ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

日常あれこれ。

現在、11歳の倅は9月から始まったギムナジウムでの新生活を謳歌しつつも、早くも厳しい現実を目の当たりにしている。

先日は英語の抜き打ちテストの結果が返ってきたが、予想以上に芳しくなかった。

倅のみならず、他の生徒達にとっても大変そうだ。

賢そうに見える眼鏡女子は、友達に

「今回は1だと思う」⚠️ドイツでは1が最高、6が最低の成績。

と自信満々に言った後に返ってきた成績が5だったという悲報もあり、なかなか手強いなあと痛感する。

授業に積極的に参加する子供が多いようで、倅もどうやらその内の1人となる。

こういった授業態度も評価に繋がりやすいので、頑張ってもらいたいものだ。

 

さて現在10年生(高1)の娘は、倅と同じ学校に通っているが、先日、学校の玄関フロアに置いてある机でクラスメート達と4人で勉強をしていた。

そこは自習スペースとしても活用できるのだが、下級生達もいて、かなり騒がしかった。

その時、休み時間を知らせるチャイムが鳴り、先生がやって来て、生徒達を校庭に追い出しにかかった。ドイツでは長い休み時間には、生徒は校庭に出る習慣があるようで、たまに散歩で学校の近くを通りかかると、寒空の中、上着を着た大勢の生徒達が校庭にいるのを見る。

今回も先生は下級生達を追い出したが、勉強をしている娘達を見ると、そこは素通りして行ってしまった。

「絶対に外に出されると思っていたから、びっくりした」

と娘は、その時の事を振り返る。お陰で静かに勉強できたようだ。

「先生も、配慮をしてくれたのかもね」

 

あと1週間もすれば秋休みだ。

休みには、少しはのんびりしたいものだ。