ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

緊張するよな。

ドイツでは英語の授業は英語で行われる。

娘のように英語が得意な人は、こういった環境はとても良いだろうと思う。

更に娘は昨年度の担任に推薦されて、隔週で街中の英語が得意なギムナジウムの生徒が集まって行う討論会に参加しているので、いつも部屋に篭って、討論のテーマの準備をしている。

 

とはいえ、娘とて、最初からこんなに上手ではなかった。

昔はマインクラフトを買ってあげるから、英語を頑張れとモノで釣るしかないくらい苦手科目の1つだった。

しかし567禍長期ロックダウンで家から出られなくなった時に、娘はYouTube動画を見まくった。自分が興味のある動画が、大抵英語で話されているのもあり、そして一緒に見ていた弟にドイツ語、ないし日本語で翻訳していたら、いつの間にかできるようになっていた。

やがてロックダウンが終わり、対面授業になった際に校長先生が英語を担当したある日、抜き打ちテストで、娘がただ1人満点を取った。

それが彼女の英語への自信を加速させたように思える。

 

同級生の風見鶏君は英語が大の苦手だという。

今回の英語の口頭試験で、先生が思いついたテーマで3人で話をするという、苦手な人にとってはハードルが高い授業内容に、緊張のあまり震えが止まらなかったらしい。

それでも何とか頑張って、英語で「友達」についてを3人で語った。

因みに今回のフランス語の授業では、フランス語圏で活躍した偉人の研究発表を行う。

研究発表は得意な娘だが、苦手なフランス語で行うようになるので、果たして成功するかどうか。

3月末のイースター休暇前の1週間は、娘達の学年はベルリンへの修学旅行があるので、実質はあと1週間の授業となる。

予想以上に試験が多い学年だが、これを抜けると楽しいイースター休暇がやってくる。

それまで持ち堪えるんだよ。