ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

祝スタバデビュー(娘編)

土曜日。

恒例のミュンヘン日本語補習校の登校日だ。

夫が朝からダウン。昨夜も体調が悪そうだったので、薬を飲んで早目に就寝していたが、案の定、体調はそのまま優れず。

それでチケットを買って大急ぎで子供等を連れて駅から電車でミュンヘンまで登校した。

すると今度は倅も顔色が悪く、咳を連発しているではないか。

登校の意思を聞くと歯切れが悪い。

昨日もかなりしんどそうだったもんな。

 

というわけで、娘を補習校に連れて行った後、そのまま倅とトンボ帰りするという荒技に出た。遠方から来ていると、電車の時刻によっては、帰らない方が良い場合もある。

子供は2人とも高学年となり、本当なら1人での登下校も可能ではあるが、大都会ミュンヘンに行くとウキウキしてしまうのも事実。

ぼっち大好きな私でも、補習校の保護者の人達との交流は楽しみの1つだったりする。

今回は娘を送ってから所用を済ませ、それから倅と地元の駅まで帰り、倅はそのまま家に直行。家の鍵を渡し、回数券も渡した。一応、夫にもその旨伝える。

そして私は逆方向の電車に乗り込んだ。

電車内は既に満杯で、私が座った席の近くの4人掛け席では、沢山の飲み物をテーブルに置いて、ドイツ人の若者数名が騒いでいた。

騒ぐといっても、昨今の迷惑系何某のような、人を不快にさせる騒ぎ方ではない。

寒そうな格好した女子が豪快なワインのラッパ飲みを披露したのには驚いたけれど、人を嫌な気持ちにさせないのは、それなりの秩序を保っているからなんだろうなと思う。

 

ミュンヘンで、きっと何かがあるのだろうな。

そういえば、サッカーもドイツは勝ったそうで、そういうのもあってか、場の空気がとても明るかった。

 

降りる直前に夫からフェイスタイムが入り、倅が無事に家に辿り着いたとの報告があった。

良かった。

倅の場合は、何度も1人で街から家に帰ったりしているので、それが功を奏したのだろう。バスや路面電車で乗り過ごしてしまうという失敗から学んだ事だわね。

 

放課後に娘と合流し、一緒に帰りの電車に乗り込んだ。

今回は時間の都合で、日本食材店で美味しい大福やシュークリームを買えなかったので、頑張ったご褒美に娘の好きな物を買ってあげると提案してみた。

始めは、弁当だけでお腹いっぱいだから要らないと言っていた娘だが、それから暫くして、

「まだスタバに行った事がないから、行ってみたい」

と言い出した。

 

そうか、行った事がなかったか。じゃあ、入ってみるか。

 

娘曰く、スタバは若い子に人気で、リア充のステイタスという位置付けらしい。なので今迄、ヲタクでヒッキーな娘には敷居が高すぎて入れなかったのだそうだ。

 

早速、入ってみると、既に臆してる娘。

行列の最後方に並び、何が良いか、2人で選んだ。

 

私は抹茶クリームフラペチーノを注文した。

呼び出されるので、名前を聞かれた。

 

娘はクッキー&クリームフラペチーノ。

 

 

ソワソワ状態の娘は、受け取ってから速攻で外に出た。(^_^;)

それから2人で歩いて家路に着いた。

街中から家までは、ちょっと距離があるのだけど、こういうのも良いね。

疲れてはいるけれど、娘と雑談していると元気が出た。

 

娘の初スタバは一瞬で終わったが、フラペチーノは両方共、甘さ控え目で美味しかった。

今度は友達と行けたらいいね。