ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

そういえば、の話。

気がつけば2月になっているではないか。

いやはや、本当に1月行く2月逃げる3月去るだわね。

 

2月といえば、14日にバレンタインがある。

ドイツでは通常に倣って、男子から女子へ、薔薇やプレゼントが贈られる。

倅が通っていた小学校では1ユーロで薔薇が1輪買えた。

それを母親に贈る子供が多くいたようだ。

倅もご多聞に漏れず、小遣いで薔薇を買った。

下校時に握っていた薔薇は、4本あった。(書いていて、今気が付いたのだが、、1輪と言っても、4輪って言わないような、、)

「お母さんとお姉ちゃんとX BOXにあげるため」

・・・あれ?ちょっと待って。1輪多くね???

 

どうやら女子から1輪貰ったらしい。

 

あらま〜倅も隅に置けないねーヒューヒュー\(^ω^)/

 

倅はというと、そう大して仲が良かったわけではない学級委員をしていた男子に、薔薇を1輪買って贈った。

何故、、、(^_^;)

そして倅は、当時仲が良かったL君から薔薇を1輪貰った。

L君曰く

「僕の代わりに、校長先生(翁)にこの薔薇をあげてくれ」

何故、、、(^◇^;)

そして、倅は本当に校長先生(翁)にその薔薇をあげたらしい。

・・・子供の考えてる事はよく分からん。

 

娘のギムナジウムでは、薔薇ではなく飴1個に小さなメッセージが添えられて、生徒会が配達してくれる。なので、贈りたい相手に匿名で贈ってもらえるようになるらしい。

カップルだけでなく、友達同士でも贈り合う。

ロシア女子の友達が薔薇を1輪持っていたので

「誰かにあげるの?」

と娘が聞いたら、ふふんと鼻で笑い

「まさか。もらったのよ

と声を大にして言われてしまったらしい。

 

ところで昨日、来週水曜日に、子供等の通う低学年対象の仮装パーチーがあると書いたが、生徒会の助っ人メンバーである娘も駆り出され、5〜7年生くらいまでの子供達が参加している間、彼等の荷物を預かる係となった。

 

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なので、夜に迎えに行くだけで良くなったので、ちょっと助かった。

どうやら過去に上着が盗まれた子供がいたそうで、、、それを防ぐ為に、生徒会が見張るのだそうだ。

上着を盗まれた子供はショックの余り、しくしく泣いていた。・°°・(>_<)・°°・。

そういえば、以前にも他校の生徒らしき若者が、無断で学校内に入ってきて、スマホを盗んだ事があった。どうやら学校側はこの不審者を見張っていたようで、理科のケロヨン先生が追いかけて泥棒を捕まえて警察に引き渡していた。

 

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盗まれたわけではないが、私は1度靴を間違えられてしまった事がある。

毎週土曜日に、ミュンヘンの日本語補習校に子供を通わせているが、数年前まで、数ヶ月に1回の割合で、日本人学校でも授業を行なっていた。

そこでは日本式に靴を上履きに履き替えるようになるのだが、大人もスリッパを持参していた。

いざ、帰る時になって、自分の靴を探しても見当たらない事に気付いた。

その代わり、当時私が履いていたタイプと色に似た、若干大きめの靴だけがポツンと荷物置き場に残っていた。

恐らく、この靴の持ち主が急いでいたか何かで、間違えて履いて帰ってしまったのだろう。しかし私の靴の方が小さいし、履き心地でなんとなく分かると思うのだが・・・。

補習校側に連絡をして、靴を探してもらったが、結局誰からも申告はなかったらしい。多分、恥ずかしかったんだろうな(^_^;)

私はというと、流石に間違えられた靴を履いて帰るわけにもいかず、持っていたスリッパを履いて、夫が運転する車に乗り込んだ。夫が運転してくれているから良かったものの、自分だけで電車に乗ってきていたらと考えると、冷や汗が出る。

それ以来、靴を置く時には、ビニール袋や洗濯ばさみとかで目印をするようにしたのも、今となっては良い思い出だ。

 

さてさて、今年はカーニバル週間で学校がお休みとなるから、バレンタインイベントはなくなってしまうかもしれない。それはそれで、ちと味気ない。