ドイツの我が街も一気に寒くなり、そろそろ冬支度となる。
物価や光熱費の高騰化に伴い、節約の為、未だに暖房を付けていない我が家だが、厚着や湯たんぽをしたりして、なんとか寒さを凌いでいる。てか、意外になんとかなってはいるが、もう本当に駄目になったら暖炉の出番となる。
今年は11月27日が第1アドヴェント(待降節)となる。
ドイツではこの時期にアドヴェンツクランツ(Adventskranz)が登場する。
常緑樹で作った輪っかに、蝋燭が4本立てられている。
クリスマスから遡って4つ前の日曜日から1本ずつ、火を灯す蝋燭を増やしていくのだ。
昔は蝋燭の色も決められていたそうだが、今はそうでもないようだ。
クリスマスの1ヶ月前から火を点けるから、最初に点火する蝋燭はどうしても早く消費してしまう。
なので、長さが違う蝋燭を4本用意して、1番長い蝋燭から使うようにする。
もしくは、補充する。そこで蝋燭の色を変えるのも良い。
週始めにスーパーマーケットに行ってみたら、アドヴェンツクランツが売り出されていた。
毎年アドヴェンツクランツを買っていたが、今年は自分で作ってみる事にした。
個人的に従来の輪っかになっているものではなく、縦長が好みなので(クランツ(輪、冠)では無くなってしまうがw)、土台になる物と玉と蝋燭を購入。この土台は、縦長の皿に蝋燭たてが4本くっ付いているので、わざわざ蝋燭たてを買う必要がないので便利。
本当はモミなんかが良いのだが、常緑樹なら何でも良さそうなので、葉は自宅の庭にあるアリゾナイトスギを使った。(適当だなあ、、、ま、いいや(^^;;)
輪っかになっていると葉を針金で固定したりと大変だが、台にバラバラにした小枝を入れるだけで良いので、大雑把な私でもそれらしく出来た。
リボンや星や色付けされた松ぼっくりなんかをアクセントに添えると、もっと華やかになるのだが、今回はこれで充分だ。
こんなに簡単にできるなら、もっと早くから作れば良かったな。
この時期はクリスマス用クッキーを作る人も多い。
私はシンプルな星型クッキーを焼いた。
気が付いたら、全部なくなっていた。
どうやら家族がつまんで行ったらしい。
また作ってやろう。