ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

週末の話。

ドイツでは週末を挟んだ数日間、ドイツ鉄道のストライキがあり、その関係もあって、ミュンヘン日本語補習校を休む人が出た。

講師も生徒も、バイエルン州のあちこちからミュンヘンに通っているので、こういう時に困りますね。我が家は今週末は夫がザクセン州の義母宅に行かず、こちらに残ってくれたお陰で車を出してもらえた。それができない場合は、我が家も欠席しなければならなかった。

 

補習校も長く通っていると、なんとなく皆知り合いになってくる。

超人見知りの私ですら、ちょくちょく話しかけてくれる人がいる。私の中では、このくらいの距離感が丁度良い。

授業後に娘が倅を迎えに行ってくれた。

その時、今年度の娘達が行った課題研究発表会を見たという倅のクラスメートの親の1人から、話しかけられたらしい。それで娘の発表に関してコメントを出してくれ、娘はとても喜んでいた。

567禍で、一時期は人数制限の為、発表する学年の保護者以外は観覧する事ができなかったりと色々あったが、最近は低学年や他学年の保護者も見れるようになった。

高等部の課題研究発表会は、1人約10分間のプレゼンテーションをし、その後は質疑応答もある。それぞれ自分の興味のある分野を研究発表のテーマとして選ぶので、大変見応えがあるのだ。

また補習校では、どの保護者も何某かの係や当番をするので、学年を越えた繋がりができやすくなるのも、ありがたい。

日本語習得のみならず、現地校についての情報交換にもなる。地域や学校が異なるから、比較や参照に大いに役立つのだ。

 

翌日の日曜日は、娘は友達の誕生日会に招待されたので、夫が送迎して行ってしまった。

倅は補習校の宿題をしたり、明日の現地校の授業で『文学作品の紹介』を10分間で発表する予定で、その練習をした。

補習校の宿題では国語辞書を使っていた。

以前、バザーで購入した国語辞書は内容が古かったのと収録されている語彙数が少なめだったので、授業や宿題では大変使いにくかった。

それで昨年、夏休みに帰国した際に、ブックオフで小学校用の国語辞書を見つけて、新たに倅用に買ってやった。現在、そちらを使っているが重宝している。

最近では、読み仮名(振り仮名)アプリもあるので、アナログであれデジタルであれ、大いに活用して、海外での日本語学習を研鑽してもらいたいものだ。