ドイツでは筆記試験はいつも万年筆やペンで書く。
鉛筆は使ってはいけない。
それで子供達は小学校2年生で万年筆を持たされ、習字を習うのだ。
子供が持つ万年筆なのでピンキリだが、倅なんかはしょっちゅう壊すので、高い物は絶対に買えない。
今迄に一体何本の万年筆が犠牲になった事か(遠い目)
現在の娘は筆記試験はペンで書き、小2に贈った万年筆は部屋の何処かに転がっていて、たまに見付けたら使うらしい(~_~;)
とはいえ、ギムナジウムに入学して暫くすると、小学校時代のような厳格さは遠のき、割と自由になる。
それは当然、ノートに書きとる物にも及び、娘のように鉛筆で書く者もいれば、ペンや万年筆で書く者、また学校の許可が下りれば、パソコンやタブレット使用も可能だ。
倅は現在小5だが、この頃はまだノートには万年筆で書いている。
一度、授業中にノートに鉛筆で書いていたら、数学の先生に注意された。
万年筆で書くと、手がインクで汚れ、その状態でノートを触って汚すから、あんまり好かんのだよ。
テスト時は万年筆で書いていて、間違いがあると線で訂正して、その横に正しい答えを書く。
その為、ただでさえ汚い答案用紙が益々汚くなっていき、これでは先生も読むのに苦労するのではないかと危惧してしまうのだ。
さて、娘の学年(10年生 高1)では、年度途中で先生が数人代わった。
その新しい先生から娘は、ノートに書き写す時は鉛筆ではなく、ペンにしろと指摘された。
娘くらいの歳になると、そうやって指摘されても、あとは自己判断に任せるのか、テスト以外では、何でノートに書こうともそれ以外の言及は殆どない。
しかし今回、生まれて初めて、新しい先生から字が汚いから読めんと言われず、字は読めるが鉛筆で書くのは止めれと言われた事に娘は衝撃を受けていた( ̄O ̄;)
「こ、この私の字が読める・・・だと!?」
今迄、字が汚な過ぎて読めんとばかり言われ続けていたので、逆を言われると戸惑うんだってばっ(;゜0゜)
まぁ、授業中くらいは鉛筆でも良いとは思うけどな。
娘も臨機応変に対応できたら良いのだけどね。どうなる事やら。