娘は3か月くらいから歯が生えだした。
私も早かったから遺伝だと思う。
歯が早く生える子は、虫歯になりやすいと言われているが、これもまた遺伝か、虫歯はになった事は殆どない。今では1本もない。
初めて歯が抜けた時、娘は幼稚園で弁当を食べていた。
ガリっと音がして、「随分硬いおむすびだな」と思ったが、残すと朝早くから起きて弁当を作った私に悪いからと、頑張って食べたらしい。
つまり歯も一緒に食べてしまったようだ。
さてドイツでは、歯の妖精が乳歯を持って行くと言い伝えられている。日本の、とかくうちの実家の方の言い伝えでは、上の歯はネズミの歯と替えてくれ、下の歯はカラスの歯と替えてくれと言いながら、屋根の方に投げる。
それもあって、娘には毎回日本とドイツの言い伝えのどちらでいくかを決めさせた。
さて乳歯が全て生え変わった現在。
八重歯が同じ個所に二重に出来てきた。
私も八重歯があるから、これも遺伝かもしれない。
ドイツでは歯並びが悪いのは、余り良いようには見られない。なので、現在は歯の矯正を行っている。
ドイツでは、子供の歯の矯正を保険会社が何割かを請け負うので、本当にありがたい。ワイヤーを変える度に、少し違和感があったようだが、今は慣れてきたようだ。
あと2年くらい。
綺麗な歯並びの娘になるのが楽しみだ。