ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

土曜日の恒例。

土曜日は恒例のミュンヘン日本語補習校だった。

小学部の学習発表会だったので、倅達の学年の番になるまでは、ミュンヘンのクリスマス市に遊びに行っていた。

 

いつもグリューワインを飲む時に、カップを記念に持って帰るようにしている。

その為、できるだけ何処のクリスマス市か、もしくは何年のものなのかが入っているカップで飲むようにしている。

今回、たまたま立ち寄った屋台のグリューワインは「おばあちゃんが作る風のグリューワイン」が売りらしく、トレードマークに婆様のイラストが入っていた。

色々な屋台で飲んだけど、ここのグリューワインは飲みやすくて大満足だった。

私が軽食を別の屋台で買っている間、夫が2杯目を注文していた(^_^;)

そして偶然、昔、補習校に通っていた保護者の1人に出会い、立ち話をした。

その人との会話の最中、夫は夫で相席した北ドイツ人とスイス人の若い夫婦と談笑をしていた。

知人と別れた後、スイス人の奥さんが私に話しかけてきた。

「私、日本に行った事があるのよ!たった2週間の滞在だったけど、とても楽しかった」

と言っていた。

いやはや、嬉しいね。

 

そろそろ補習校に戻る時間が来たので、カップを持って帰る。

普通は屋台にマグカップを返すと、カップ代として余分に払っていたお金を返してもらえる。私達は1個のみ欲しかったので夫が飲んだカップを返したが、事前情報によると記念にカップを貰いたいと話すと、なんと新しいカップに取り替えてくれるのだ。

夫のカップ分のお金を返金してもらい、私の方は真新しいカップを新聞紙に丁寧に包んでくれて渡してくれた。

こんな親切な屋台は初めてだ。

飲んだグリューワインも美味しかったし、ファンになってしまうじゃないか。

 

さて補習校の倅の学年は昔話の演劇で大変好評だった。

前日の習い事の日本の某武術、そして連日のギムナジウムのハードな勉強生活で、倅はかなりお疲れ気味で、もうそろそろ電池切れになってしまうかな。学校でパンクして授業にならないから連れて帰ってくれと言われるか心配していたが、現段階ではそれはなかった。

しかし再起不能になるというより、倅の発達さん所以により、習い事の方で先生の話を聞けなかったり集中できなくて落ち着きがなかったりしてきたようで、先生が

「そろそろ年齢的に青少年グループの曜日に行かせたいが、この状態だとちょっと心配」

と娘に言ったらしく。。。

他の子供の邪魔はしていないものの、やっぱり疲れると指示が通りにくくなってしまうんだよな。

それで娘が悲しい気持ちになり、倅にぶつけてしまい、倅自身もかなり凹んでしまっていた。

そうか、今回はそっちに来てしまったか、、、と思ったが、去年やその前に比べると、倅なりに成長をしているのは確かなのだ。

そりゃ、何処でもセルフコントロールできれば良いけれど、定型発達さんだって、できる人ばかりではないと思うよ。

可能な限り、何処かでガス抜きをさせてあげないといけないよね。。。

 

凹んで1人でしくしくベッドの中で泣いていた倅だったが、翌日の土曜日の発表での評価に嬉しくなったのだろう。すっかり元気になっていた。

 

 

🌲🌲おまけ🌲🌲

 

ゲットしたグリューワインのカップ。

下の方に2023の文字がちゃんと入っている。

 

こちらには屋台のトレードマークの婆様のイラストが入っている。