ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

招き猫から脱線した話。

今日は子供達のセルフコロナテストをしない日だ。

つまり、コロナだったら8時過ぎに帰ってくるかもしれないという心配がないので、朝早くから少々遠い場所にある大型スーパーに行ってきた。

最近運動不足だったので丁度良い運動になった。

 

そのスーパーにはLOTTOの店も入っていて、そこにこんな物が!

 

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少し前までアジア店くらいしか見かけなかったのに。

どうやら知名度が上がっているらしい。

 

もう20年くらい前からアジアンブームだし、普通のスーパーにだってカップヌードルや醤油や海苔が置かれるようになってきたのだから、招き猫だって、そりゃ進出するわな。

しかも、しっかり日本語で『招き猫』って書いてある。

 

今でもたまに見かけるけど、昔はもっと日本も中国も韓国もごちゃごちゃな認識を持たれていた。

パッケージの上に書かれている文字が、なんとなくアジアの何処かの文字っぽい形を成していて、それで「これ一応アジア物だからっ」と主張しているようにも見えた。

そういえば、エホバの方々がたまにうちのインターフォンを鳴らすのだが、私の顔を見ると、おもむろに彼等が「これだろ」と思う言語に翻訳されたパンフレットを差し出してくれるのだが、大抵はヒンドウー語のような文字の羅列で読めない。

 

大昔、まだこちらで学生をしていた頃、大学に向かう市電の中、たまたま近くに座ったおばちゃんが

「あんた、何人?中国人?」

と話しかけてきて、日本人だと言うと

「ああ、そうなの。私達ヨーロッパ人から見たら、アジア人は同じに見えるから分からなかった」

と笑うので、私も笑顔で

「全然構いませんよ。それは私達も同じです。貴女がドイツ人なのかイギリス人なのかフランス人なのか見分けがつかないのと同じですから」

と話したら、一瞬、気まずそうな顔をしていた。

それから彼女は以前中国に行った事があって、それで私に話しかけたのだと教えてくれた。私も独身時代に中国に旅行した事があったので、それから大いに話が盛り上がった。

 

日本の知名度も、昔以上にクールジャパンや日本食文化と共に良い意味で上がっていっているのだろう。今では若い世代でも親日家多く、そして日本と他のアジア諸国をごちゃ混ぜにする人も少なくなってきているように思える。

 

我が家の招き猫達↓

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 太陽光で手が動きます。

ミュンヘンの日本ショップで買いました。(白が娘用、黒が倅用です)