ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

水曜日の話。

今週はカーニバル休暇で、学校はお休みのここバイエルン州。

大人にとっては平日であるが、バレンタインデーであった水曜日は夫も特別に休みを取り、新たに車を購入した。

というのも、先週金曜日に帰宅中に車が壊れてしまったからだ。

夫の会社は中小企業で我が街から約70km先の田舎にある。

車はその田舎道の何処かで故障してしまい、ADAC(ドイツ自動車連盟)にすぐに連絡。そして牽引してもらい、近くの村に置いているという。金曜日には車の中身を回収する。現在はレンタカーに乗っているのもあり、できるだけ早目に車を購入する必要があった。

人間の年齢で言えば80歳のご老体に鞭打って、頑張って走ってくれた夫の愛車だ。

いつ壊れてもおかしくないのを、メンテナンスをしながら丁寧に乗っていた。

 

いつもトヨタ車を購入するのだが、今回もトヨタ一択でお世話になっている車屋に家族で出かけた。

前に乗っていた車がファミリーカーで、これが家族全員のお気に入りだったのもあり、できれば同じ物をまた買いたかったが、残念ながら行きつけの車屋にはなかった。

それで結局、座り心地等を試しながら、ハイブリッド車になった。

来週には乗れるようになりそうだ。

 

ちょっと残念だったのは、ADACで牽引してもらった際に、車のナンバープレートをどうするかと聞かれ、夫はついうっかり「所持したい」旨を伝えなかったようで。

という事は、今回から新しいナンバーになるだろうから、それが残念ではある。

今迄、ずっと同じナンバープレートを使っていて思い入れがあるものだったので、できればまた同じであって欲しいのだけれどね。まあ、仕方がない。

 

夜には、ギムナジウムの倅クラスの副担任であり、娘クラスではフランス語の先生との電話での会談が持たれた。

クリスマス休暇前まで、病気で休んでいたので二者面談もできなかった。その埋め合わせとして、希望者のみ、電話での対談を持ちますよとクラスの全保護者宛に連絡が来たのだ。

先生からの提案といえど、休暇中にわざわざ約束を取り付ける親なんて滅多にいないのか、私達の為に、先生は充分な時間を取ってくれた。

 

先々週の金曜日に遭った苛めについての話が出て、その一度のみではあるものの、用心した方が良さそうな事を言われた。(スクールカウンセラーにも同じ事を言われたので、もしかしたら、この先生がスクールカウンセラーに話したのかも)

スクールカウンセラーには3月に再度赴くようになり、そこでもまた話をするつもりだ。ただいつも思うけれど、被害者ばかりではなく、加害者の方にも目を向ける必要があるのではないか。

日本でも苛めが原因で、学校に行けれなくなった子供や悲惨な事件まで起こってしまうのをニュース等で見かけるが、かなりやるせない気持ちになる。

これについては思う事がかなりあるが、上手く文章にまとめられる自信がない。

 

幸いにして、環境が異なるので、小学校3〜4年の時に起きたものとは違う。倅もまたゆっくりではあるが成長してきているし。

因みに学業に関しては、数学をもうちょっと頑張ろうとは言われたが、副担任が受け持っている国語(ドイツ語)に関しては大丈夫そうだった。

特に前回行われた『文学作品の紹介』では高評価だと教えてもらえた。

実はこれは我が子2人の長所なんだよね。

毎回、特に人前で発言をしたり発表する事に関しては2人とも良い評価を得ている。あと物知りとも言われた。これは多分、夫の影響が大いにあるだろう。

 

一方娘の方は、フランス語との相性が悪いの一言なんでしょうね。と言われてしまったが、あと1年半はそのフランス語と付き合っていかなければならないので、どうにかして成績を良くする必要がある。

普通なら低学年の時点で家庭教師を雇うなりして成績の向上を図るが、10年生(高1)ぐらいになると、それも難しくなってくるだろうから、いっその事、休暇を利用してフランスに語学留学をさせる方が良いのではないかと提案された。

娘の場合は、問題点がどこなのかすらも分かってないようなので、習うより慣れろでいくしかないのではないかとの見解だった。

今夏には日本語能力試験の受験を考えていたけれど、日本語はドイツでは人気が高いようで、既に満杯で申請ができなくなってしまっていた。

それを好機と捉えて、本当にフランス語の語学留学を視野に入れて早目に行動に移した方が良いかもしれない。

今年は日本に帰国する予定はないが、新年早々、車購入、義母宅関係の遺品整理と住居引き払い、PC新規購入予定、そして語学留学と、大きなお金ばかりが飛んでいく(~_~;)