2回目の補習校が終わった。
子供達はもう嫌がって、なかなか覗かせてはくれないので詳しくは分からないが、娘に
「どう?」
と聞くと、
「いいよ」
と短く答えが返ってきた。
心配なのは倅の方で、こっそり覗くと、相変わらずテンションが高く、全く臆せずに間違いであろうと吃っていても、どんどん発言する。この辺はかなり凄いと思う。
予習をしているので、本読みも発言もバッチリ?だった。
特に「」の台詞を読む箇所では、感情を込めて読むくらい絶好調であった。
読み終えた後、達成感からか
「やったー!」
と呟いていて、先生もクスクス笑っていた。覗いていた私もつられて笑ってしまった。
しかし、何度も練習したスピーチは残念ながら今一つだった。なかなか難しいものだな。。
昨日はあれから2人で、今後の事を話し合った。
それで、現在は家庭で教えている日本の算数を、諦める方向に持っていくように決めた。
倅は泣いて嫌がったが、どうしようもない。
調子の良い時と悪い時の差が激しすぎるのだ。
それは現地校の不得意科目であっても同様で、そこをまずカバーしないと、とてもじゃない、負担が増えるだけだ。
親である私を喜ばせる為にするのなら、やらなくても良い。
倅自身がこれは必要だ、やりたいんだと思って取り組むのなら、幾らでも協力はするが、そうでない場合は、お互いの為にならないと思う。
補習校では、小学部までは算数も授業でやってくれる。
しかしオンライン授業となっている今は、国語が最重要科目なので、その合間に社会や算数が僅かに入るくらいになる。
中学部になると、もう数学の授業はなくなり、代わりに地理、歴史が入ってくるので、それまでは足掻こうかなと思っていたが、倅がキャパオーバーになってしまって苦しくなるよりは最優先事項の国語のみをやっていけば良いかなと。
娘は、日本式の掛け算の筆算はさっぱり分からなかったらしい。しかしドイツ式はスンナリ頭に入ったそうなので、倅も日本式よりもドイツ式の方が躓きが減るかもしれない。
補習校に関しては、細く長く続けていくのを目的としているので、子供の様子を見ながらやっていくしかない。
ドイツに住んでいる子供達にとっては、日本語は母親や日本の親戚と交流する為のものではあるが、生活で必ずしも必要な言語ではない。それを忘れてしまっては、本末転倒になるように思う。ここでもバランスが大事になってくるなあ。。