現在ギムナジウム10年生の娘は、隔週で学校の英語の討論会に行っている。
これは学校の部活動ではなく、この地域のギムナジウムで、英語が得意な子供が推薦されて参加するものだそうで、市内の幾つかのギムナジウムから子供達が娘のギムナジウムに来るのだ。
こういった事は英語のみならず、数学やフランス語なんかでもやっていて、それも幾つかの学校から得意な連中が集まってやる事になる。
対象学年は当会は10年生からで、娘が参加した時には殆どが11年生で、自分の学校にも関わらず、参加者は別の学校からの人ばかりだった。
途端に元来の人見知りの性格が出そうになってしまったが、先生(が、実は娘の担任だという奇遇)に促されて、英語で自己紹介をした。
その時、見覚えのある顔と聞き覚えのある名前があった。
それは小学校時代の喧嘩友達のFちゃんだった。
「ビックリした!何処となく面影があったけど、眼鏡を掛けてるし、髪もちょっと染めていて始めは分からなかった」
何かの折に、少し話が出来たらしい。
小学校当時、クラスは違えど学童が一緒だった。
Fちゃんは周囲となかなか馴染めず、娘以外とも喧嘩ばかりしていたが、娘の事は好きだったようで、誕生会に招待してくれたり、彼女の家に泊まらせてもらったりもした。
それでも気難しい彼女に合わせるのが嫌になり、最後は本当に大嫌いだったそうだ(^_^;)
ギムナジウムの訪問日に来ていたから、もしかしたらFちゃんも同じ学校に行くのかと思っていたが、結局違う所に決めたらしい。それで今迄会わずにいた。
当時は喧嘩ばかりしていても、こうやって普通に話せるようになる事もある。
逆に大親友であっても、進路が変わり連絡が途切れると、友情もそこで終わってしまう時もある。
Fちゃんとは再来週にまた会う事になるだろう。
今年度は得意な英語で、2人とも切磋琢磨してほしいものだ。
◆◆◆おまけ◆◆◆
ドイツでは庭に薔薇を植えている人が多い。
我が家の門の角に、前の家の持ち主が置いていった薔薇がある。
放ったらかしにしているから、好き勝手に咲いていて、まだ蔓を伸ばしたいらしい。
ある程度、剪定をした方が良いのだろうなあと思いながら、取り敢えず、このまま様子を見ている。
気が付くと、下の方に新しい芽が出ていた。
そうきたか(^^;;
いやはや、植物は逞しいね。