ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

冬時間になりました。

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今日から冬時間となった。

冬時間とは時間を1時間戻し、夏時間になっていた時間を、例えば、日本との時差を8時間になるようにする。ちなみに夏時間での時差は7時間となる。

18世紀にアメリカ合衆国のベンジャミン・フランクリンが早寝早起きをして、日照時間を長く持つ事で快適に過ごしましょうと提唱したのがきっかけとなるが、当時は実行に移されなかったらしい。

それがイギリスのウイリアム・ウイレットが時計の針を1時間動かすようにと働きかけ、実際に採用されたのが、20世紀初頭の第一次世界大戦中のドイツが初めというのも興味深い。

紆余曲折あり、結局は省エネを目的にして、欧米諸国を中心に夏時間導入が定着した。

ドイツでは4月の最終日曜日午前2時から10月の最終日曜日午前2時が夏時間となる。ラジオの電波で針が自動操作されるようになっている我が家の時計は、夜中の2時になると、勝手に動いて夏時間、あるいは冬時間になってくれる。

 しかし、この時間の切り替えで、事故が多くなるという報告もされているので、一概に良い面ばかりではないようだ。

 

ちなみに日本でも一時期、この夏時間を推進されたらしい。

戦後数年間のみ行われたが、その後廃止された。

理由としては、

日本列島全域で日の出・日の入りの時間に差があるから、導入が難しい。

夏場は特に湿度が高いので、冷房需要が大きい。

夏時間制度を導入していないアジア周辺国が多いから、導入している欧米に合わせる必要性がない。

のだそうだ。

 

娘が起きてから

「1時間沢山寝れるから、得した気分になるね」

と言っていた。夏時間から冬時間になると、確かにそんな風に思えるものだ。

しかし逆だと、1時間損した気分になる。

果たして本当に省エネになっているのかは分からないが、ドイツで定着しているのなら、そのままやっていけば良いと思う。

日本は、もう導入しなくても良い。

国民性もあるし、別に足並み揃える必要性もないんだから。

 

将来の夢

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2011年、ウイリアム皇太子とケイトさんの結婚式がテレビ中継され、世界中の人達が皇太子の幸せを願った。

私達もドイツで生中継を観た。

当時3歳だった娘も一緒に観て、夫が

「娘ちゃんは将来、ケイトさんみたいなお姫様になりたいのかな」

と聞いたら、

「こっちが良い」

と指さしたのは尼さんだった。

 

その後、絆創膏屋さんやサンドウイッチ屋さん、更には子供ニュース番組のレポーターと遍歴を重ね、今では年金生活者になりたいらしい。

 

娘と倅は4歳違う。

娘が赤ちゃんの頃から倅を出産して3ヶ月ほど経った頃まで、夫は単身赴任で2週間に一度しか家に帰ってこなかった。

その間、娘は私とずっと2人で暮らしていたからか、将来誰と結婚したいかと質問された時に、お父さんとではなくお母さんと結婚したいと宣い、夫を大いに悲しませた。

 

そんな娘であったが、楽しい年金生活者になる為に、今は父親と同じエンジニアになりたいらしい。それを聞いた夫は大喜びだ。

 

将来何になるか、まだ時間がある。

仕事上、やりたくなくても、しなければならなくなる事もきっとあるだろう。

でも選択肢が沢山あれば、気持ちにゆとりが生まれてくるのではないかと思う。

ドイツは早くから進路が決まってしまうが、やる気があれば、上の学校に行ったり、専門知識を新たに身につけて、色々な職業に就く事もできる。子供達がどのような道を進んでも、本人達が納得いくものであれば、それはそれで良いのだと思う。

 

 

秋休みの前に

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再来週からバイエルン州では秋休みとなる。

その前後に子供達は中間考査を受けねばならず、特に主要科目は良い成績を取らなければ進路に関わってくるので、親としては気をもまずにはいられない。

 

ドイツの成績表は日本のそれとは真逆となり、1が最高で6が最低となる。

その数字に更に、+や−がつく場合がある。数字のみの場合も当然あるが、例えば、2+ » 2 › 2− という構図が出来上がる。

現在12歳、ギムナジウム7年生(つまり中1)の娘の中では、プラスよりもマイナスの方が精神的に楽なのだという。

「だってプラスだと、あともう少しで上の成績に行けたのにと悔しくなるけど、マイナスだったら、下の成績に行かなくて良かったと心からホッとするから」

だそうだ。

 

コロナ禍の弊害で、多くの子供達の学習能力の低下が嘆かれている。

私の娘も例外ではない。

主要科目以外の成績が良い場合であっても、何がしかの譲歩をしてもらえるわけではない。大袈裟に思われるかもしれないが、1年留年したり、更にはレベルの低い学校に転校する事も普通にあるのだ。

アビトウアと呼ばれるギムナジウムの卒業試験に合格できなくて、他のギムナジウムで新たに1年通って、アビトウアを受け直した子を知っている。

またアビトウアに失敗して絶望して、命を絶ったり、自暴自棄になってしまう子供もいるのだ。たかが卒業、されど卒業、なのである。

 

私の倅は小学校に1年遅れで入学した。

発達に問題のある子供なので、それはそれで良かったと思っているが、周囲は

「そんな事しなくても良いのに」

と言う人もいたし、倅自身も、友達よりも1年遅く入学する事を気にしていた時期もあった。

しかし、高学年になると、昨年度までは上級生だった子が、今年度から同級生になった、という話を聞くにつけ、1年遅らせて入学してもあまり関係ないように思えてきた。

 

自己肯定感の低い私が育てたにも関わらず、娘は鋼のような楽観主義に育った。自己肯定感はかなり高い方だと思う。これは本当にありがたい。

きっと楽観主義の夫に似たのだろう。

持ち前のポジテイブ精神で、一つ一つ試験を確実に乗り切ってもらいたいものだ。

 

 

 

 

7月半ば

 

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作戦成功

7月半ば、療育園の馬鹿担任から夫の会社に電話があった。

「加配が水曜から金曜まで休むから、倅君を家にいさせてもらえないか」

勿論、夫は一蹴した。

「何馬鹿な事を言ってるんだ。まだ何も起こってもいないのに。もし本当に大変だったら、連絡して妻を来させるなり、家に連れていくなりすればいい」

『療育』が聞いて呆れる。

 

この日は夏休み後の9月から我が家に家庭訪問をするという訪問員との顔合わせがあった。

分かっていたが、かなり精神的にきつかった。というか、相当自分に無理しているのだけは分かった。

どうやら若い未婚の子無しの姉ちゃんだ。一体この女と何を話せばいいのだろうか。天気の話ですか??

 

夫もかなり気落ちしている様子だった。つまり、行政は私達が何を言っても聞かない方向にもっていきたいらしい。幸いにして、初日に突き付けられた同意書は新しく書き替えられたようだが、それもただ向こうが読んだだけ。大して変わっていない。なので、サインはしなかった。サインはしなかったけど、家庭訪問を受け入れる事には了承しているから、あっちとしてもどうでもいいのだろう。全く、福祉国家が聞いて呆れる。

 

過呼吸になりそうになった。

子供達の顔を見ていると、泣けてきた。

倅が我儘を言い始めたが(つまり空気を読めていないから)、流石に応戦できない。

娘は小児喘息があり、肺のテストの為に小児科に行ったが、普段滅多にいない中年の男の先生が珍しく診てくれた。彼には娘の命を助けてもらった縁がある。きっと例の一件もあっての事だろう。私を見ると目配せをしてくれたが、なんかもう泣けてきた。

本当は、夫のことづてを話したかったが、それすらもできなかった。でもまた翌週には肺のテストで小児科に行かねばならない。

 

夜、流石に疲れてしまい、早々に横になった。子供達の宿題がなくて良かった。すると、またいつも如く、倅の我儘が始まる。

耐えきれなくて涙が溢れ出た。すると娘が何も言わずに抱き締めてくれた。暫くして落ち着いた。

 

要するにアレだ。

今迄溜めていたものが、小さな事をきっかけに一度に噴き出るってやつだな。

 

家庭訪問は受けてもやっても良い。でもせめて療育園からの謝罪や社会福祉事務所に誤解を解く為の説明でもしていれば、こちらの気が少しは治まっていたであろう。例え結果が同じ方向に転んでも。

 

しかし彼等は何もしなかった。

 

具体的に動いてくれたのは、小児科病棟の専門医と病院管轄の社会福祉事務所の所長のみだった。他は誰もいない。全て私達の敵のように見えた。

療育園最終週となる翌週は夫がシュールテューテ(入学祝に使う三角錐の紙袋。中にお菓子や文具品を入れる)の工作で療育園に行くのは仕方ないが、せめてそれで終わりにしてほしい。どうせ、あの担任は倅の世話ができないのだろうから、行かない方がお互いの為になるのではないか。でないと私の精神がもたない。

しかし夫はそれこそが彼等の思うつぼだという。だから絶対に療育園最終日の金曜まで行かせるべきだと言われた。

 

あともう一つ。

小学校の加配をつける話。キャンセルした。

すると社会福祉事務所が「考え直せ」と言ってきたが、「信頼を失っているから出来ない」と自分の口で伝えた。家庭訪問についても同様。

「私は貴方達に恐怖を感じている。私達を信用しない貴方達を私も信用できない」

とも話した。

 

 

コロナとマスクと秋休み

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先週から過去7日間の10万人あたりの新感染者数が伸びてきた。

各地でロックダウンが起こっており、店は全て閉じてしまい閑散としているようだ。皆、嵐が過ぎ去るのを待っている状態だ。

私の住む街は、幸にして、まだロックダウンはないが、それでも時間の問題なので、戦々恐々としている。

子供達が通う学校はまだ感染者が出たという知らせがない。しかし周囲ではチラホラと、感染者が出た、学級閉鎖になったという話を聞くようになってきた。

 

あと10日余りで秋休みとなる。

ここが正念場となりそうだ。

 

夏休みに何処にも行けれなかった人達が、秋休みに移動するのだ。

里帰りをする人もいる。

秋休みは1週間しかないので、友達と近場で遊ぶ人も出てくる。

ドイツ人が家に閉じこもっていても、ドイツ人以外の連中が行動を起こすので、その被害が結局はこちらにも及ぶのである。

秋休みをどう過ごすかは、その人次第だが、お互いに迷惑になるような行動だけは慎みたいものだ。

 

夏休み前にバイエルン州の教育庁から、非常事態宣言が出た場合は、マイクロソフトTeams でのオンライン授業を考慮しているとし、各家庭にそれに対する同意書が学校経由で送られてきた。更には夏休み後には、アカウントとパスワードも子供が学校からもらって帰ってきた。

それで今から少しずつ慣らしの為か、一部の先生は宿題をTeamsに入れたりチャットで一言入れる注文をつけてきたりしている。

勿論、これは任意である。

しかし任意という名の強制のようで、Teamsがないと授業が受けられないばかりか、ともすれば宿題すらも貰えない人も出てきてしまうのではという懸念も生まれてくる。

教師は夏休み中にteamsを習得する為に講習なりしたのではないだろうか。特にパワーポイントを使っての授業なんかは、それなりの知識がないと直ぐにはできない。

ITに強い教師ばかりではないから、そのサポートも必要となる。

 

倅のいる小学校では、分散登校で対応するようだ。

既にグループ分けをしたメールが送られてきた。

秋休み以降となるのかは、まだ分からないが、学校も対策を練っているようだ。

先週から、高学年のみならず、低学年も一日中マスクをつけて授業を受けている。

日本人からすれば当然かもしれないが、マスク嫌いが多いドイツでは、つい最近まで、学校では、校門から教室まではマスク着用、教室に入ったらマスク無しと、大して理に適っていない対策が取られていた。

理由の1つとして、低学年はマスクで過ごすのは大変だからというのもあったが、今はそんな事を言ってられない程、感染者が増えてきている。

 

マスクといえば、夫から「耳が痛い」と言われてしまった。見ると、どうやらマスクのゴムが短かったようで、耳が赤くなっていた。

会社では個室となるし、外ではホットスポットや街中以外はマスクをしなくても良かったので、夫がマスクをつけるのは会社に入って自分の部屋に行くまでの間と買い物等の公の場所に入る時のみだった。折角、自分の為にマスクを縫った私に悪いと思い、ずっと我慢していたらしい。

先日、アップルストアに行った際にマスクを着用していた夫に言われ、帰宅後、ゴムの長さを調整した。今迄マスク姿の夫を見る機会がなかったので、気付けなくて申し訳ない事をしてしまった。

これからはマスクを長時間する必要性も出てくるだろう。

長期戦となるだろうから、夫の為に大きめの布マスクも新たに買った。

早くマスクなしの生活に戻りたいものだ。

真夏の悪夢

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半分こは難しい。


7月に入った。

その週は久々にドイツ語講師の代行の仕事が入り、張り切っていたにも関わらず、水を差す事件が起こった。

 

授業中に療育園から再三電話が入り、倅が悪過ぎるから(加配の手に負えないと、加配本人から電話が入った)迎えに来てほしいと言われた。

「今は授業中なので、12時半に終わってから、すぐそちらに向かうから待っていてほしい」

と言うと、渋々承諾された。

12時半になり、タクシーで向かおうと思い、タクシー会社に電話を入れていた矢先、加配からまた電話。

「これからそちらに向かうから、職場の住所を教えてほしい」

と言われた。それで彼女を待っていると、倅が満面な笑みで車から降りてきた。一体どうしたの?!

本人はカオスだとだけ言う。それじゃ分からんよ。

加配と少し話す。私は今置かれている状況を説明した。また泣けてきた。

 

加配はそんな私に同情しながらも、家庭訪問を受けるべき。小学校も加配を付け、学童も療育系の学童にするべきと言われた。それを申請したのに、それに関しては全く動いていない。ただ突然虐待の疑いをかけられ家庭訪問を受けろと脅されているだけなんですが?!と話したら絶句された。

あとはもう、今回の件で誰も信頼できなくなったと話した。

倅はPCでお気に入りのゲームをしたいが為に、今日と明日はお利巧さんでいると言った。なんてゲンキンな奴なんだ。こちらの気も知らずに・・・

偶然だが、私が仕事に行った二日間で起こったので、私が仕事に行く事が原因なんだろうかと悩む。ならば、私は何もできないという事になる。

夫に「倅と二人だけで日本に残りたい」と弱音を吐いてしまった。負けてしまいそうだ。頑張れ自分。

 

翌日も。

加配から、しかも今度は朝一番に電話がかかってきた。

今回は、もう手に負えないから、すぐに迎えに来てほしいと言われた。呆気に取られてしまった。でも夫が確かそちらに行って昨日の話を聞きたいと言っていたので、夫は来ていないか聞いてみると、来ていないらしい。

結局夫と連絡がつかないという事で、10時頃に私の職場に来た。

この日は裁判官がやって来て、私の生徒達にドイツの法律についての講義を行っていたので、私はそこまで授業に集中しなくても良かったのが幸いだったが、こんなのが毎回続いたら、とてもじゃない、かなわない。

 

一体どういう事なんだ!?

急いで建物を管理している事務員に話して、倅が授業時間に教室に入る事に承諾を得た。

 

それでも加配と倅がやって来た時には、余りにも腹が立ち過ぎて、彼女に怒りをぶちまけてしまった。つまり彼女は全く自分の仕事をやっていない事になる。

そして療育園も全く機能していない事になる。

専門医に相談したくなった。

私が仕事を持たない方が良いのだろうか?

「社会福祉事務所からの手紙には、倅は絶対に療育園に最後まで行けと書かれてあるが、毎日行かせていて病気や怪我でもないのに、手に負えないからと言って、再三連絡してきて迎えに来いというのはどういう事ですか?!」

と話すと、平謝り状態。いい加減にしてほしい。

教室に戻った私達を生徒達は快く迎えてくれた。まあ、裁判官が話してるのを聞くだけなんだけど。倅は私の隣で、とても大人しくして講義を聞いている。

偶然、木曜日は子供の見守りをしてくれるボランテイアが来たようで、倅を預かってくれた。良かった・・・

 

誤解のないように若干補足しておくが、この療育園には、再三面談や授業参観がある。それで参観してみると、倅を中心に、子供の相手をさせられる羽目になる。倅が入園した当初から1年程は、子供に常に関わっている素敵な療育士さんがいたが(倅を担当していないようだったが)、その人以外は、親が入ると怠けるのか甘えるのか知らないが、丸投げさせられる。全く信じられない。

その人がいなくなると、益々、丸投げの傾向が強くなり、終いには、普通の幼稚園と大して変わらないようなプログラムになっていった。

それが壁に貼ってあるものを見るだけで一目瞭然だった。

 

特別支援学級であろうが療育園であろうが、そこにいる大人次第だ。

普通の学校やクラスであっても、担任次第で、子供の発達の伸び具合は変わってくる。

お子さんが発達障害で、特別支援学級に通わせている友達が言っていたのを思い出す。

 

休憩時間に夫と電話で話せた。

夫は結局療育園に行かずに、電話で話したらしい。それで

「あり得ない。もし明日もこんな状態なら、加配はその為にいるのだから、外に出て二人で散歩するとかして気を静めたらどうかと提案した」

と言っていた。本当に、馬鹿にするのも程がある。

 

帰りに寄ったガソリンスタンドで、倅を見てくれたボランテイアの人と偶然会った。お礼がてら彼女に珈琲を御馳走し、少しだけ話した。

「私は仕事柄、今迄沢山の子供を見てきているけど、倅君は大丈夫よ。とてもお利巧で落ち着いていて、しかも小さい子に優しいのね。小さい子が玩具を取っても、大丈夫って言うし。何かあった時も、ごめんなさいって言う。良い子だよ」

そんな風に言ってもらえ、心に染みた。

成り行き上、倅の療育園の話をすると、首を傾げて、それは変だ、有り得ないと言っていた。

因みに、夫が聞いた話によると、今日の問題は、クラスの女子とゲームして負けたのが悔しくて怒って、それで後は癇癪を起して叫んだとか・・・はあ・・・

たったそれだけの事を収めれないのか?!呆れて物が言えない。

普通の、30人くらい子供がいる幼稚園ではなくて、たった10人しか子供がおらず、『それなりの専門知識』を身につけた大人が3~5人もいるのに、何故対処できない。

 

夕食時に、つい子供達の前で怒りをぶちまけてしまった。

倅が悪いわけではないが、これではどうにもならない。その為の療育園なのに、その為の加配ではないのか?

誰が金を払っていると思っているんだ。仕事をしろよ仕事を!!!

夫再登場

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我が家では、夫が勝手に遂行している習慣がある。
夕方、外に行き、アイス屋でアイスを食べるのだ。

外で子供を遊ばせるのは大賛成だが、夕食前にアイスを食べさせると、食いしん坊の娘ならいざ知らず、偏食気味の倅は夕食が食べれなくなるのでやめて欲しいのだが、夫の中では家族サービスをしているので、絶対に外せないらしい。

それで最近は、アイスを買ってくるようになった。

これなら夕食後のデザートで食べるから、結構である。

 

しかしここでも問題が発生する。

 

私にも何か買ってこようかと言ってくれ、私がそれを拒否ると、意固地になって、絶対買ってくるのだ。

いや、そりゃ、たまにはいいんだよ。

大変感謝しているよ。

でも毎回だと、結構辛いのよ。

中年太りと運動不足で、空気吸うだけで、体重が増えてきている現在、アイスなんか食べたら、益々体が重くて仕方がない。

 

 

 

München 72 das Attentat

2012年 / 90分 / ドイツ ZDFにて制作放送

監督 Dror Zahavi

主演 Heino Ferch、Bernadette Heerwagen

 

1972年ミュンヘンオリンピックの最中に実際にミュンヘンで起きたテロ事件を映像化している。

『黒い九月』と呼ばれるパレスチネンザの武装組織がイスラエルへの報復、パレスチネンザ解放の為にイスラエルの選手達を人質に取った。ドイツの警察はテロを甘くみてしまい、その結果、11名が殺害されてしまった。

 

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人質が取られている間、周囲の反感を買いながら試合を続行しているシーンがあった。

結局最後には中断したようだが、それまで他の国の選手達はさぞかし複雑な気持ちで試合に臨んだのではないだろうか。

選手達が亡くなってしまった時は、追悼式を催し、彼等の為に皆が黙祷を捧げていた。テレビで中継されているのだが、恐らく当時の映像を使っているようだった。

 同じく、オリンピックのシーンは当時の映像だろう。そこがまたリアルだった。

 

実はこのドラマの前にドキュメンタリー番組も観たが、こちらとドラマでは若干違いがあった。

ドラマや映画って、やっぱり大衆を意識しているからか、女性を余計な所で出してきたり、選手の一人(とその妻)に焦点をあてたような恰好になっている。

特にクライマックスでは、知り合いでもない2人の主演女優が人質が囚われていた場所に赴くのは、いささかやり過ぎだと思う。

 

因みに、この教訓を生かし、ドイツは6年後に起きたルフトハンザ航空181便ハイジャック事件では死者を一人も出す事なく、人質救出に成功している。

 

それでも小さいながら今でもテロの脅威は続いている。

難民を多く受け入れてしまったが為に、宗教行事が行われる度に、少々緊迫した時期を過ごす。

世の中、なかなか良い方向にいかないものだな・・・。

 

 

 

iPad pro 12.9インチ

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夫が随分早いクリスマスと誕生日プレゼントで、タブレットを買ってくれた。
iPad Pro 12.9インチである。

2年前、娘がギムナジウムに進学する際にも同じ機種を購入している。

大抵の子供はタブレットよりスマホを欲しがるのに、娘は進学の切符を勝ち取った際に、タブレットを希望した。

そして家族全員で街中のアップルストアに行き、二年前にタブレットを購入した。

 

コロナで家にいる事が多くなり、久々に絵を描いてみたら、夫がとても喜んでくれた。

私の拙い絵や漫画を一番喜んでくれるのは、他でもない夫だ。

しかしパソコンのマウスで絵を描いてみるものの、なかなか上手く描けない。

色々検索して、アイビスペイントが初心者にはうってつけだとあったので、スマホに早速ダウンロードした。

それから漫画が描きやすくなってきた。

 

ただ指で描くのは結構しんどいものだ。

今回夫からタブレット購入の提案をしてもらえ、本当に良いのかと躊躇したが、クリスマスと誕生日プレゼントということにして購入に踏み切った。ありがとう夫!

写真をご覧になると分かって頂けると思うが、ペンシルも付いているので、これで指が痛くならずに済む。慣れるまで時間がかかるだろうが、のんびりやっていこうと思う。

 

もう一点。

娘のタブレットと同じ機種にしたのは理由がある。

実母に贈ったタブレットも同じ機種なのだが、そうする事で、娘に教えてもらえやすくなるのだ。当然、娘も誇らしいし、私達も早めに習得できる。

私は流行を追わない主義なので、最低限、こなせれば良しとしている。

 

ところで久々に街中のショッピングモールに行ってみた。

今週から街中もマスク着用となり、アップルストアは予約なしだと暫く待たされた。

コロナ禍で初期設定をしてあげれない、袋もあげれないと言われた。

袋はいつも持ち歩いているので良いけど、初期設定を自分達でしてほしいと言われて、かなり困惑した。夫はアップルのファンだが、自分自身はまだアップルを持っていない。

コンピューター関係は得意だが、アップル初心者なので、少し戸惑ってはいたが、家に帰り、私のスマホ検索と娘の協力で速攻で初期設定が完了した。

アップルストアのお姉ちゃんが言ってた通りだった。あー良かった。

 

 

 

 

 

 

 

チェス部

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娘は小さい頃から男勝りな性格だった。

きっと私と仲良しの友達は殆どが男の子のお母さんだからかもしれないが、小さい頃の遊び友達は大体男の子だった。

幼稚園、小学校と仲良しの女友達もできたが、女子力は相変わらず少なかった。

女子力の高い友達の恋の相談相手になってあげていたりしていた。

 

ギムナジウム(高等中学校)に入学したての頃(つまり5年生)、身体を動かした方が良かろうと運動部に入らせた。理系で男子が女子より多いギムナジウムなのもあってか、クラスも女子が少ない。運動部も男子ばかりで女子は娘一人だけだったらしい。

当然つまらなかったらしいし、からかう馬鹿者もいたそうで、そういう時は、武術でのしてやるらしい。

私も中学1年の頃、必須で入ったクラブ活動の美術部に何故かヤンキーしかおらず、(1人、同じ学年の男子がいたが、こいつも私と同じ絵が好きでたまたま入っただけだった)糞つまらない想いをしたので、娘の気持ちが分かる。

娘は1年間頑張って通い、6年生になった時、晴れて念願のチェス部に入部したのだった。

 

そこでも当然紅一点ではあるが、全然退屈しないらしい。

チェス部の男子は皆優しいし、娘の大好きなハリーポッターが好きな子が多いから、話が合うのだそうだ。私達一家は視力が良く眼鏡に縁がないので、余計に部内の眼鏡男子が気になったのだろう。初日に興奮して

「顧問も含めて、殆どの子が眼鏡をかけていた」

と熱く語っていた。

 

うん、まあ・・・眼鏡は人を3割増し賢く見せるよな。

 

実際ギムナジウムに通う男子だから賢いのだろうが、その上チェスをやってるとなると、王道ではないか。

そういえば、ドイツでも『眼鏡をかけている=賢い』と見られるらしい。万国共通のようだ。

 

そして娘はここでも男勝りを発揮しているようだ。

あの子に勝った、この子は強いとか色々教えてくれる。

本人の実力はいか程のものか分からないが、青春を謳歌しているようで何よりではある。

夏のある日

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夢は大きくて良い

夏休み直前にソレは突然やってきた。

ドイツの夏休み期間は州毎に違う。

私が住んでいるバイエルン州では、夏休みは7月下旬から9月2週目の月曜日までとなる。

その年の夏は日本に家族全員で帰国する事になっていた。それで、日本に帰国する際に母へのお土産としてマイセンの陶磁器のテイ―カップを購入。娘は友達の家に泊りに行っていて不在。倅と夫と私の3人で高価な食器のコーナーへ出向いた。

包装してもらっている間、倅は大人しく私の傍で、映し出されるモニター画像を見入っていた。その後、自宅の壊れたトイレの蓋を直す為、夫と共に近所の店に出かけていったが、今日やるべき全ての行動が一段落した後、倅が

「僕は陶芸家になりたい」

と言い出した。夫には既に買い物中に話していたようだ。

消防士や警官といった、ドイツの男子のなりたい職業の王道を遂に卒業したかと感慨深いものがあったが、それにも増して、陶芸家とは。陶芸家もそうだが、マイセンの陶磁器職人なんて、かなり修業を積まないと難しそうだが、あのモニター画面を見て面白いと感じ、そんな風に思える感性が素敵だと思う。というわけで、倅の気持ちを応援すべく、日本で陶芸コースにでも受講させようかと本気で考えた。

調べてみると、実家近くに陶芸教室があるではないか。

早速メールを送ってみた。

そしていつかドレスデンに行った際には、皆でマイセンまで行き、そこで本場の陶磁器の工程を生で見学してみようと思う。

 

翌日、娘がお泊りをさせてもらっている場所に、倅と共に行ってきた。

暑かった・・・

それで倅も少しだけ水浴びをさせてもらったのだが、自分は何をすれば良いのか分からない様子で、とても困っていた。

「好きな事をすれば良いんだよ」

と話しても、何も自分で決めれない感じだった。それでこちらが

「これをしたらどう?」

と促しても、どうしても出来なかった。興味を示していたプレイモービルの家も娘と他の子が使っていて、一緒に遊んでも良いか聞いたが、駄目だと断られ、それで何も出来ないと思ったらしい。

時間も余りなかったので、だったらもうお母さんと一緒にいれば良いよと話した。

ただホストのお宅からすると

「前はもっと元気な子だったのに。大丈夫なのか?」

と感じたらしく、そのように言われてしまった。これも二次障害なんだろうか。。。ホストのお宅には、一連の事件は話していないので、私達の現在置かれている状況を知る由もなし。そう言われても仕方がない。

 

しかし元気が良過ぎると怒られ、大人しくしていると心配されるというのはどういう事か。

 

確かに子供もどうしたら良いか分からなくなるわな。

同時に、私もどう接したら良いかも分からなくなってくる。人の話を聞いても聞かなくても、自分が思う方向に行けていないので、何が良いのかすらも分かっていない。泣けてくる。

 

娘に倅は陶芸家になりたいんだってと話したら

「仕事を持つ三か条を覚えておいたらいいよ。

  • お金を稼げる仕事
  • 好きな仕事
  • 後悔しない仕事

と、大人っぽい事を言う。本人も一生懸命考えた結論らしい。凄いな娘。

 

お小遣いについて

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家の方針で、子供達に小遣いをあげていない。

 

その代わり、文房具品やお菓子といった、ちょっとした物が欲しい時は、私達が支払う。

こういうタイプはうちの周りでは余り見かけないようで、どの家庭でもお小遣いの額をそれぞれ決めている。

中には、定期的に行われる試験で良い成績を取ったら、ボーナスがもらえるようにしている家庭もある。

 

小遣いを与えないと決めたのは夫だ。

 

私自身は小3から小遣いをもらっていて、年を重ねる度、500円ずつ多くなっていた記憶がある。

その代わり、自分の持ち物は自分で購入したし、玩具や本やお菓子も自分で買った。そういうのが嬉しいものなのだ。

 

さて娘が小学4年くらいの時に、マッサージのバイトをしてくれるか聞いてみた。バイトなので、小遣いではない。たかが10分間1ユーロではあるが、塵も積もれば山となるで結構な金額になる。しかもその内コツを覚えていくからか、マッサージの技術も良くなる。私も疲れが取れるから、まさにウインウインの関係である。

 

ギムナジウム7年生にもなると、色々と社交に忙しいようだ。

週に1回、友達と昼食を近くのパン屋や食堂で買ったり、帰りにアイス屋に立ち寄り、アイスを舐めながら帰ってきたりしている。

昔はスーパーやドラッグストアに買い物を頼んでも行くのを嫌がっていたのに、今では友達と帰りに寄っているようだ。嬉しそうに話す娘を見て、成長したものだと感慨深い。

 

コロナ禍のトイレ事情

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ここドイツの我が地域では、コロナ対策で学校でのトイレは一人ずつとしている。休み時間内に行けれる場合は良いが、そうでない事も多々あり、従って、授業中も自己申請でトイレに行かせてもらうようになった。

 

しかしこの自己申請は結構厄介である。

 

先生がなかなかあててくれなかったり、威勢よく手を振っているので、自分の出した質問の回答だと思ってあてた生徒が実は「トイレに行きたい」だけだったと分かり、ガッカリする事もあるらしい。

 

習い事も再開したものの、暫くは、親は立ち入り禁止だった。当然、トイレにも行かせてもらえないので、一旦家に帰る事ができない私なんかは、まず何処にトイレがあるかを見つけなくてはならなかった。

今はそこまで厳しくなくなって、親は習い事の場所で子供を待つ事もできるし、トイレも行かせてもらえる。

小さな問題ではあるが、生理的現象ってやっぱり切実ではある。

 

 

 

 

 

五者面談

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注意欠陥多動性障害のある倅にやって効果があった療育②

社会福祉事務所の所長達と面談する為、8時半に小児科病院に行く。

社会福祉事務所東区域の所長と病院区域の所長、そして専門医と夫と私とで話し合いを持った。

 

結局、とどのつまり療育園の証言からこのような事態に発展したという事のようだ。

社会福祉事務所自体は倅をキチンと見たわけではない。身体に痣の一つでもあるかというと、全くそんな事はないにも関わらず、療育園の担任の証言のみを鵜呑みにしたのだ。

しかし、誤解だという事を専門医と病院区域の所長に指摘され、更に行き成り渡された例の同意書をもっときちんと説明する事。日本語を家庭内で習わせない、日本人補習校等を通わせないようにするという具体的な要求は絶対に呑めない(所長はそこまで考えていなかったようだが)。

そして向こうが突然突き付けて来た家庭訪問を拒否するなら、倅を私達から引き離すという強引な脅しは撤回する事。

所長は立場上、どうしても家庭訪問をやらせたいみたいだ。既に法律に触れる事になるから、これをまた訂正するのは難しいらしい。

病院区域の所長の提案で、それならば、9月以降、療育園を卒園して、学校が始まり少し落ち着いた頃にしてはどうか。その前に7月に一度話し合いを持つようになる。

この案に皆、同意した。

 

さて、東区域の所長は始め、私には挨拶をしたが、夫にはしなかったらしい。後で知ったが、一連の事は職場の中で噂の的となっており、彼は悪人状態になっているようだ。そりゃそうだろう。無実な家族を壊す寸前にまでに至っているのだから罪は当然重い。

「社会福祉のタリバン」

と夫の知り合いは呼んだらしい。それも凄いが、、、それを本人の目の前で言い放った夫も相当の肝だと思う。

 

そして加配と投薬だが、専門医に尋ねると、なんともあやふやな返事が返ってきた。以前は「投薬をするのなら加配は要らない」と言っていたが、今は「投薬をしても加配はあった方が良いかもしれない」に変わった。

恐らく前日に療育園と話をして倅の様子を聞いてから、考えを変えたのかもしれないが、では結局加配も投薬もない状態で、最初の入学式をスタートするということなのか?

そもそもこれの関係で、こんなわけの分からない事態になったというのに。

 

ところで何故、この専門医が私達を助ける気になったのか、考えてみた。

多分、先生は私達を『子供の事を真剣に考える真面目な親』と認識したからではないか?

話し合いの際に

「どの親も健常児を望んでいる。一部の親は子供の障害を認めようとしない。それで判断を誤る事もある」

と言っていた。私達はなんだかんだ言って、面談や相談やメールで交流が常にあるから、ある程度の信頼関係が築けていたのかもしれない。

面談後、夫が社会福祉事務所東区域の所長にメールを出した。

まずわざわざ病院に赴き、話し合いに臨んでくれた事に感謝の意を述べ、それと共に、言語や指先療法のセラピスト達、そして小児科医にも倅の話を聞いてほしいとお願いしていた。そして、彼等には連絡先を教えても良いかという承諾を得ていない事も書いていた。つまり、あちら側に一部の意見のみならず、客観的な見解が得られるという事だ。

 

療育園終了時間になり、私は帰りのバスで倅を待つばかりだが、その時、担任から電話が入り、倅の入学時のプレゼントを入れる三角錐の紙袋を作る件+そして例の社会福祉事務所との話合いがどうなったかを聞いてきた。

恐らく、面談がどうなったのか知りたいのがメインなのだと思うが、私は何も言わずに、作業には夫が出席するし、話し合いも夫から聞いて下さいとだけ話した。

 

不愉快極まりない。

 

私が彼女の立場なら、自分が蒔いた種で一家族がここまで苦しめられているのなら、責任を感じて、社会福祉事務所に連絡して、誤解だったと弁明するけどな。

それを促した方が良いのかどうか分からないから(変な風に取られても困るし)、余計に悶々としてしまった。

それで一応夫にはそのように話した。まあ、夫のメールでは、話し合いの事も細かく書いており、それを園長にも㏄.で送っているから、園長から話があるかもしれないが。

 

私はとても疲れている。

 

倅を受け止めてあげたいが、朝の忙しい時に愚図られるといい加減ウンザリしてしまう。

叩いては駄目、声を荒げても駄目、突き放しても駄目。

では一体どうしたら素直に言う事を聞くのだろうか。

毎朝が憂鬱だ。

 

 

歯の妖精さん、現る

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娘は3か月くらいから歯が生えだした。

私も早かったから遺伝だと思う。

歯が早く生える子は、虫歯になりやすいと言われているが、これもまた遺伝か、虫歯はになった事は殆どない。今では1本もない。

 

初めて歯が抜けた時、娘は幼稚園で弁当を食べていた。

ガリっと音がして、「随分硬いおむすびだな」と思ったが、残すと朝早くから起きて弁当を作った私に悪いからと、頑張って食べたらしい。

つまり歯も一緒に食べてしまったようだ。

 

さてドイツでは、歯の妖精が乳歯を持って行くと言い伝えられている。日本の、とかくうちの実家の方の言い伝えでは、上の歯はネズミの歯と替えてくれ、下の歯はカラスの歯と替えてくれと言いながら、屋根の方に投げる。

それもあって、娘には毎回日本とドイツの言い伝えのどちらでいくかを決めさせた。

 

さて乳歯が全て生え変わった現在。

八重歯が同じ個所に二重に出来てきた。

私も八重歯があるから、これも遺伝かもしれない。

ドイツでは歯並びが悪いのは、余り良いようには見られない。なので、現在は歯の矯正を行っている。

ドイツでは、子供の歯の矯正を保険会社が何割かを請け負うので、本当にありがたい。ワイヤーを変える度に、少し違和感があったようだが、今は慣れてきたようだ。

あと2年くらい。

綺麗な歯並びの娘になるのが楽しみだ。