かつて小学校の倅クラスでずっと1番だった男子も、街中の別のギムナジウムに通っているらしい。そんな彼とは相性が良くなくて、余り話さなかったようだが、偶然バッタリと帰りのバス停で出くわした。
それでさり気なく聞いてみると、どうやらあちらも苦戦中との事。
まあ、なかなかアマじゃできないよね。
やっと進学できたと思ったら、小学校時代とは全く異なる世界に戸惑う子供も少なくない。
それに毎年のように落第留年、そして転校する人がいるので、かつての先輩が現在は同級生、同級生が今は下級生というのも珍しくない。4クラスあった娘の学年も今や3クラスのみとなっている。
現在6クラスある倅の学年は、果たしてどれだけの子供が順調に進級できるのだろうか。(明日は我が身と思い知るorz)
その昔、倅と友達が小学校入学を1年遅らせた事を話していたら、傍で聞いていた男子が2人を嘲笑した。まさに愚の骨頂と、嘲笑した男子の方をせせら笑ってやりたくなる。
ドイツでは子供の発達に応じて、1年遅らせたり飛び級したりできるのだから、そういったシステムを大いに活用すれば良い。
因みに我が子が通うギムナジウムでは、そんな事で嘲笑う輩はいない。
学習面では確かに苦戦している倅だが、ありがたい事に、現段階ではクラスメートとの交友関係は悪くないようだ。
そういえば、倅は秋休み前後に精神バランスが崩れやすくなり、(恐らくは、9月の年度初めでの緊張が緩んでくるからか)ちょっとした事でパニックになり手がつけられなくなる。それでその頃は、よく学校から電話がかかってきて、迎えに行くようになっていた。
なので、この時期はずっとヒヤヒヤしているが、気が付いたら、もう冬がすぐそこまで来ているではないか。
少しずつではあるが、倅も成長してきているのだろうか。
もうじき、倅の背が私と同じくらいになる。
体が大きくなるように、心も本人のペースで成長していってほしいものだ。
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