ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ズルは止めよう。

 

ギムナジウム10年生(高1)の娘は、試験地獄と研究発表や討論会三昧で大変忙しい生活を送っている。現在はやっとプフィングステン休暇なので、子供等はその反動でゆるゆるな1日を過ごしているが、それでも休暇後の試験に備えて勉強をしていかねばならない。

進学校というのは大体似たり寄ったりと思うし、学年が上がるにつれ、なかなかのハードモードになる。

ギムナジウムは13年生まであるが、11年生に進級せずに高専に編入したり職業訓練生になったり、進級できずに再度10年生になったりと皆進路が分かれる。

 

そんな娘は休暇前に美術の授業で、ゴッホの作品についての研究発表をした。

試験勉強の合間に準備せねばならず、余り時間がなかったので、随分遅くまでかかってパワーポイントに自分のパートを入れて準備をしていた。

当日は、パートナーの友達が随分長く時間をかけて話していたので、娘の持ち時間が少なくなってしまい、駆け足で語ったが、無事に2人とも最高の成績の1を取った。

 

次に男子が2名、別の巨匠の作品について発表をしたが、何処かのテキストをそのままコピーしたような文章で、非常に分かりにくく、そして何より内容が薄かった。メインである筈の巨匠の作品の説明もなく、それも減点の対象となった。

 

研究発表というのは、先生が何を求めているかを考えて準備する必要がある。

てか、ズルをすると、すぐに見破られてしまうものだよね。

そのままコピーを貼り付けると、自分でまとめにくくなる。

主旨に添えなくなってくる事もある。

質疑応答であわあわ状態になってしまい、折角の発表も台無しになってしまう。

やっぱり自分の言葉で紡げるのが1番なんだろうと思う。