ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

娘の音楽の先生。

子供達が歌い親しんでいる童謡や大衆音楽には、結構エグいものが存在する。

当然、童話なんかもそうだが、教訓めいているものもあるのだろうが、童謡の場合は、楽しげな曲に反した歌詞だったりするので、侮れない。

 

娘がギムナジウム5年生の頃に教えてもらった音楽の先生は、古臭い大衆音楽を紹介するのが大好きなようで、それこそ、本当に色々な歌を教えてくれた。

 

その中の1つが『auf die schwäbische Eisenbahn』だ。

 

シュバーベン地方を走る機関車に乗った人達の様子を面白おかしく歌っているのだが、途中、山羊を機関車に繋いでいたのを忘れていて、そのまま発車してしまい、山羊がえらい事になってしまい、後半はその責任転嫁をしあう内容だったりするのだが、いやはや、絵の描写が結構エグい。【閲覧注意】

 

コメントを見ると、

「そうこなくっちゃ!」

「これぞ大衆音楽!!」

というようなポジテイブなものが多い。

娘なんか

「何故、低評価があるのかが理解できない」

と言っているから、あんたも同類だよと突っ込んでやった。

 

 


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この先生の授業はとても楽しかったそうだが、娘曰く、テストの点数は辛口だったらしい。

5年生の時、娘は2と5を取って、平均点が3だった。

隣に座っていた男子F君は1と6を取って、平均点が3だったらしい。

そのまた隣に座っていたG君は3と4を取って、平均点が、これまた3だった。

平均点3トリオだと娘はあっけらかんとして言っていた。

 

昨年度から教えてもらっているリアルスネイプ先生は、クラシックを専門に授業をしているようだが、本人はジャズがお好きなのだそうだ。

この先生は授業でも容赦なく厳しく偏屈で生徒からも評判がすこぶる悪いが、テストでは反対のようで、それ程悪い点数をつけないようだ。

 

先生も色々いるんだなあと思う次第である。