pythonが脚本、主演をしたブラックユーモアが効きまくっているコメデイ映画。
シーザーが活躍していた時代。
ユダヤ人とローマ人のハーフの青年ブライアンが、ひょんな事からメシア(救世主)になってしまう。
ウイットに富んだイギリスのジョークがバシバシ出てくる。
しかも今なら速攻で謝罪とか規制とかさせられそうな程の台詞やら演出やらあって、昔の映画は、大らかで良かったんだなと思わせてくれる。
シーザーが『B』を『P』と発音して、聴衆の笑い者になっていたり、過激派?ユダヤグループのメンバーの1人が性同一障害に悩んでいたり、更には磔にされてしまった囚人達が『Always Look on the Bright Side of Life』を歌って、ありのままを受け入れちゃったり・・・。ラストも、「え、それで良いの!?」と驚くような結末で、あっけに取られてしまった。
個人的に興味深かったのは、主人公が過激派?ユダヤグループの一員になる為に、夜中に壁に「ローマ人は出ていけ!」を落書きをしていた時にローマの隊長に見つかり、その場で文法を直されまくる。
罰として、100回そこに書けと言われて、本当に夜通し書いたりと、100回ではないにせよ、あったあった。そういう先生、いたよねwとクスりと笑ってしまった。