昨日から私の住んでいる州は秋休みだ。
先週から部分的ロックダウンとなり、習い事もスポーツ系施設も動物園も閉鎖されている。
せっかくの秋休みなのに何処にも行けなくて、子供達には可哀想だなあと親としては思うのだが、我が子は家でノンビリするのが好きなようで、全然苦にならないらしい。
普通なら遠方に住んでいる義母に会いに行くのだが、それも出来ない。
昨夜、娘がギムナジウムでの遊び方?を教えてくれた。
娘のギムナジウムは緩やかな丘を下った場所にあり、ある時ふとゴロゴロと滑って降りてみたら、楽しかったらしい。
「芝生がまだ濡れていたから、服やズボンが濡れてしまったけど、面白かったよ」
そうかそうか、それだけ滑れるなら、冬はそこで雪滑りができそうだね。
君が楽しいんなら、それで良いよ。
友達は呆れながらも、ちゃんと娘を待っていてくれたらしい。
娘は元来怖がりで、羽目を外す事は外では殆どしない。1人で丘をゴロゴロ滑って遊んだという事は、娘にとって、そこは気を許せる場所だという事になる。
寛容に受け止めてくれる友達が沢山いる事が、私は嬉しい。