ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

蛙の子は蛙、ではあるものの。

娘は意外に引っ込み思案というか筆不精というか、出不精でもあるのだけれど、とにかくフットワークが重い。

休みとなると、ここぞとばかりに引き篭もる。

日々の疲れもあって、ひたすら部屋で過ごす。

友達からのお誘いも断る。

なので日曜日や放課後に、複数の友達と連れ立って、あちこち出かけるような事はしない。

その代わり、誕生日会やお泊まり会、習い事の合宿には、たとえ知り合いが1人もいなくても、必ず行っている。

娘の中で、何かのこだわりがあるのだろうなあと思いながら見ている。

 

倅は1人で散歩に出かけたり、ウインドウショッピングを楽しんでいるが、娘は目的がないと買い物や散歩はしないようだ。

 

ある日、自分が撮った写真を友達と共有したらどう?と提案してみた。

自分だって、旅行先からの絵葉書やチャットで送られてくる写真に大喜びしているのだから、貴女も同じようにやってみたら良いじゃない。きっと喜んでくれるよと言ってみたのだ。

それで娘も送ったものの、あちらから反応が来ても、そのまま困って固まってしまっていた。

1人は同じ歳の女子だが、私も彼女の母親と親しい。

その母親曰く、どうやらお友達も娘と似たような性格らしく、引っ込み思案との事。

もう1人は先輩女子で、こちらはチャットでもレスポンスが早く、しかも社交的のようだ。

娘の話から優しい性格で、誰とでも気さくに付き合える人との事。

 

2人とも遠方に住んでいるのだから、直接会って遊ぶ事はなくても、こうやってネットのツールを使って交流するのもコミュニケートの一環にはならないか、、と思ってはいるものの、なかなか難しそう。

 

私だって非社交的の盛り下げ上手であっても、少ないながらも時々お茶したりメールで交流する友達はいるし、出かけたら逆に疲れるし、寧ろ1人の方が気楽なんだから、娘に対しても、本人が困っていないのなら、それはそれでも良いかと思って見守っている。

 

娘が欲しがっていたアニメーションを制作できるアプリをダウンロードしてあげた。それで益々引き篭もってしまいがちではあるが、もし上手く作れたなら、同じ興味を持つ人や見せたい人と共有すれば良いのだろう。

きっと驚いてくれるんじゃないかな。

 

 

 

◆◆◆おまけ◆◆◆

 

庭のさくらんぼの木や北側日影花壇から芽吹いてきた。

残念ながらヒューケラとホスタは生存できなかったが、アナベルは元気に芽を出してくれたし、去年植えたヒヤシンスもまた咲いてくれた。