誰からか知らないが、教室で倅の席に置いてあった。(日本語訳は後で私が書きました〜)
ヴィヒテルとは小人や妖精のような存在で、ドイツに伝わる伝承によると、昔、貧しい靴屋のおじいさんの作業部屋に、毎晩小人達がやってきて完璧に靴を仕上げて帰っていく。
それで評判が良くなって裕福になった靴屋のおじいさんとおばあさんは、小人に感謝して、ある日の晩、こっそりと小人に服を作って作業場に置いた。
すると小人は大喜びでおばあさんが作った服を着て、消えて二度と戻ってこなかった。
もうちょい詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ↓
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それに因んで、毎年この時期に匿名で誰かにプレゼントを買って贈るのだ。
くじで贈る相手を決める為、男子が女子に、もしくは女子が男子に贈る事もあるし、同性や友達に贈る事もある。
娘は全く話した事がない男子に贈る事になってしまい、散々考えた末に無難なものを選んでいた。
さて倅の机の上に置かれた紙は『ヴィヒテル』からのメッセージらしい。
プレゼント交換は来週になるので、多分、書いた相手は倅のヴィヒテルではないだろう。しかしどうしても気持ちを伝えたかったのだろう。
誰かが倅を想っている。好感を抱いているようだ。
誰かは分からないけれど、なんて可愛い事をしてくれるのだろう。
担任から昨日、子供達が作ったクリスマスバザーの為のボトル人形とカードの写真が、Team内のメールにクラス全員宛に入っていた。
残念ながら、倅のボトル人形は写っていなかった(^_^;)が、
「でもこのアイデアは僕からだから!」
と嬉しそうだった。