ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

土曜日の日常。

土曜日の恒例のミュンヘン日本語補習校に行ってきた。

小6までの子供達は体育館で運動行事、中1から高2までの子供達は体験学習の為、1泊2日で合宿をしている。

 

これもまた、2年ぶりとなる。

コロナで、オンライン授業を余儀なくされていた2年間、この日常が再びやって来るとは、本当にありがたい。

 

運動行事は、紅白対抗合戦となり、倅達の白組は残念ながら負けてしまったが、皆で頑張ったのに負けて悔しいという感情が、クラスの子供達と共有できたのは良かったと思う。

勝っても負けても、感慨深い思い出となるし、良い経験となる筈だ。

できれば、来年度は勝てたら良いね。

こういう機会を与えてくれた運営委員会と行事部の方々には、本当に感謝している。

 

娘達の方は、10時過ぎに無事に出発したらしい。夫が娘を集合場所の駅まで送って行ってくれた。

他学年との交流もあるから、こちらもまた楽しい時間を過ごしていたら良いなと思っている。

 

 

 

さて私も一仕事を終えて、ベトナム食堂で昼ご飯を食べた。

 

いつも同じ物を食べてしまうな自分(^◇^;)

でも美味しいから仕方ない。

 

ミュンヘンは雨が降ると予報があったが、私達が歩いて移動する際は、幸にして曇っていたので、過ごしやすい気候だった。蒸し暑いといっても大した事はない。

つくづく、自分は晴れ女だなと思う。(一応、傘の用意はしていたのだが)

 

学校の中庭で倅の授業が終わるのを待った。

この花、うちの近所でもよく見かける。

PictuerThisによると、ハチスというらしい。

 

帰りは、倅と2人で9ユーロチケットで電車に乗って帰ってきた。

どうやら特別列車が出ていて、それに乗れた。

 

私達が話していると、若いドイツ人のお兄ちゃんが日本語で話しかけてきた。

嬉しかったので、同席させてもらい、電車に乗っている間中、沢山日本語で話した。

9年間、独学で日本語を勉強しているそうだ。

合唱団に入っていて、そこで日本の歌も歌っているらしい。それで、時々日本にもコンサートで行くそうだ。

「四国と九州にはまだ行った事がないけど、あとは行きました」

と教えてくれた。

 

ひょっとしたら、皆様の土地にも、彼とその仲間達が合唱コンサートで行っているかもしれませんね。

 

日本の歌は『故郷』と『夏は来ぬ』を歌ったと言っていた。

他にもアニメソングなんかも歌うのだそうだ。

今日は友達の誕生日会に招待されているから、荷物を持って馳せ参じているとの事。

きっと今頃は楽しい時間を過ごしているだろう。

 

普段は都市伝説のバックルームかマイクラの話しかしない倅が、今回はずっと彼と私の日本語の会話に耳を傾けて聞いていた。

良い傾向じゃないか。

こうやって、全く口を挟まずに、時々相槌を上手に打つ倅は、少しずつ成長してきているのかなと嬉しく思う。

非常に興味深いのは、例えば、補習校の保護者や先生と私が話していると、倅は煩いくらい話に入ってこようとするのに、普段と少し状況が違うと、聞き役に徹したりして、ちゃんと空気を読んでいるのが分かる。

 

ようやく自分達の最寄駅に到着した。

とっても疲れたし喉が渇いてしまったから、タピオカミルクテイーでも飲もう。

 

疲れが吹き飛んだ。

 

明日はまた暑くなるらしい。

娘を迎えに、またミュンヘンに行く予定だ。