ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

錬金先生。

 

子供等が通う学校には個性豊かな教師陣が多いが、一部の音楽教師陣もそれに匹敵する。

1人は、ここでも何度か紹介したリアルスネイプ先生で、偏屈で変わり者で有名だ。

そしてもう1人は錬金先生で、ハイテンションで生徒達に過剰に期待する。

学校の音楽関係、演劇関係の全ての部活動の顧問を積極的に担い、更には自らもビッグバンドで演奏をするという。

昨年度末くらいから、大々的に次年度用に製作したミュージカルのキャストやスタッフを募集していた。娘もやりたがっていたが、普通の芝居ならともかく、楽器は弾けないし音痴だからやめた方が良くね?と要らん事を言ってしまったばかりに、後々まで恨み節を聞かされる羽目になってしまった。orz

 

ともかく。

 

そのミュージカルは中世が舞台で、娘の仲良しが多数出演をするらしい。

ある日、錬金先生が娘が所属している理工テクニック部にやって来た。

舞台装置を特別に作って欲しいと言う。

理工テクニック部の顧問は頭を悩ませていたが、取り敢えず引き受けた。

やがて顧問の先生から設計図が渡され、娘達はそれを部活動の時間に製作した。

イースター休暇前に何とか完成し、錬金先生がいたく感動して、Teamsで携わった生徒の共有チャットで感謝の意を述べていた。そして、休暇後の学校に来たら、お礼に年度末に開催する演劇部のミュージカルの無料チケットを渡すから、取りに来るようにとあった。

休暇後、子供等の学校には、至る所に、先生渾身のミュージカルのポスターが貼られてあった。更にどの教室にも10枚くらいの宣伝用のカードが置いてあり、先生の力の入れ具合を感じられた。しかも無料チケットもプロっぽいし。

 

そんなに力を入れてるなら、ちょっと観に行こうかな。

娘は既にもらっているし、私と倅用にチケットを2枚買おうかな。

娘と同日観劇になるかは分からないけど(今なら大丈夫かしら)。

すると娘が

「芝居に関して妥協を許さないお母さんが観たら、滅茶苦茶厳しい批評になるかも(^◇^;)」

と苦笑していた。

 

うちの学校の教師陣を見る限り、部活動の顧問を生徒以上に楽しんでやっている先生が多い気がする。

学校を卒業後には、友達みたいに名前で呼び合う仲になっている事もあるし、見ていて微笑ましい。

 

 

 

 

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