ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ドイツ式割り算の筆算。

8月9日、子供達と共に長崎への原爆投下で命を落とされた方々の冥福を祈った。

 

現在10歳の倅は今年9月から、現地校は小4になる。※※入学を1年遅らせた為です。

それで今は、小4の勉強を予習している。

ドイツの現地校では、夏休みの宿題がない。

従って私と夫は、協力して子供達にそれぞれ問題集を購入して、課題に取り組ませている。

 

ペラペラと問題集をめくってみると、どうやら小4から、割り算の筆算が入ってくるのが分かった。

倅には日本式の筆算のやり方を教えていない。

ドイツ式とは違う日本式の九九や筆算が原因で、日本語が分からなくなってしまったり、ドイツの計算がこんがらがってしまい、計算そのものが理解できなくなる子供もいると聞いたからだ。

あくまでも、現地校の学業を優先させているので、そうなると本末転倒だ。

それで、余り熱心に教えずにいた。

九九に関しては、時間をかけて教えたからか、今でもドイツ式よりスンナリ出てくる。

それが現地校の算数の授業の支障をきたす事はなかったようで、これに関しては、ほっとしている。

 

ドイツ式の割り算

 

 

➗が:となる。

数字の7は横に線が入る状態となる。

 

 

さて、これを解く場合、以下のようになる。

 

 

 

日本式と比べてみよう。

 

向かって右側が日本式だ。

当然、私は右側を習ったので、こちらの方が簡単だが、倅にとってみると、両方共、分かりにくいようだ。

娘には日本式も習わせたが、実はそれで日本の算数が嫌いになった。

現地校のやり方が彼女に合っていたらしく、彼女はそのままドイツ式で筆算をやっている。

答えが合ってさえいれば、どちらでやっても良いのではないか とも考えるが、筆算を書き込む欄があるので、極力、ドイツ式のやり方で覚えた方が良いのかもしれない。

 

初めて習う割り算の筆算(ドイツ式)というもあり、慣れるまでは反復練習が必要だ。