ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

倅とDS。

我が子供等は小遣いというより、(私の)手伝いなり(私を)按摩なりをする事で得られる対価としての『バイト料』を毎週幾らかもらっている。

これに関して賛否両論あるだろうし、私自身は子供時代には小遣いを貰っていたので、それでも良いとも思うのだが、取り敢えず、夫婦でそのように決めた。

文房具品等の必要な物は基本親が買うが、子供が大きくなり自分で行動するようになると、下校時に文房具品を置いている店に立ち寄って、足りなくなったノートや必要な物品を自分で買ったりもしている。

 

姉と同じギムナジウムへ通い始めてから、倅の行動範囲は随分変わった。

帰りに立ち寄る近所のスーパーや店で、食べ物や飲み物を買い食いしたりと、何だか楽しそうだ。

 

その倅が何やらお金を頑張って貯めている様子。

そして「あと〇週間〜」と指折り数えているではないか。

何だろうと思っていると、どうやら以前、ウオークマンを買った学校の近所にあるリサイクルショップで、今度はニンテンドーDSを見付けたらしく、それを買う為に手伝いを頑張り、買い食いを我慢してお金を貯めていたのだった。

リサイクルショップで売られているので、定価価格よりは随分安価にはなっていたが、それでも直ぐに買える代物ではなかった。

倅曰く、絶対に親を頼りたくなかったらしい。

そして何故DSなのかというと、勿論それ以外はなかったというのもあるが、去年、日本に一時帰国した際に、従兄達の家に一泊させてもらい、そこで初めて遊んだマリオカートがとても楽しかったのだそうだ。

それで、機会があれば欲しいと思っていたのだそうだ。

 

そういった思い出があるDSなので、見付けた瞬間に自分で買いたいと思ったそうだ。

なので私も黙認していた。

 

そして遂にその日がやって来た。

 

 

中古品だから心配したけれど、元の持ち主が丁寧に使っていたようだ。

2014年に彼等が遊びで録音した声が入っていて、そういうのもちょっと楽しくなる。

どうして手放すようになってしまったのかは分からないけれど、こうやって次に倅が買えたのだし、元持ち主もちょっとしたお小遣いにもなっただろうから、それはそれで良かったのだろう。

 

現地校の友達に話すと、新しいニンテンドーのゲーム機なら良かったのにと呆れられたらしいが、倅自身は満足そうだ。

そして補習校の友達からは、スーパーマリオのお勧めゲームを教えてもらっていた。

 

始めは声を録音したり写真を撮ったりして遊んでいたが、やがてゲーム購入を考えるようになる。

見たところ、この近辺ではDSのゲームはそんなにあるわけではない。

倅曰く、街中のショッピングモール内のゲーム屋で安価でDSゲームを見たというので行ってみた。丁度6月1日は国際子供の日だから、これは私が買う事にした。

 

というわけで、購入したDSゲーム↓

小6の数学ゲームも一応購入した。(右)

安価なのは中古品だったから。まあ、そうだよね(⌒-⌒; )

店の定員さん曰く、彼女が子供の頃に、DSのマリオとソニックのオリンピックにハマったらしく「ストーリーモードがお勧め⭐️」との事。

 

従兄達と一緒にやったゲームや友達が勧めてくれたゲームは、残念ながらその店にはなかったが、これはこれで大喜びしていた。