ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

倅の苦手な事。

娘が赤児だった頃、私はある決意をした。

絶対に暗闇でも1人で寝させる。

私の親がそもそも真っ暗闇ではなく、豆球で寝ていたので、子供の頃の私は当然そのようにしていた。

しかも小さい頃は母と妹と一緒に寝ていたし、その後、引っ越してからは妹と同室で、2人で物語を作りながら寝ていたので、1人っきりで暗闇で寝る機会が無かった。

 

夫と結婚してから長年暮らしたアパートは狭くて、寝室にはテレビがあった。

これは夫がテレビを観ながら寝るのが夢だったとかいう理由からだったが、義両親が健在だった頃は呆れられたものだった。

義両親宅に泊まった際は、家の都合上、夫とは別室で寝ていたが、私は1人で暗くして寝るのが苦手で豆球を点けていたら、よく義両親から咎められた。

そんなのもあって、子供には絶対に暗闇でも1人で寝れるようにしたかった。

 

子供等が生まれても、諸事情あり、なかなか大きな家に引っ越せなかった。

そのせいで、特に倅には窮屈な想いをさせてしまった。

娘は4歳まで自分で寝る部屋を持っていて、その頃には既に暗くして1人で寝れるようになっていた。

逆に倅は個室がなかったのもあり、どうしても暗闇で1人で寝るのが苦手で、今でも怖がって部屋を明るくし、ラジオをつけて寝ている。

それを私達がこっそりと消していくのだが、眠りが浅い倅(これも私の遺伝だと思う。嫌な所ばかりが似るよなorz)は必ず何処かで起きてしまい、また明るくして寝てしまうのだ。

 

その内に合宿や学校で旅行したりするのだから、どんな状況でも寝れるようになってほしい。

自分を棚に上げて言ってはいけないが、やっぱり苦手な事が少ない方が楽に生きれるように思う。