ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

娘の修了式。

今年度、娘は昨年度の担任の推薦で、英語の討論会に参加する事になった。

これは英語の才能のある人のみが参加できるそうで、この地域一帯にあるギムナジウムの、同じように英語が得意な生徒達が2週間に1度集い、英語力を更に高める為に英語で討論を行うというもの。

6月13日の夜はその修了式が街中の大きなホールで開催された。

 

娘は英語の討論会に参加したが、数学や美術、音楽、スポーツ、化学等、それぞれに特化した分野で才能を見出された子供達が、1年間、決められた場所に参加して切磋琢磨するのだ。

英語の討論会は、担当者が偶然にも娘の英語の先生だったのもあり、娘の学校で開催されたが、他のコースも恐らくそれぞれの担当者の学校で行なっていたのだと思う。

3回欠席したら追い出されるらしく、中には2つ、3つのコースを掛け持ちしていた生徒もいて、学業の傍らで参加するのに、どうやっていたんだろうと娘は首を傾げていた。

いずれにせよ、英語の討論会の参加者は、全員無事に修了証明書を壇上で授与された。

 

授与式では、音楽を披露した生徒もいた。

それから、常にトップの成績である生徒も授与された。

授与する前に主催者の挨拶があり、そこで

「確かに底上げ式の授業も重要ではあるが、こうやって特別な才能を持っている人達の為の授業も必要ではないかと思う」

と言われたそうだ。

 

娘的には、そんな凄い人達と同じ席に座って表彰されるなんて、自分には場違いではないだろうかと一瞬臆してしまったようだ。

実を言うと、私達はこんな大きな表彰式があるなんて、全く知らなかった(~_~;)

娘が、なんか大きなホールに行くんだって、と言っただけだったので。

どうして行くの?と聞いても、「さあ、、、」と当の本人も首を傾げるだけ(ーー;)

英語の討論会の人達が行くみたい。何を持っていくべきかなあと聞くので、

「じゃあ、取り敢えず、リュックサックに文房具を入れていけば?」

とだけ言った。

でも修了式なのだったら、文房具よりフォーマルな服を着せるべきだったかも。orz

 

何も知らない私は倅と一緒に家でハンバーグを作って待っていた。

その日は在宅勤務だった夫が送迎をしてくれ、ようやく帰ってきたのが夜9時前だった。

それから家族4人で遅い夕食を摂り、その時初めて事の真相を知ったのである。

 

娘よ。おめでとう。

そしてお疲れ様でした。

あともう少しで10年生が終わるけれど、最後まで気を抜かずにね。

 

 

◆◆◆おまけ◆◆◆

 

北側の万年日影花壇にあるアナベルが、また更に大きくなってきた。