ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

今週のお題「忘れたいこと」

今週のお題「忘れたいこと」

 

忘れたいこと、、、山ほどあります。

しかし、それを消化できる術もなく、ふと思い出しては、1人で悶々としております。

 

なんであんな事を言ってしまったんだろう

なんであんな風に書いてしまったんだろう

なんであんな態度を取ってしまったんだろう

 

から始まって、もう延々、穴があったら入りたいを通り越して、その記憶だけ切り取って、闇に葬り去りたいとすら思うくらい。

 

人に言わせると、どうでも良い事柄が殆どなんでしょうけれど、思った以上に自意識過剰なのか、それとも自己肯定感が低すぎるのか、とにかくひたすらガッカリくる自分がいます。

 

しかし中には、忘れない方が良いこともあるようです。

先日、実母とフェイスタイムで話していた時のこと。

珍しく母に褒められました。

両親は昔、小さな食堂を経営していたのですが、私が高校3年生の時に、父は癌で他界しました。

その頃、893な人が店の客として来ていて、その人はどうにかして父の残した財産をぶん取ってやろうと企んでいたらしく、何かにつけてイチャモンをつけたり、店を手伝っていた私にも何か奢ってやろうかと言ってきたのだそうです。

「でもあんたが、毅然とした態度で『結構です』と突っぱねたんよ。そのあーさんは失礼な餓鬼だとあんたを怒ったんだけど、でも逆にきっぱりと自分の意見を言えるなんて偉いと私は思ったんじゃ」

ええ、、、!?それ本当に私なの?

妹と間違えてるんじゃなかろうか??

いずれにせよ、何事もなくて良かったわ、、、(⌒-⌒; )

 

母に「覚えてない」と話すと、呆れられてしまったけれど。

 

忘れたいこと

忘れられないこと

忘れてはならないこと

すっかり忘れてしまっていること

 

それら全てひっくるめて、現在の私がいるのでしょう。

そうやって人間は生きていくのかな。