今週のお題「間取り」
娘がまだ生まれて間もない頃からだから、かれこれ10年くらい引越しする為に家を見てまわっている。
長いな。
その前も、夫がUターンするから引っ越すとか言われたりと色々あり、親しい友達からは
「引っ越しするする詐欺みたいだから、本当に引っ越しする事になった時だけ話して」
と言われたり、久々にコンタクトを持った友達からは
「まだあそこに住んでるの!?(笑)」
と呆れられたりする。
引っ越しや家を建てるのが趣味なんじゃないかと思ってしまう程、電話をするたびに、新しい家の話をする友達からは、毎回
「いつ引っ越すの?」
と冷やかされるが、相変わらず、新婚時代と同じ、この安アパートに住んでいる。
マイホームの夢がなかったわけではないが、夫がUターンするかもしれなかったので、この街は仮の住処、くらいにしか思わないようにしていたのだ。
その内子供が増え、4人家族になった。
そうなると流石に窮屈で仕方がない。
ドタバタと煩いので、近所迷惑になっている事は充分承知している。
それも含めて、そろそろやっぱり広い家に引っ越そうと内見に行って、間取りも色々見たりして、夫とあーだこーだと散々意見を戦わせているが、相変わらず決まらないでいる。
取り敢えず、間取りでいうところの必須条件は
・地下室(特に夫の熱い希望)必要
・食卓と台所、居間が1つの空間にあるより、台所と食卓は同じ部屋で良いが、居間とは分けたい。(これも夫の熱い要望)
・子供部屋がほぼ同じ大きさ
・将来を考えて、義母と同居可能な間取り
・収納できるスペース
あと最低何部屋必要とか、庭とかバルコニーの有無とか細かく書きたい事は色々ある。
それはともかく。
義母が来るかどうか、はたまた夫の定年退職後に本当にUターンするか否か、また引っ越すようになってしまうのなら、もうちょい待つべきなのかとか色々考えていたら、キリがない。
その内、子供も大きくなり巣立ってしまうと、手狭だったこのアパートが広く感じるようになるのだろうか。
その時、あれこれ注文つけて引っ越した家より『狭いながらも楽しい我が家』のような現在のアパートが、本当は理想に思えてくるのだろうか。
結局、あれこれ空想に胸を膨らませている今が、1番幸せなのかな。