ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

コロナ禍の現在は・・・

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コロナ禍が進む中、いち早く対応をしたのが、バスだった。赤白のテープを運転席から一番近い座席まで貼り、前からの出入りも禁止した。勿論、マスク着用を義務付けた。

 

子供の習い事で日本の武術に連れて行くのだが、規制が緩和され始め、習い事も徐々に行けれるようになった時、―つまりは初夏の辺りだが―週2で1時間の稽古を週1のみにして、更に接触を避ける為に、組稽古は無しで一人で出来る型を習っていた。

更衣室もトイレも使ってほしくないと言われ、倅は道場の前にあるガレージで着替えを済ませた。

子供達は、道場に入る時はマスク着用ではあるが、稽古中はマスクを袂に入れていた。

ドイツの学校でもそうだが、校門から教室まではマスク着用で、教室内はマスクをしなくても良いらしい。窓を必要以上に開けるので、コロナよりも風邪をひいてしまう子共も多い。

当然、親は何処かで時間を潰さねばならず。

私は散歩がてら、その辺をうろうろし、近くのガソリンスタンドで、欲しくもないのに飴やガムを買って、そのついでにトイレに行かせてもらった。店員によっては、嫌な顔をあからさまにするので、余り好きではないが、生理的現象なんだから仕方がない。

 

さて倅が風邪をひいてしまい、習い事を休んだので、10日程バスに乗らなかった。

先日乗ったら既に赤白のテープが外されていて、通常に戻っていた。

それだけでもホッとするものだ。

 

更に道場でも、別室の小部屋で9月中旬からヨガのコースも受けれるようになっていて、子供の待ち時間を利用する人も増えてきているようだ。

保護者もマスク付きなら道場に入ってくれて構わない、勿論トイレも行って良いと言ってもらえた。

ちなみに子供達は、相変わらず、道場に入る際はマスクが必要だが、稽古中は袂に入れて、相手と組んで稽古に励んでいる。

 

またベルリンでは感染者数が多くなってきているし、フランスは相変わらず混沌としている状態ではあるので、まだまだ油断はできないが、当たり前の日常が戻ってきている喜びを今は素直に噛み締めようと思う。