ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ソウルメイト。

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娘の友達にトルコ人のE子ちゃんがいる。

彼女とは、小学校の入学式からの友人で、偶然隣に座ったのが縁で、今でも仲良しだ。

名前も少々変わっていて、お互いにドイツでは馴染みのない名前で呼ばれている。呼びやすいセカンドネームもあるにはあるが、ファーストネームで呼ばれるのが当たり前のドイツであっては、全く意味を成さない。

それでギムナジウムの授業中は、2人とも、呼びにくいファーストネームで呼ばれている。

 

ある時、授業中に先生が、昼ご飯を買う為の行きつけの食べ物屋があるかどうか生徒達に尋ねた。

1番の人気は大手のパン屋で、アジア食堂やピザ屋と続いた。

娘は近所にある肉屋とパン屋が一緒になっている食堂を言ったらしい。その後、自分のお母さん(私)はドナル屋も好きだと発言したそうで、E子ちゃんは大喜びだったそうだ。

 

一口にドナル屋と言っても色々あって、個人的にはうちから1番近い店が安いし1番美味しいと思う。娘の好きな食堂と交互に、時々、昼ご飯を調達しに行く場所だ。

倅はそこのLahmacun(トルコ版ピザ)が好きで、それもあって時々注文する。

なので、この2つの場所は、私達の馴染みであると言っても過言ではない。

 

さて、そんなE子ちゃんと娘は、やけに気が合うようで、2人でよく

「私達はソウルメイト♪」

と歌っているらしい。

また、娘曰く、E子ちゃんは私と同じ反応をするらしい。ならば、私もE子ちゃんとソウルメイトになるのだろうかw

 

とはいえ、全く同じ人間ではないので、当然違う箇所もある。

例えば、E子ちゃんは早くからスマホを所持しており(小4くらいから)、ワッツアップなんかもマメにチェックをする。

娘は今でもスマホを持っておらず、引っ越しを機に学校から少し遠くなるから、買ってあげようかと提案しても、「必要ない」と言う。普通の、電話だけができる携帯で充分だとも言っていた。

親としては、その方がありがたいが、このご時世である。通学時に何かあったらと考えると、やはり持たせるべきか悩む。

 

9月からギムナジウム8年生になり、早々に試験があるので、また少し状況も変わってくるだろう。

それでも娘やE子ちゃんを含め、同級生が1人も落第や留年せずに笑って新年度を迎えてもらいたいものだ。