ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ギムナジウムで、新入生の顔合わせがあったので、行ってきた。

いやはや、相変わらず暑い。

とはいえ、日本の猛暑に比べると、5℃くらいは違うのだから、こんな事で弱音は吐けない(~_~;)

 

週明けの月曜日、午後から9月から通うギムナジウムで顔合わせがあった。

どうやら新入生(5年生)は6クラスもあり、倅は5Fだった。生徒数は23人〜25人くらいだったと思う。

娘の時は4クラスくらいしかなかったが、、、まあ、これで篩に落とされたりして、どんどん減っていくんだろうな(´Д` )

さて同じ学校からどのくらいの生徒が来ているのかというと、倅と同じ誕生日(偶然!)のクラスメートのルーマニア女子と倅のみが同じクラスからだったが、他のクラスから4人、つまりアルバニア人の意地悪君とその一派が入学予定だったようだ。

まさか意地悪君と一緒とはね。やれやれ

向こうも、まさか倅がギムナジウムに来るとは思ってもみなかっただろう。

前の学校のクラスメート達とも再会、しかも、こちらも同じクラスだったようで、そこはまあ、良かったかもしれない。

 

担任は、娘も知っている英語と歴史の先生のようだ。

娘曰く、そんなに悪くない先生らしい。

倅にとっても、相性が悪くなければ良いのだが、、、

 

まず校舎の前でそれぞれのクラスの名簿が置かれてある机で出欠を取り、記念に水筒をもらい、その後、運動場や教室、学食、図書室をゾロゾロと見て歩いた。

教室で、担任が質問があるかと促したので、まず倅が質問をしたら、他の子供も質問をし始めた。

ところで娘の時って、こんな顔合わせってあったっけ?いや、なかったような、、、まあ、いいや。

どうやら、いまだにTeamsをツールの1つとして使うようで、残念ではあるが、スマホを持たず、WhatsAppを当分持つ予定がない倅にとっては、Teamsでは、親の私も見れるようにするので、当分の間は良いと考えるべきか。

 

スマホを持つ、持たないって難しいですよね。

進学を機に、子供にスマホを与える親も多いと思う。

ママ友のお子さん達はスマホを持たなかったから、仲間外れにされてしまい、辛い学校生活を送ったという。

娘もスマホを所持したのは、つい最近からだったが、娘の知らない所で彼女に対するネット苛めがあったようだが、これまたいつの間にか鎮火したようだった。

結局は、人によりけりなんだろうと思う。

 

ところで、行き道で、乗るべきバスに乗り遅れてしまい、代わりのバスに乗らねばならなかった。

その時、少し前から乗っていた、倅と同じくらいか1学年上くらいのドイツ人の少年が、私がバスの運転手とギムナジウムへの道を話してる時に聞いていたようで、

「〇〇ギムナジウムに行くんですか?」

と質問してきた。運転手と彼は顔見知りだったのか

「だったら君が途中まで教えてあげれば良いよ」

と言ってくれた。

全く話はしなかったし、座席も違う場所だったが、彼は責任を感じたのか、チラチラと私達に目配せをしてくれた。最後は、彼は更にもっと乗っていくらしく、私達をまっすぐ見て見送ってくれた。

実は本当は何処で降りるとかちゃんと分かっていたのだけど、そんな風にしてくれる少年に感謝して、会釈して返した。

ドイツではこういう光景をよく見かける。

今でも見知らぬ人とも、そうやって挨拶をしたり、助け合ったりもする。

こういう風習は大事にしたいものだ。