イースター休暇に入る直前、買い物に出かけると、スーパーマーケットでマスクをしている人が少なくて驚いた。
そうか、もうマスク規制がなくなったのか!とそこで初めて知った。
全く、自分の情報収集能力が遅いのには呆れてしまう。
子供達の学校でもマスク規制がなくなり、それにより、マスクをする人もいれば、しない人もいるようになったらしい。
ドイツって、マスクが嫌いな人が多いから、しなくても良いとなった途端に着用しなくなる人ばかりだと思っていたが、案外そうでもないらしい。
各自の判断に委ねるようなスタンスを取っているようだ。
まあ、これもイースター休暇後にどう変わるか分からないので、結局束の間のマスクから解放の日々かもしれないが。
さて、娘達が市外の博物館へ8年生全体で遠足をした時の事だ。
子供達が野外でマスクをしていない事に腹を立てた見ず知らずの爺様が、
「マスクをしろ!」
と絡んできた。始めは娘達も知らないふりをしていたが、その内、
「お前達はアルファベットが分からないのか?」
と更にしつこくなじってきたそうで、生徒の1人が抑え気味に
「知ってますよ。貴方はアルファベットを分かりますか?」
と言い返したら、逆キレされてしまった。
腕を掴まれて、先生の元に引っ張っていかれ、今度は先生に文句を言い始めた。
逆キレした爺様から聞く前に、一部始終を見ていた生徒から事の発端を知らされていた先生は、割と冷静に対応をしていたが、その内に警察を呼ぶとか言い出したので、
「こちらこそ、警察を呼びますよ」
と言うと、爺様はやっと生徒を解放して去っていった。
爺様は虫の居所が悪かったのだろうか。。。
娘達は、マスク義務がある所ではキチンと着用していたし、距離も取っていた。それに騒いでもなかった。そこはホットスポットではないので、マスク着用義務はない。
子供達は遠足前に学校でコロナテストを受けて、全員陰性だったから遠足に行けたのだ。
子供達が社会のルールを破り、周囲に迷惑をかけているのなら、注意を促してくれるのはありがたいが、こういうのはどうかと思う。